霊雲院
東福寺塔頭のひとつで、明徳元年(1390)創建。重森三玲が復元した九山八海の庭の中央には、熊本藩細川家から贈られた遺愛石がある。この石は寺領五百石を辞退した代わりに拝領したものという。もう一つの臥雲[がうん]の庭も美しい。また、日露戦争中、ロシア人捕虜を収容し、彼らが木や竹で作った楽器なども陳列している。12歳以下の拝観は不可なので注意。
- 「東福寺駅」から徒歩7分/「鳥羽街道駅」から徒歩11分
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東福寺塔頭のひとつで、明徳元年(1390)創建。重森三玲が復元した九山八海の庭の中央には、熊本藩細川家から贈られた遺愛石がある。この石は寺領五百石を辞退した代わりに拝領したものという。もう一つの臥雲[がうん]の庭も美しい。また、日露戦争中、ロシア人捕虜を収容し、彼らが木や竹で作った楽器なども陳列している。12歳以下の拝観は不可なので注意。
天台宗の門跡寺院であり、本尊の毘沙門天は京の七福神の一つに数えられる。創建は大宝3年(703)。かつては上京区出雲路にあったが、応仁の乱で廃絶。公海僧正が寛文5年(1665)にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となった。円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の宸殿の障壁画など見るべきものが多い。また枝垂桜、紅葉も美しい。
平安初期の右大臣清原夏野[きよはらなつの]の山荘を、大治5年(1130)、鳥羽上皇の中宮待賢門院[たいけんもんいん]が復興。その後、応仁の乱などで荒廃したが、元和3年(1617)泉涌寺の照珍によって再建された。仏像・絵画・工芸に見るべきものが多い。特に、国宝の藤原時代の本尊阿弥陀如来坐像は、光背や台座の蓮弁に華麗で繊細な彫刻が施されており見事。夏には約90種類のハスが咲き競う、ハスの寺としても有名で、国の特別名勝である日本最古の人工の滝「青女滝」の石組みも必見。
平安遷都に伴い奈良から移転。今木皇大神[いまきのすめおおかみ]をはじめ、四柱の神を総合し平野皇大神[ひらのすめおおかみ]として祀る。「皇大神」とは、神の中でも最高位を表す語。国内8万以上ある神社の中でも伊勢神宮など数社しかなく、その格式の高さが知られる。本殿(重要文化財)は、比翼春日造という特殊な形式。古くから桜の名所で、他にも四季を通じて様々な花が咲く。4月10日の桜花祭、9月14日の奉灯祭、仲秋の名月祭には盛大に奉納行事が行われる。
真言宗大覚寺派本山。貞観18年(876)に嵯峨天皇の離宮を寺院に改めたもので、代々天皇や皇統の方々が住持し格式を保ってきた、大変格式の高い門跡寺院。鎌倉時代には後嵯峨、亀山、後宇多法皇がここで院政をしき、嵯峨御所とも呼ばれた。宸殿(重要文化財)をはじめ、襖絵など多くの文化財を所有。なかでも、後水尾天皇より賜り、京都御所から移築した宸殿の牡丹の間、紅梅の間の襖絵は狩野山楽が描いたもので、ひときわ豪華だ。
平安遷都以前から祀られている古社。勝運のご利益があるといわれる。5月5日の藤森祭に行われる駈馬[かけうま]神事は、勇壮で多くの参拝者が訪れる。近年は馬の社として有名で、騎手をはじめ、競馬関係者や競馬ファンの参拝も多い。
善峯寺境内の北続きの山腹にある。承保元年(1074)、源算上人が往生院として開山。のちに西山上人(証空)が浄土宗西山派の念仏道場とし、背後に連なる山並みが仏器の三鈷杵に似ていることから、三鈷寺と改称。天台・真言・律・浄土の四宗を兼学する勅願所として栄えたが、応仁の乱後衰微した。華台廟には西山上人と百人一首の成立に関わった宇都宮頼綱(蓮生)を祀る。本堂前から北東方向に見下ろす市街の眺望は雄大で見事。古くから二大仏七城俯瞰の地と言われている。
元政[げんせい]上人が明暦元年(1655)に庵を結んだのが始まり。本堂は質素な茅葺き。元政は、もとは彦根藩の侍だったが、病弱のため26歳で出家、清貧の中で暮らし、寛文7年(1667)に母が87歳で他界した2カ月後、急逝した。
顕本法華宗の総本山。康応元年(1389)に日什上人[にちじゅうしょうにん]が六条坊門室町(今の烏丸五条あたり)に開基。長く寺町二条にあったが、昭和43年(1968)に現在地に移転した。境内にはインド・ブタガヤの大塔を模した仏舎利大塔がそびえ、サクラやツツジをはじめ、紅葉など四季折々の彩りが楽しめる。展示室には安珍・清姫の伝承で知られる道成寺の鐘を安置。本坊の「雪の庭」は俳諧の祖、松永貞徳作と伝わる。
奈良末期に鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を祀ったのが始まり。牛若丸や天狗伝説でも知られる。山門から本殿までは、清少納言が『枕草子』で「近くて遠きもの」と記した九十九折の道が約1km続くが、多宝塔まではケーブルカー(片道200円)も利用可。途中には由岐神社や義経供養塔がある。本殿前庭からの眺望が美しく、桜や紅葉のシーズンは絶景。近くに金星から降臨したという護法魔王尊を祀る光明心殿、毘沙門天や経塚遺物(いずれも国宝)のほか、与謝野鉄幹・晶子夫妻の遺品などを展示する霊宝殿がある。6月20日の竹伐り会式は有名。
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