
燧ケ岳
東北一の高さを誇る燧ケ岳。尾瀬ケ原と尾瀬沼の原形を作り出した火山だが、約8000年以上活動は行われていない。花崗岩が盛り上がった山頂付近は、三角点のある爼ぐら、2356mの最高峰を示す柴安ぐら、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークがある。尾瀬沼・尾瀬ケ原・小沢平からなど、ピークは眺める方向や場所によって重なったり、離れたりと微妙に表情を変える。
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東北一の高さを誇る燧ケ岳。尾瀬ケ原と尾瀬沼の原形を作り出した火山だが、約8000年以上活動は行われていない。花崗岩が盛り上がった山頂付近は、三角点のある爼ぐら、2356mの最高峰を示す柴安ぐら、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークがある。尾瀬沼・尾瀬ケ原・小沢平からなど、ピークは眺める方向や場所によって重なったり、離れたりと微妙に表情を変える。
燧裏林道のコース中で最も大きく美しい湿原。緩やかな傾斜を見せて湿原が広がり、シラベやネズコなどの疎林が湿原を隈どるように高く低く並んでいる。キンコウカの黄色い小さな花があたり一面に見られる8月、また草モミジの湿原に針葉樹の黒い疎林と白く雪を頂いた越後の山々が望める10月がすばらしい。
湿原の中で川の流れに沿って帯状に形成された林をいう。山から栄養分に富んだ土壌が川の流れによって運ばれ、堆積していき、土壌と一緒に運ばれてきた木の芽が吹いて、生育し林を形成したものだ。中田代と下田代の境となる沼尻川の拠水林が代表的なもので、ハルニレ、オノエヤナギといった木々が生育している。
大江湿原の途中から東方向に分岐した木道が1本延びている。湿原の先で林の中に入っていくと、すぐに山道に変わり、1時間ほど登っていくと小淵沢田代に着く。オオシラビソやクロベ、コメツガなどの針葉樹林に囲まれた標高1800mの山間に広がる小規模な湿原で、中央付近に小さな池塘が1つ見られる。以前は大江湿原や尾瀬沼東岸から、この湿原を通り、黒岩山や鬼怒沼山[きぬぬまやま]を越えて鬼怒沼湿原に出る人も多かったが、今ではほとんど人影を見ることがなくなった。
尾瀬沼北西の岸辺から燧ケ岳の山裾にまで広がる湿原。尾瀬沼を一周するコースの北岸道と南岸道の起点であり、また、燧ケ岳山頂に直登するコースと燧の山裾を巻いて尾瀬ケ原に抜けるコースが交差して延びている。「ぬまじりだいら」とも読む。
七入から御池に至る樹海ライン沿いにあるモーカケの滝。モーカケ沢に裾広がりの美しい姿を見せて落下している。平安時代の装束である裳を掛けた形に滝の姿が見えることから命名されたという話が伝わっている。ブナやミズナラなどの広葉樹林の森が広がる七入付近は、尾瀬の紅葉に少し遅れて見頃となるが、その美しさも格別の趣。
下田代十字路から両側に6軒の山小屋が並ぶ道の右手、下田代に面して立つ弥四郎小屋の広場にある水場。清水がこんこんと湧く湧水口には、水筒に水を汲み入れる人や冷たい水でひと息つくハイカーの姿が絶えない。このほか下田代キャンプ場と第二長蔵小屋の横に水がある。尾瀬ケ原舗道の途中にも天然の水場があるが、見つけにくかったり、枯れていたりするので、尾瀬ケ原舗道を行く場合は水の補給を忘れずに。
尾瀬沼の北東に位置し、標高は1784m。以前は焼山峠ともよばれ沼田街道の難所であった。本来の峠はコメツガやシラビソなどが生い茂り、展望が利かないが、尾瀬寄りにやや下ったところに、階段状に高くなった沼山峠展望台が設けられている。ここからは、南方に尾瀬沼や皿伏山、白尾山、西方には燧ケ岳を望むことができる。
標高1660mに位置。周囲約6kmに及ぶ広がりを見せており、尾瀬ケ原と並んで尾瀬を代表する景勝地となっている。最深部でも10mほどしかない比較的浅い沼で、ヒメマスやニジマスのほか、ヤマメ・イワナ・フナなど約10種類の魚が棲息。澄みきった湖面に燧ケ岳を映した姿は美しい。
木道をはさみ、左右対称に二つの池塘が並ぶ大きな傾斜湿原。御池寄りに位置する広沢田代同様、明るく開け美しい。ガレ場や急坂の続く険しいコース中で、ほっと息のつける得難いポイント。7月上旬のワタスゲが美しいことでも知られ、御池方向を振り返ると会津駒ケ岳や大杉岳が正面に見える。熊沢田代を過ぎたあたりから頂上付近の急登が始まる。
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