
諏訪市立信州風樹文庫
岩波書店が戦後発行した書籍を所蔵する市立図書館。昭和22年(1947)旧中洲村の青年たちが上京し、岩波書店より201冊の本の寄贈を受けたことに始まり、現在約4万7千冊を所蔵。文庫内ではすべての本を自由に閲覧できる(一部貴重本を除く)。
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岩波書店が戦後発行した書籍を所蔵する市立図書館。昭和22年(1947)旧中洲村の青年たちが上京し、岩波書店より201冊の本の寄贈を受けたことに始まり、現在約4万7千冊を所蔵。文庫内ではすべての本を自由に閲覧できる(一部貴重本を除く)。
少女時代に文学に目覚め、島木赤彦とのめぐり会いによって短歌の新境地を開き、「明日香」を創刊するとともに、女性歌人たちの礎を築いた今井邦子。妻に、母に、歌人に、そして何よりも一人の女として生き、理性と情熱の両極を激しく揺れ動くなかで、人を惹きつける魅力と清澄さを持ち続けた今井邦子。時代を超えてなお新しい生き方に触れほしい。文学館の建物は、今井邦子の実家があった場所にあり、江戸時代には茶屋「松屋」を営んでいたことから、宿場の町屋の様子をできる限り再現した。
諏訪市で生まれ、大正~昭和に活躍したプロレタリア作家、平林たい子の記念館。館内には執筆をした居間が再現され、書簡などの遺品約100点や著書を展示している。代表作は『かういう女』や『砂漠の花』など。見学の際は1週間前までに、諏訪市生涯学習課まで要予約。
長野県最北部の飯山市内に位置し、豊富な積雪量を誇る地域に1月下旬から2月下旬までの約1カ月間、雪で造った15基から20基のかまくらが登場し、家族や友達、恋人などとともに利用することができる。夜には中に明かりが灯され、幻想的な雰囲気になるのも魅力。かまくらの中で白菜等の地元産野菜をふんだんに入れた信州味噌仕立ての名物鍋「のろし鍋」が楽しめるレストランも登場。かまくらの利用とレストランは要予約だが、かまくらの見学だけなら無料で楽しむことができる。
北信濃の豪農商であり、葛飾北斎を小布施に招いた人としても知られる文化人・高井鴻山の偉業をたたえる記念館。鴻山の書斎であったゆう然楼[ゆうぜんろう]を主体とした館内には、花鳥画をはじめ数多くの書画や、時代を風刺した妖怪画、遺品、関連資料などが展示されている。また、北斎、岸駒・岸岱、横山上龍、梁川星巌ら鴻山の師や佐久間象山ら知友の作品なども展示している。築250年の木造建築や庭園の山野草も見どころだ。
庶民的な俳句2万句を残した小林一茶(本名弥太郎)は宝暦13年(1763)信濃国柏原村の生まれ。宗匠として北信濃各地の門人をめぐって俳諧指導にあたり、湯田中温泉などに足跡を刻む。しかし私生活は不遇で、文政10年(1827)の柏原大火で家を失い、焼け残った土蔵の中で艱難辛苦の生涯を終えた。その生涯と文学、一茶顕彰活動を紹介。『七番日記』『おらが春』や、愛用のすずり・携帯地図など貴重資料は必見。また、館内の研修室は俳句会等に利用できる。民俗資料棟は昔使われた街道の乗り物、民具を展示した江戸時代の民家で、一茶のふるさとを体感できる。
信州中野といえば、まず挙がるのが日本が誇る作曲家・中山晋平だ。『カチューシャの唄』『東京行進曲』などの流行歌から、『肩たたき』『てるてる坊主』『兎のダンス』などの童謡まで約3000曲の名曲を発表。記念館は日本の歌謡史に大きな足跡を残した彼の生誕百年を記念して、生家の隣に建設された。館内では譜面や数々の遺品を展示し、美しい映像と共に晋平メロディーを楽しめるコーナーや、晋平の生涯を鑑賞できるDVDコーナーもある。所要40分。
堀金村(現・安曇野市)出身で全5巻におよぶ小説『安曇野』の作者として、また筑摩書房の創業当時の編集顧問として活躍した臼井吉見(1905~1987)を紹介する記念館。木下尚江[きのしたなおえ]、荻原碌山、井口喜源治らが実名で登場する『安曇野』の生原稿5600枚、『獅子座』の生原稿、書簡や色紙、愛用の机、椅子などが展示され、彼の生涯を偲ぶことができる。所要30分。
昭和12年(1937)4月、安曇野市出身の飛行士、飯沼正明は純国産機「神風号」を操縦し東京~ロンドン間の亜欧連絡記録大飛行を成し遂げ、日本航空史上初の国際公認記録を樹立。それまで低く見られていた日本の航空操縦技術と製造技術を、わずか4日間で世界最高レベルの評価に高めた。この記録は日本中をわき立たせ、飯沼は世界的な名パイロットとして称されるだけでなく、日本の航空技術の名を高め、国際親善の役割りも果たした。館内では当時の写真や新聞記事の他、遺品、手紙など多数展示。所要30分。
明治38年(1905)、鳥取県の名峰大山の麓に生まれた田淵行男は、上京後に師範学校を卒業し教員などを務めた。昭和20年(1945)、疎開を機に安曇野に居を構え、北アルプスをフィールドに山岳・自然写真や高山蝶など昆虫の生態研究に半生を捧げた。記念館には写真作品7万点あまりを収蔵し、年4回ほどの企画展で作品を入れ替えながら公開している。田淵が研究の過程で描いた蝶の細密画展示も好評だ。また地階では、田淵とゆかりのある作家などの企画展を随時開催。わさび田だった敷地には伏流水が湧き、四季折々の花も咲く。1館で作品と自然の両方を堪能できる。
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