安倍の大滝
高さ90m、幅6mの市内随一の大滝。遊歩道を進むと原生林の中に轟音とともに現れ、滝つぼのすぐ側まで行ける。新緑や紅葉の時期は周囲一面が彩られる。
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高さ90m、幅6mの市内随一の大滝。遊歩道を進むと原生林の中に轟音とともに現れ、滝つぼのすぐ側まで行ける。新緑や紅葉の時期は周囲一面が彩られる。
広重の錦絵にも登場する安倍川の渡し。家康が安倍川上流の金山開発に力を注いだ慶長年間ごろから賑わうようになった場所で、明治7年(1874)に初めて架けられた木の橋は安水橋と呼ばれた。現在の鉄橋は大正12年(1923)に完成した3代目。両岸の間は約500m。丸子方面の山並も望める。
梅の名所として知られ、2月下旬~3月上旬には大小約400本の紅白梅が咲き誇る。永平寺・駿河の国の末寺として信仰も厚く、毎年7月19・20日の開山忌大祭は大いに賑わう。開催については要問合せ。
決済システムの中で重要な役割を果たす日本銀行券(お札)をはじめ、法令等の政府情報の公的な伝達手段である官報、旅券、郵便切手、証券類など、国民生活に密着した公共性の高い製品を製造する国立印刷局。静岡工場では、国立印刷局の業務やお札を印刷する現場をガラスの窓越しに見学することが可能。お札の製造工程や偽造防止技術について、パネルや手持ちのお札を使いながら体験できる装置もあるので、国内紙幣について楽しく学べる。受付時に身分証明書の確認が必要。
富士山を眺望できる絶景のエリアに立地するPA。ショッピングコーナーでは、お茶をはじめ「安倍川もち」や静岡定番のおみやげ「うなぎパイ」が種類豊富に揃う。フードコートでは、特産の海鮮と静岡B級グルメが楽しめる「富士宮やきそば定食」が人気のメニュー。「手作り唐揚げ定食」や「とんこつラーメン」も自慢の味だ。カウンター席には、コンセントが設置されていて便利。周辺には日本平、久能山東照宮、登呂遺跡などの名所・旧跡が点在。PA手前の日本平久能山スマートICを利用して巡ってみよう。
主に重臣たちの出入口として利用された東御門は、要所に石落とし、鉄砲狭間、矢狭間などを備えた門。一方の巽櫓は武器の保管などの役目も担った三層二重の隅櫓。いずれも戦闘の拠点となる実践的な建物で、平成の時代に復元されたもの。
静岡駅北側の繁華街にあるショッピングアーケード。江戸時代の庶民の暮らしを現代風にアレンジしたという、数々のモニュメントが点在している。例えば、オブジェ風のベンチは江戸時代の生活用具であるかんざし、天秤棒、縁台などをイメージしてデザインされたユニークなもの。人が座るとセンサーが感知して、川の流れや鳥のさえずりといった環境音楽が流れる音のモニュメント、街頭の高札場をイメージしたかわら版ボックス、江戸庶民の彫刻を施した街路灯なども立つ。
JR静岡駅北口から徒歩3分の好立地にある都市型美術館。館内は白を基調にしており、開放的な気分でアート鑑賞ができる。年間を通じ、美術を主軸に様々なジャンルの企画展を実施。エントランスホールやミュージアムショップ&カフェなどの「交流ゾーン」はいつでも無料で利用でき、展覧会以外にもコンサートやトークイベント、映画上映会などを随時開催。誰もが気軽に立ち寄れる「ちょっと面白い街の中の広場」として親しまれている。
登呂遺跡は、昭和18年(1943)に発見された、弥生時代後期の稲作を中心とした農村集落の遺跡。弥生時代の遺跡では、全国で3カ所しかない国指定の特別史跡。現在は遺跡公園として整備され、復元された住居や穀物を貯蔵する高床倉庫、水田跡などが見られる。博物館のイチオシは弥生体験展示室。住居など登呂ムラを再現した展示室内で弥生人の生活をリアルに体験できる。また、史跡内では火おこしなどの体験もできる。平成28年(2016)に出土品775点が重要文化財に指定された。
7世紀後半の白鳳時代に開創。関所鎮護の仏堂が寺の始まりと伝えられ、梵鐘[ぼんしょう]や書画などの文化財を収蔵。山門や鐘楼など歴史的な建造物も多い。足利尊氏と徳川家康ゆかりの寺でもあり、家康が指図したという池泉庭園は国の指定名勝。夏目漱石・高山樗牛・与謝野晶子など多くの文人・詩人が訪れ、天明年間(1781~88年)の作とされる五百羅漢石像は島崎藤村の小説にも登場する。また、平成29年(2017)10月には、江戸時代に朝鮮通信使が当寺に遺した書跡48点がユネスコの「世界の記録」に登録された。
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