
正受庵
茅葺き屋根に昔ながらの風情が漂う禅庵。正受老人と呼ばれた道鏡慧端禅師が終生を坐禅三昧で送られ、簡素ながらも自然と調和した美しい景観の庵でもある。
- 「飯山駅」から徒歩13分/「北飯山駅」から徒歩18分
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茅葺き屋根に昔ながらの風情が漂う禅庵。正受老人と呼ばれた道鏡慧端禅師が終生を坐禅三昧で送られ、簡素ながらも自然と調和した美しい景観の庵でもある。
文豪・島崎藤村が度々訪れた寺。小諸で生活していた時代に著した代表作『破戒』に出てくる蓮華寺のモデルであり、境内には第一章を刻んだ文学碑がある。真宗寺をはじめとした寺巡りは、遊歩道も整備されているので、時間をかけてゆっくり寺を巡れるのもうれしい。
健命寺は曹洞宗の古刹だが、野沢菜発祥の寺として有名。江戸時代に8代住職の晃天園瑞[こうてんえんずい]が京都遊学の際にカブの種を持ち帰り、それをまいたところ、標高地600mの高冷地であるがゆえに茎と葉がよく伸びて、独特の蕪菜[かぶな]に成長した。これが野沢菜の始まりといわれている。境内の一角には野沢菜発祥の地の記念碑が立っている。また、境内隣りの畑では、野沢菜が栽培されており、4月下旬~5月上旬には、黄色い菜の花が一面に花を咲かせる。
戸隠神社にあり、祭神は中社の祭神の御子、天表春命[あめのうわはるのみこと]。技芸、安産、厄除けなどに御利益があるという。200段余りの石段を登ると、荘厳な社殿が姿を現す。建立は康平元年(1058)とされ、拝殿の柱や棟木に施された龍などの彫刻は必見。
石仏で知られる霊諍山を背に、禅宗の古刹大雲寺の一帯に桜が咲く。古城を思わせる佇まいに咲く桜は一見の価値あり。また、「長野の自然100選」にも選ばれている。
独鈷[とっこ]山の麓、標高600m。空海によって開山されたと伝わるこの地方で最も古い寺。独鈷山への信仰から創建されたと伝えられる。薬師堂は国指定重要文化財で中部日本最古。薬師如来、十二神将1体も共に国指定重要文化財。
本尊は千手観音菩薩。本坊は常楽寺。厄除観音として広く信者を集めている。一般に寺社は東か南(極楽浄土の方向)に向かって立つものだが、ここは観音堂も観音像も、文字通り北の方角を向いている。北斗七星が人々の依りどころになるように北向きに建っているのだ。来世の利益を願う善光寺と現世利益を求める北向観音の両方に参ることで、現世と来世の幸福が約束されるという信仰があり、片方だけにお参りすることを「片参り」という。多くの著名人が訪れ、北原白秋の歌碑、新派の俳優花柳章太郎の供養碑などが残る。
北向観音の本坊となっている天台宗の古刹。別所三楽寺の一つで、天長年間(824~834)円仁慈覚大師によって開かれた。本堂裏には石造多宝塔(重要文化財)がある。葺吹きの屋根の本堂、樹齢350年の「御舟の松」に心打たれる。併設の美術館に展示されている徳川家康の日課念仏や聖観音像、古瓦のコレクションなども必見。
下諏訪宿の近く、旧中山道と甲州街道の分岐点にあり、交通の便のよさから長野県内外を問わず参拝者が多い。幣拝殿・左右片拝殿・神楽殿は重要文化財に指定。本殿はなく、宝殿の奥にある一位[イチイ]の木が御神木。御祭神は上社同様、建御名方神[たけみなかたのかみ]とその妃神の八坂刀売神[やさかとめのかみ]。青銅製の大きな狛犬が境内に立ち、大きなしめ縄の神楽殿は圧巻である。
本堂大間21畳の天井いっぱいに描かれた極彩色の『八方睨み鳳凰図』は、葛飾北斎晩年の大作。孔雀石、鶏冠石など高価な鉱石をふんだんに使った絵の具で描かれた鳳凰図は、170余年の年月がたったとは思えないほど鮮やか。本堂裏庭には蛙合戦の池があり、桜の咲くころヒキガエルが産卵に集まる。文化13年(1816)、この寺を訪れた小林一茶もこの蛙合戦を見て、「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の句を詠んだといわれている。また裏山には、福島正則の霊廟も奉られている。
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