栃木県の建物・史跡

岡本城跡

岡本城は宇都宮氏が南北朝時代に宇都宮の北の守りとして、鬼怒川右岸の河岸段丘を利用して築いた城。その後、宇都宮氏滅亡とともに廃城となり、現在では本丸跡の空堀と土塁が残されている。近年も調査が続けられて、新たな堀の跡が見つかるなど、城の構造の解明が進んでいる。

1. 建物・史跡

日光木彫りの里ふるさとの家

江戸時代末期の日光市内の農家を復元したもので、当時の農家の生活を知ることができる。所要15分。

• 「東武日光駅」から徒歩17分／「日光駅」から徒歩20分

1. 建物・史跡
2. 駐車場

平和観音

大谷石の採石場跡を利用して彫られた高さ約27mの観音様。第二次世界大戦の戦没者の霊を弔い平和を祈って、6年の歳月をかけて昭和29年(1954)に完成。近くで見上げる姿は迫力満点。駐車場は、市営大谷駐車場を利用。

1. 建物・史跡
2. 駐車場

うつのみや遺跡の広場

縄文時代の根古谷台遺跡を復元したスポット。竪穴住居などがリアルに再現され、資料館では貴重な出土品を展示している。

1. 建物・史跡
2. 駐車場

イタリア大使館別荘記念公園

昭和3年(1928)～平成9年(1997)まで使われたイタリア大使館の別荘を復元し公開。副邸では明治中頃～昭和初期に国際避暑地として発展した中禅寺湖の歴史を紹介。静かで湖の眺めがよい。1階の「Caffe Como」ではコーヒーやクッキーなどを楽しめる。所要30分。

1. 建物・史跡
2. 室内

おしどり塚

鎌倉時代の『沙石集』に紹介された場所で、つがいのオシドリの逸話が残る。

• 「東武宇都宮駅」から徒歩14分／「宇都宮駅」から徒歩14分

1. 建物・史跡

旧篠原家住宅

江戸時代に醤油醸造業や肥料商を営んだ豪商の旧家を一般公開。明治28年(1895)築の蔵造の主屋は黒漆喰や大谷石を用いた堂々たる風格で、国の重要文化財に指定されている。当時の姿を残す土間や帳場も一見の価値あり。

• 「宇都宮駅」から徒歩6分／「宇都宮駅東口駅」から徒歩7分

1. 建物・史跡
2. 室内
3. 駅から近い

川俣の平家塚

源氏に追われて川俣に逃れた平家の落人たちが、その身分を隠すため身に着けていた鎧や兜、宝物などをうめたという伝説が残る平家塚。落人たちは自分たちの秘密とその時埋蔵した財宝を守るために、村人たちに「この塚を見れば目がつぶれ、指させば指が腐る」と、語り継いだのだという。土が盛り上がった塚は愛宕山[あたごやま]神社近くの川俣大将塚とよばれるものと、山道を入り、国民宿舎渓山荘手前の鬼怒川にかかる橋を渡ったところと2ケ所ある。

1. 建物・史跡

宇都宮城址公園

宇都宮城は平安時代後期に藤原秀郷、もしくは藤原宗円が築いたといわれ、江戸時代には関東七名城の一つとして称えられた。戊辰戦争の戦火によって消失したが、2つの櫓や土塁、土塀など本丸の一部が史実に基づいて復元され、平成19年(2007)3月に本丸跡に城址公園が完成した。城の歴史を紹介する宇都宮城ものしり館も併せて見学していこう。

• 「東武宇都宮駅」から徒歩12分／「宇都宮駅」から徒歩22分

1. 建物・史跡
2. 公園・植物園
3. 駐車場

神橋

大谷[だいや]川に架かり山内への入口を飾る、木造朱塗りの反り橋。欄干に立てられた黒と金の金具装飾の10本の親柱が特徴だ。寛永13年(1636)日光東照宮大造替[だいぞうたい]の際、出羽庄内藩主酒井忠次[さかいただつぐ]が寄進。以後洪水によって流失したが、明治37年(1904)に再建。平成17年(2005)に8年かけて行われた、平成の改修が完了した。

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