九十九湾
能登半島の能都町の富山湾に面した東西1km、南北1.5kmの小さな湾。大小の入江が続くリアス式海岸で、海岸線は13kmも。入江が九十九を数えるとして九十九湾の名があり、日本百景の一つに数えられる。湾の中央にはスダジイに覆われた蓬茉島が浮かび、弁財天が祀られている。海岸線には九十九湾遊歩道や石川県のと海洋ふれあいセンターが整備され、ホテルやキャンプ場なども点在。湾内では遊覧船が運航し、箱庭のような海岸線美を楽しめる。
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能登半島の能都町の富山湾に面した東西1km、南北1.5kmの小さな湾。大小の入江が続くリアス式海岸で、海岸線は13kmも。入江が九十九を数えるとして九十九湾の名があり、日本百景の一つに数えられる。湾の中央にはスダジイに覆われた蓬茉島が浮かび、弁財天が祀られている。海岸線には九十九湾遊歩道や石川県のと海洋ふれあいセンターが整備され、ホテルやキャンプ場なども点在。湾内では遊覧船が運航し、箱庭のような海岸線美を楽しめる。
真浦海岸の北東、ツバ崎から仁江まで続く海岸。サバが尾を立てたような鯖尾岩など奇岩・怪石が連なり、豪快な岩礁美を見せている。ここから望む落日の美しさは「日本の夕陽百選」に選ばれるなど全国的にも有名で、「世界観光ポスターコンクール」の最優秀賞も受賞。日本で唯一、昔ながらの「揚げ浜式」製塩法が受け継がれており、その塩づくりを今に伝える体験型の道の駅もある。
犀川を水源とする、金沢の中心街を流れる用水。400年前に造られた、金沢で最も古い用水だ。武家屋敷跡界隈を流れているので、藩政時代の風情を感じることができる。
自然の気が集まる場所といわれ、出雲に伝わる『国引き神話』にも登場する珠洲岬。海にせり出す空中展望台があり、大海原を見渡せる。
朝日や夕日をうけて1日に7度も湖面の色を変える周囲約7kmの湖。湖中央には高さ70mまで吹き上げる大噴水、湖畔には竜神と娘の伝説にちなむ浮御堂うきうき弁天も。
白萩の寺として知られる、大聖寺藩歴代藩主前田家の菩提寺。藩主の謁見の間として造られた書院があり、禅宗様式を取り入れた格調の高い構造で、築山池泉式の庭園が望める。本堂、御霊屋、座禅堂のほか、十六羅漢堂には文政3年(1820)に造られたという像が静かにたたずんでいる。山頂広場には大聖寺藩歴代藩主(初代から14代)の墓が一堂にあり、初代利治の墓の側には、追腹を切った3人の家臣の墓もある。
山緑の合間を澄んだ川が流れる、マイナスイオンたっぷりの鶴仙渓。黒谷橋からこおろぎ橋までの遊歩道の中間あやとりはし地点には、春~秋限定で川床が登場。せせらぎの音を聞きながら、道場レシピのおいしいスイーツが食べられるのは石川でもここだけ。
金沢城公園の東方向に連なる標高141mの卯辰山。山全体が自然公園で、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉と目を楽しませてくれる。散策道が設けられており、最初に山頂の望湖台にバスで行き、途中のみどころに寄りながら下ってくるのがおすすめ。
「見附」という島名は昔、弘法大師が佐渡から能登へ渡った際、最初に見つけたことが由来とされている。長さ150m、幅50m、標高28mの無人島で、そのシルエットが岸に迫り来る軍艦のように見えることから「軍艦島」とも呼ばれていた島。令和6年能登半島地震により、南東側が大きく崩落し、その姿は全く違う姿に。地震の凄まじさや、地震による地形の変化がよく分かり、自然の脅威が感じられる。
手取峡谷は、手取川の黄門橋(釜清水町)から対山橋(河原山町)までの約8kmにわたって、高さ20~30mの絶壁が続く渓谷。なかでも絶景なのは落差32mの綿ヶ滝。落下する滝水が、綿が舞っているように見えることからその名が付いたという。綿ヶ滝いこいの森駐車場から約120段の階段で滝の近くまで降りることもできるが、駐車場近くの展望台からも眺められ、自然の迫力を十分に楽しめる。
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