白島海岸
島後最北端の白島崎と周辺の島々の総称。高さ50~220mの岩壁が約4km続き、白く輝く岩盤が美しい国の天然記念物。岬の突端に展望台がある。
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島後最北端の白島崎と周辺の島々の総称。高さ50~220mの岩壁が約4km続き、白く輝く岩盤が美しい国の天然記念物。岬の突端に展望台がある。
町内を流れる赤川とその支流で観賞することができる。特に多く見られるのは、湿度が高く暖かい日の20時過ぎから21時30分頃。雲南市には赤川ほたる保存会があり、ほたるの保護条例も定められ、保護と増殖に努めている。例年6月中旬には、赤川ホタル観賞バスも運行される(要予約・有料)。出雲神代神楽を観賞後にほたる発生地を巡るほか、バスの中では、赤川ほたる保存会によるほたるの生態などの説明が行われる。
島根半島の景勝加賀の潜戸には、新・旧2つの洞窟があり、新潜戸は高さ40m、長さ200mの3つの入口をもつ海の大洞窟。佐太大神誕生の地といわれ、母神キサカヒメノミコトが金の矢で射抜き出来たと『出雲国風土記』に記されている。旧潜戸は高さ10m、奥行き50mの洞窟で、親に先立った子供たちの霊が小石を積み上げるという賽の河原の伝説が伝わる。
環境省選定の名水100選の一つで、1日400トンの水がこんこんと湧く池。天平年間(729~749)に僧行基[ぎょうき]が発見し、天恵の川(天川)と名付けたと伝わる。湧出しているのは清水寺の境内で、ここに本尊として祭られる聖観世音菩薩は、高さ約180cm、ヒノキの一木造りで、隠岐に現存する仏像では最も古い部類になる平安時代前期の作。
標高325mのなだらかな草山で、山肌が赤いことからその名が付いた。知夫里島随一の展望地で、山頂に設置された展望台からは隠岐諸島全島はもちろん、晴れた日には本土も見えるなど360度の眺望がきく。4月下旬~5月上旬に全山を淡い紫色に染める、ノダイコンの花は有名。
明屋海岸の南東に位置し、標高164m、中ノ島随一の展望地。ドライブウェイで登れる頂上には、平安初期に中ノ島に流された平安歌人小野篁[おののたかむら]が赦免を祈って参籠したという六所権現[ろくしょごんげん]神社や展望広場があり、西ノ島、島後の島影が見える。小野篁は遣唐副使として、2度渡航したが失敗し、3度目は大使藤原常嗣[つねつぐ]と折り合わず乗船拒否後、常嗣を風刺する詩を発表したため配流された。百人一首の『わたの原 八十島かけて漕ぎ出でぬと 人にはつげよ 海人の釣舟』はこのときの心情を歌ったものだ。
弓ケ浜と島根半島に囲まれた周囲84km、海抜0m、最深17mの湖で、宍道湖とは大橋川、日本海とは美保関町と境港市を隔てる境水道(中江瀬戸)で結ばれている。北岸近くにはアスピーテ型の火山島でボタン栽培の盛んな大根島[だいこんじま]が浮かぶ。湖岸各所から展望できるが、安来市側からは宍道湖と同様、夕景が美しい。
三刀屋川[みとやがわ]上流にかかる8つの滝のことで、日本の滝100選の一つ。特に一番奥の八汐滝は2段に分かれ、落差40mと豪快。駐車場から八汐滝までは遊歩道があり、往復50分。さらに駐車場から車で2分ほどいった岩窟の中には、八重山神社が鎮座している。
西ノ島を代表するダイナミックな景勝地。アーチ状の通天橋[つうてんきょう]や摩天崖[まてんがい]などの大断崖・奇岩、天然洞窟の明暗の岩屋[あけくれのいわや]など、大自然の迫力ある造形美に圧倒される。ほのぼのとした牛馬の放牧が眺められる陸からの探勝はもちろん、各スポットを巡る遊覧船で海上から眺める自然の傑作も素晴らしい。
中国地方随一の、落差40mを一気に流れ落ちる滝。日本の滝100選に選定されている。落下する滝を裏側から見られる裏見の滝遊歩道があり、ここから見る滝は涼味満点。
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