ジャンル/こだわり条件等を指定して検索できます。
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社・那智山青岸渡寺の三社一寺の総称)に通じる信仰の道。上皇や貴族の熊野御幸から始まり、武士や庶民に至るまで多くの人々が訪れ、切れ間なく旅人の行列ができた様子から「蟻の熊野詣」ともよばれた。ルートは複数あるが、京・大阪からの紀伊路を経て、田辺から熊野本宮に至る中辺路[なかへち]をメインに、高野山からの小辺路[こへち]、田辺から海岸線沿いに新宮へ向かう大辺路[おおへち]、伊勢からの伊勢路などがある。
古くから熊野詣で賑わった熊野古道を象徴する代表的な古道。大門坂バス停のそばから熊野那智大社の門前町に通じている。長さ600mの苔むした石段の両側には、深い杉並木が続く。木漏れ日しか差し込まず昼なお暗い、熊野古道の面影をそのまま残す歴史の道だ。那智大社まで、ゆっくり歩いて40分の距離。大門坂入口に立つ夫婦杉は、樹齢800年といわれる巨木である。
慈尊院から高野山までの表詣道。参詣者が山道で迷わないよう、祈りと道標を兼ねた石製の町石(国史跡)が1町(109m)毎に立つ。町石は根本大塔から山麓の慈尊院まで180基、根本大塔から奥の院まで36基。参詣登山口の石は180町石で、慈尊院と丹生官省符神社の間の石段の右脇に立つ。高野山開創後まもなくは木製の道標だったが、鎌倉時代に現存の石製に建て替えられた。工事は文永2年(1265)の建立発願から20年を費やし弘安8年(1285)に完成。現在は世界遺産に登録され、多くの人がハイキング(所要6時間30分)や参詣登山を楽しんでいる。
運行情報はありません。
路線が登録されていません。路線登録で登録した路線の運行情報が表示されます。
路線を登録すると、登録した路線の運行情報が右サイドで表示される機能です。 トップページ、電車関連ページで表示されます。
エリアを登録すると、登録したエリアの天気情報が表示されます。