花園渓谷
福島県との県境近くにある花園渓谷は、茨城県を代表する人気の観光スポット。約7km渓谷に沿って車窓からの紅葉を楽しむことができる。周辺には迫力ある与四郎の滝や花園神社など見どころも多い。
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福島県との県境近くにある花園渓谷は、茨城県を代表する人気の観光スポット。約7km渓谷に沿って車窓からの紅葉を楽しむことができる。周辺には迫力ある与四郎の滝や花園神社など見どころも多い。
里山の自然に囲まれた広大な公園。この一角に恐竜の実物大模型が点在している。古生代末期の原始恐竜から白亜紀の巨大恐竜、新生代のマンモスなどが14体もあり、この数は関東一だ(施設の部屋貸しは有料)。
白い砂浜と松林がゆるやかに弧を描く風光明媚な海岸は、日本の白砂青松百選にも選ばれ、夏は海水浴場も開設される。海岸の南側には春と秋に野生のウミウが飛来する岬があり、この岬は全国11カ所で行われている観光鵜飼にウミウを捕獲供給する唯一の場所で、1~3月と7~9月には捕獲場の見学もできる。近辺には30年連続日本一の宿泊利用率を誇る国民宿舎「鵜の岬」や日帰り温泉「鵜来来の湯十王」、「十王物産センター鵜喜鵜喜」などもある。
花貫川沿いに、名馬里ケ淵・不動滝・汐見滝吊り橋などのすばらしい景色が続く。秋には渓谷一帯が赤や黄に染まり、遊歩道から紅葉狩りを楽しめる。冬期の天気のいい日には土岳山頂の展望台から富士山が望め、関東の富士見百景の一つと数えられる。小鳥たちのさえずりを聞き、自然の中で森林浴をしながらの散策がおすすめ。
広大な笠間芸術の森公園内にある「陶の杜」。自然の地形をそのまま利用したヒノキの森の中に29名の陶芸作家の17作品が展示されている。土を自由に操る魔術師たちの創った森では、作品を見て楽しむだけでなく、直接触れて楽しむことができる。
標高1022m、日光、那須連山を望める茨城県の最高峰。ブナ・ダケカンバ等の原生林や坂東二十一番札所日輪寺、八溝山展望台、八溝嶺神社があり、登山道も整備されている。八合目付近にある八溝川湧水群は、環境庁の「名水100選」に選定されている。
18万平方mもの広さを誇る森林。小鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくる「野鳥の森」、雑木林や広場のある「あそびの森」など、6つの森のエリアで構成されている。園内は散策路が整備され、ゆっくりと散策しながら四季折々の風情が楽しめる。なかでも、4月は「ほのぼの広場」にある一面の芝桜・紅赤色の八重桜のトンネルが必見。6月中旬~8月中旬の毎週土曜にはブルーベリーの販売や摘み取り体験も行っている。
筑波山のケーブルカー山頂駅から女体山頂に向かう登山道上にある大岩。江戸時代には「雄龍石[おたついし]」と呼ばれていた斑れい岩の岩塊で、「ガマ石」の名の通り、大きな口を開けたガマガエルの姿に見える。江戸中期には、筑波山名物「ガマの油」の売り口上を、永井兵助がこの石の前で考え出したという逸話もある。
関東平野の東部に位置し、女体山と男体山の二峰からなる。標高877mと日本百名山では最も低いが、古くは『万葉集』にも詠われた名峰。中腹からはロープウェイやケーブルカーが運行されている。登山コースには、奇岩・怪石が点在し、パワースポットめぐりが楽しめる。男体山と女体山の山頂を結ぶハイキングコースもある。
男体山・女体山の2つの峰をもつ筑波山。その登山コースの一つ、奇岩・怪石が点在する白雲橋コースの途中、女体山頂近くにある斑れい岩の岩塊。長い年月の中で、風化に強く硬い斑れい岩だけが残ったものと考えられ、その形状から「石門」と呼ばれ、聖と俗を分ける門とも考えられてきた。今にも落ちそうな大岩の下を登山道が通っており、かつて、怪力の武蔵坊弁慶も七戻りしたという逸話もある。
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