象山記念館
松代藩士・佐久間象山は幼いときより学問に秀で、江戸への遊学を認められ佐藤一斎に師事。後に江戸で私塾を開き、多くの優秀な門弟を育てた。天保13年(1842)、8代藩主・真田幸貫が幕府の海防掛に任命されたのを機に西洋事情の研究を行い、開国論を主張。元治元年(1864)、幕府の命で京都に上り、その年の7月攘夷派の手により暗殺された。記念館には、彼の遺墨・遺品を中心に幅広い象山の業績を展示している。
ジャンル/こだわり条件等を指定して検索できます。
松代藩士・佐久間象山は幼いときより学問に秀で、江戸への遊学を認められ佐藤一斎に師事。後に江戸で私塾を開き、多くの優秀な門弟を育てた。天保13年(1842)、8代藩主・真田幸貫が幕府の海防掛に任命されたのを機に西洋事情の研究を行い、開国論を主張。元治元年(1864)、幕府の命で京都に上り、その年の7月攘夷派の手により暗殺された。記念館には、彼の遺墨・遺品を中心に幅広い象山の業績を展示している。
直木賞作家・池波正太郎氏が著した『真田太平記』は、真田昌幸・信幸・幸村父子の戦国乱世での生き様を描いた長編大河小説として有名。『真田太平記』の取材ノートや池波氏の遺愛品などが常設展示されており、切り絵で再現した上田攻めなどの映像が楽しめるシアター、挿絵ギャラリーも併設。真田ファン必見。
懐古園内にある。明治32年(1899)に恩師・木村熊二[きむらくまじ]に小諸義塾の教師として招かれ、以来小諸で7年間を過ごした島崎藤村。小諸滞在中に『水彩画家』『雲』『落梅集[らくばいしゅう]』『藁草履[わらぞうり]』など数々の作品を発表した。館内では藤村の小諸時代を中心とした著作や原稿、書簡などが展示され、英訳の『千曲川旅情のうた』など珍しい資料も見られる。建物は、建築家・谷口吉郎[たにぐちよしろう]の設計。所要30分。
永禄4年(1561)川中島合戦で戦死した武田信玄の弟、典厩信繁[てんきゅうのぶしげ]と両軍の戦死者を弔った寺院。境内には典厩の墓や日本一大きな閻魔[えんま]大王など、戦死した武者たちの功績を偲ぶ史跡が多い。川中島合戦記念館の展示物も、合戦で使用された典厩の兜・太刀・鉄扇・戦況地図など貴重。庭園の枝垂桜は大木が多く閑雅清浄で、春に訪れてみたくなる。なお、真田信繁(幸村)の供養塔も典厩の墓の左側に祀られている。
旧松本高等学校跡を利用した公園。大正8年(1919)に植えられたヒマラヤ杉の並木と池を中心とした日本庭園が魅力。大正時代の木造洋風建築の校舎は「あがたの森文化会館」として保存・活用されている。駅前から東に延びるあがたの森通りを進むと、ヒマラヤ杉に包まれた淡いブルーの校舎が立つ公園に突き当たる。
明治19年(1886)から昭和25年(1950)の制度廃止まで、全国に41校あった旧制高等学校に関する当時の資料や写真パネルを展示・解説している。制服や校章、松本高等学校の「思誠寮」再現コーナーや校舎を含む敷地模型など見どころも多い。隣接する松本高等学校の本館は大正9年(1920)建築の国指定重要文化財で、無料で見学が可能。復元した校長室・普通教室があり、当時の情景を感じられる。講堂も国指定重要文化財。所要1時間。
明治から昭和期に活躍した俳人・高濱虚子の市立記念館。昭和19年(1944)から3年余にわたる小諸疎開時の業績を、作品や資料を通して紹介する。隣接している旧宅虚子庵も併せて見学したい。
長野県最北部の飯山市内に位置し、豊富な積雪量を誇る地域に1月下旬から2月下旬までの約1カ月間、雪で造った15基から20基のかまくらが登場し、家族や友達、恋人などとともに利用することができる。夜には中に明かりが灯され、幻想的な雰囲気になるのも魅力。かまくらの中で白菜等の地元産野菜をふんだんに入れた信州味噌仕立ての名物鍋「のろし鍋」が楽しめるレストランも登場。かまくらの利用とレストランは要予約だが、かまくらの見学だけなら無料で楽しむことができる。
少女時代に文学に目覚め、島木赤彦とのめぐり会いによって短歌の新境地を開き、「明日香」を創刊するとともに、女性歌人たちの礎を築いた今井邦子。妻に、母に、歌人に、そして何よりも一人の女として生き、理性と情熱の両極を激しく揺れ動くなかで、人を惹きつける魅力と清澄さを持ち続けた今井邦子。時代を超えてなお新しい生き方に触れほしい。文学館の建物は、今井邦子の実家があった場所にあり、江戸時代には茶屋「松屋」を営んでいたことから、宿場の町屋の様子をできる限り再現した。
明治38年(1905)、鳥取県の名峰大山の麓に生まれた田淵行男は、上京後に師範学校を卒業し教員などを務めた。昭和20年(1945)、疎開を機に安曇野に居を構え、北アルプスをフィールドに山岳・自然写真や高山蝶など昆虫の生態研究に半生を捧げた。記念館には写真作品7万点あまりを収蔵し、年4回ほどの企画展で作品を入れ替えながら公開している。田淵が研究の過程で描いた蝶の細密画展示も好評だ。また地階では、田淵とゆかりのある作家などの企画展を随時開催。わさび田だった敷地には伏流水が湧き、四季折々の花も咲く。1館で作品と自然の両方を堪能できる。
運行情報はありません。
路線が登録されていません。
路線登録で登録した路線の運行情報が表示されます。
路線を登録すると、登録した路線の運行情報が右サイドで表示される機能です。
トップページ、電車関連ページで表示されます。
エリアを登録すると、登録したエリアの天気情報が表示されます。