
飯田市美術博物館・文化展示室
飯田市美術博物館の文化展示室は、令和元年(2019)7月にリニューアル。「文化の回廊としての伊那谷」をテーマに、伊那谷の祭りや歴史、民俗芸能に関する展示を行っている。
- 「鼎駅」から徒歩11分/「桜町(長野)駅」から徒歩19分
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飯田市美術博物館の文化展示室は、令和元年(2019)7月にリニューアル。「文化の回廊としての伊那谷」をテーマに、伊那谷の祭りや歴史、民俗芸能に関する展示を行っている。
漆器店でもある宮川家は宿場町の面影を残す建物。店舗奥の土蔵が史料館になっている。家伝によれば鎌倉時代末期大覚寺派、武家の落人でその身を修験者に変え辺境の木曽にたどり着いたと云われる。鎌倉時代末期から昭和初期までの史料約1000点。天明年間(1781)から昭和2年(1927)まで6代医師を務め、4代の玄純[げんじゅん]は尾州藩より城中帯刀を許され、代官や役人の治療に当たってきた。医療史料はもちろん、天明時代の天文学の本・松尾芭蕉・与謝野蕪村・山岡鉄舟等の色紙等・宮川家代々受け継がれて来た貴重な史料を陳列。所要10分~。
杖突[つえつき]街道への入口に立つ日蓮宗の寺。本堂の裏側には大奥で権勢を振るった絵島の墓標が静かに佇み、田山花袋や斉藤茂吉などの文人達がこの墓の歌を詠んだことで知られている。境内には昭和15年(1940)の絵島没後二百年忌に、絵島の生涯を偲んだ歌人・今井邦子の「向う谷に陽かけるはやしこの山に絵島はいきの心堪えにし」の歌碑がある。宝物館(要予約)には、絵島の遺品や検死問答書などを収蔵。シャクヤク・ボタンの花所としても有名だ。
大鹿村の歴史と民俗文化を紹介。農家の居間や土間を再現したコーナーでは、収穫作業などで使った農具を展示。また、はた織の道具も展示され、体験もできる。歌舞伎見物などで使われた弁当箱ろくべんも見ることができる。
漆器の制作工程や道具の変遷、人間国宝の作品などを展示・紹介。3700点余の漆制作の諸道具は、国指定重要有形民俗文化財。所要30分。
福島関所跡の隣接地に、関所建物を模した資料館が立つ。下番所、上番所、勝手、内部の造りも往時のままに復元され、当時がしのばれる。館内では手形や判鑑など通行に関する貴重な史料や、関所常備の武具類などを展示。所要15分。
当たり前のようで難しい「地元の素材を地元で加工した特産品」にこだわった品揃えが魅力。開田高原産のそば、すんき、御岳はくさい、ブルーベリーなどを使った食品と、民工芸品、化粧品などを集めている。一番人気は、開田高原産とうもろこしのゴーフレット10枚入り650円。
南木曽町博物館のひとつ歴史資料館は、南木曽町で出土した縄文時代の土器、山仕事に使用されていた民具など約200点の資料を展示。原始から近現代までに渡る自然や生活の変遷を紹介。全国にさきがけて実施した町並み保存に関する資料も必見。
土蔵を改築した小さな郷土館で、木曽教育会館の裏に立つ。館内は、1階が土器や剥製[はくせい]などの調査研究物の展示、2階は大正から昭和にかけて活躍した彫刻家、石井鶴三[いしいつるぞう]の作品や書などが並ぶ美術室になっている。そのほか島崎藤村の初版本41冊も収蔵。教育会館の入り口には藤村の『夜明け前』の文学碑が立っている。
高瀬家は代々木曽代官山村氏に仕え、また徳川家献上の秘薬「奇応丸」[きおうがん]の製造販売でも知られる名家。島崎藤村が敬愛した姉、園が嫁いだことから藤村の小説『家』のモデルにもなった。昭和2年(1927)の大火の後に再建された土蔵は、資料館として公開されている。館内では藤村の手紙や遺品、小説に出てくる品々のほか、当家に伝わる兵法書類なども見ることができる。所要10分。
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