名古屋の不動産売却に強い不動産会社10選｜価格の最新情報・ポイント

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「名古屋で土地・建物の売却が得意な不動産会社はないかな」と情報を探していませんか。日本三大都市圏のひとつである名古屋には不動産会社がたくさんあるので、売却に強い会社を見つけることは簡単ではありません。

そこで本記事では、名古屋での不動産売却に強い不動産会社10社を紹介します。あわせて名古屋エリアの不動産価格の最新情報、不動産会社を選ぶポイント・注意点、不動産売却の流れもついて解説します。

本記事を読むことで、名古屋の不動産売却を任せられる不動産会社を選ぶポイントがわかるようになるでしょう。名古屋で不動産売却を検討している人はぜひ参考にしてください。

【2023年最新】名古屋の不動産価格

はじめに、名古屋市とその周辺エリアの中心都市（小牧市、半田市、東海市、刈谷市、安城市）の不動産価格の最新状況を紹介します。

土地売却の場合、実勢価格の目安は「公示地価×1.1」です。また、不動産会社に直接土地・建物を買い取ってもらう場合、買取価格の目安は「成約価格×0.7」となります。

土地

建物

※1：中部レインズ「年刊市況レポート2022年度」
※2：土地代データ 2023年

土地の価格を調べる方法は、次の記事で詳しく紹介しています。

土地の価格の調べ方は？5つの指標や相場を調べる方法まで解説

【地域密着型】名古屋で不動産売却を依頼するならおすすめの会社TOP5

はじめに、名古屋の不動産売却に強い地域密着型の不動産会社を5社紹介します。

不動産SHOPナカジツ

※画像出典：不動産SHOPナカジツ公式サイト

不動産SHOPナカジツは、「おうち探し館！」で知られる、1987年創業の不動産会社です。

名古屋エリア各地に張り巡らせた販売店ネットワークや、さまざまなメディア（インターネット、チラシなど）を活用した積極的な広告活動が持ち味です。

その他にも販売マージンを低く抑え、買取価格が比較的高めであることや、買取保証や任意売却にも対応しているところから、早く不動産を処分したい人に向いている不動産会社といえるでしょう。

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ニッカ不動産

※画像出典：ニッカ不動産公式サイト

ニッカ不動産は、全国売上No.1（※）の地元名古屋のリフォーム専業会社・ニッカホームのグループ会社です。

不動産の売却は、「そのままの状態での売却」「リフォームをしてからの売却」「更地にしてからの売却」の3とおりに分かれますが、ニッカホームグループは、リフォームはもちろん建物解体も可能なため、ワンストップで対応してもらえます。

リフォームイメージを知りたい人に対して、モデルルーム見学やリフォームの提案をするなど、成約に結びつきやすい工夫をした販売活動をおこなっている点も特徴的といえるでしょう。買取保証、買取にも対応しています。

※出典：リフォーム産業新聞「業種別リフォーム売上ランキング2022」

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名鉄都市開発

※画像出典：名鉄都市開発公式サイト

名鉄都市開発は、名古屋鉄道の不動産事業部門と名鉄不動産が統合し、名鉄グループの不動産事業を担う中核会社として2022年4月に誕生した不動産会社です。

地元名古屋で60年以上、名鉄沿線の住宅開発、住宅・オフィスを中心とする賃貸事業や駅商業施設なども開発。その豊富な実績とノウハウを活かして、土地、一戸建て、マンションなど、さまざまな種類の不動産売買のサポートをしています。

不動産の査定を専門スタッフが無料で実施しているほか、名鉄都市開発が直接買い主となる買取にも対応しています。

リノベーション・リフォーム、リースバックなど、売却にとどまらない多様なサービスをワンストップで提供できる点が名鉄都市開発の特徴といえるでしょう。

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S-point（エスポイント）

※画像出典：S-point公式サイト

S-pointは、不動産賃貸の部屋セレブで知られる2006年設立の不動産会社です。

現在では、高級デザイナーズマンション賃貸、社宅賃貸、不動産管理、不動産の製作・リノベーション、コンサルティング、建築写真撮影、デジタルコンテンツ企画など、幅広く名古屋エリアに根づいた不動産事業を手がけています。

不動産の売却は、部屋セレブ売買事業部が担当しており、仲介による売却のほか、S-pointが直接買い主となる買取にも対応しています。店舗・ビル・事務所などの事業用物件の売却も可能です。

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ホームプランナー

※画像出典：ホームプランナー公式サイト

ホームプランナーは、名古屋エリアの不動産売買に専門特化した2003年創業の不動産会社です。

土地・戸建・マンションなどの居住用不動産、事務所・倉庫・工場などの事業用不動産、一棟マンション・一棟アパートなどの収益不動産といったあらゆる種類の不動産流通を最適な方法でコーディネートしています。

プロのカメラマンによる物件撮影、多様なメディアを戦略に活用した販売力が強みで、売却相談から3ヵ月以内の成約率90％以上、創業以来6,500件を超える仲介実績があります。

買取保証、個人間売買瑕疵保険、ホームインスペクション、ハウスクリーニング、除草サービスなどのサービスを提供している点も特徴的です。

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【大手】名古屋で不動産売却を依頼するならおすすめの会社TOP5

続いて、名古屋の不動産売却に強い大手不動産会社を5社紹介します。いずれも仲介件数は国内トップクラスの企業です。

※出典：公益財団法人不動産流通推進センター「2023 不動産業統計集」

三井住友トラスト不動産

※画像出典：三井住友トラスト不動産公式サイト

三井住友トラスト不動産は、三井住友トラストグループの不動産会社です。

土地、一戸建て、マンションなどの居住用不動産だけでなく、投資用・事業用の不動産も、不動産流通に関わるさまざまなサービスを幅広く提供しています。

また、不動産の売却にとどまらず、不動産の有効活用、相続、贈与、住宅ローンの相談も、三井住友信託銀行グループ各社との連携プレーでスピーディーに対応できる点が特徴といえるでしょう。

名古屋エリアには、名古屋市営地下鉄栄駅・矢場町駅近くに名古屋センターを設けており、そこを窓口として各種相談、売却の対応にあたっています。

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大京穴吹不動産

※画像出典：大京穴吹不動産公式サイト

大京穴吹不動産は、オリックスグループの不動産会社です。

1988年の設立以来、ライオンズマンションやサーパスマンションをはじめとする既存マンションの売買・賃貸管理をおこなっており、現在ではメジャーセブンのひとつとして、マンション開発も手がけています。

名古屋エリアには、次の4つの営業拠点があります。無料査定、買取、リースバック、リノベーション、リフォームなども対応可能です。

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三井不動産リアルティ（三井のリハウス）

※画像出典：三井不動産リアルティ公式サイト

三井不動産リアルティは、三井のリハウスで知られる三井グループの不動産会社です。

1986年度から2022年度まで37年連続全国売買仲介取引件数No.1という日本有数の不動産会社のひとつで、日本全国に営業網を張っています。

公式サイトにリハウスAI査定が用意されており、最新の不動産価格がいつでもすぐにわかる仕組みとなっているため、売却価格の目安を把握に活用可能です。

名古屋市エリアには、名古屋支店のほか、センターを名古屋市内に15ヵ所、名古屋市外に10ヵ所設置しています。大手でありながら地域密着型のようなサポートが受けられる点が特徴といえるでしょう。

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東急リバブル

※画像出典：東急リバブル公式サイト

東急リバブルは、東急グループの不動産会社です。

東急リバブルの販売活動の特徴は、ホームページで物件を魅力的にみせる点と、AIを活用したレコメンド（買い主の行動パターンや閲覧している物件の特徴をAIが解析し、条件に近いおすすめ物件として表示する機能）です。特に、リフォーム後の物件のイメージ画像をCGで作成し、ホームページで公開するサービスが好評を得ています。

東急リバブルが直接不動産を買い取る「買取」もおこなっており、サイトにはスピードAI査定も用意されています。

名古屋市エリアには、名古屋市内11ヵ所にセンターを設置しています。大手と地域密着型の両方のメリットを享受できる不動産会社といえるでしょう。

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センチュリー21

※画像出典：センチュリー21公式サイト

センチュリー21は、伊藤忠グループの日本最大級の不動産業フランチャイズです。

センチュリー21の加盟店はすべて自立・自営で、地元に根づいた営業活動を展開しています。さらに、高いブランド力と日本全国の約1,000店舗の加盟店ネットワークをバックボーンに、早期の売却を実現させています。

各加盟店舗に査定の依頼ができるほか、センチュリー21独自の一括査定サービスも用意されているので、査定結果の比較・検討に便利です。

名古屋エリアには、名古屋市内だけで20の加盟店があり、それぞれ連携しつつ、独立した営業活動を展開しています。

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名古屋で不動産会社を選ぶときのポイント

不動産の売却を不動産会社に依頼したいときに、どのような不動産会社を選んだらよいのか迷ってしまう人もいるかと思います。そこで、不動産会社を選ぶポイントを3つ紹介します。

不動産売買に強い会社を選ぶ

売買仲介を得意をしている不動産会社を選びましょう。不動産会社の仕事は、次の3つに大きく分けられます。

• 賃貸仲介：貸主と借主の賃貸契約をコーディネート
• 売買仲介：売り主と買い主の売買取引をコーディネート
• 賃貸管理：オーナーの依頼により賃貸不動産を管理（アパート、マンション、土地、駐車場など）

これらの全部に対応している会社もあれば、いずれかに専門特化している会社もあります。もし不動産売却の場合は、「売買仲介」に力を入れている会社であるかを確認しておくことが必要です。

自分に合ったタイプの会社を選ぶ

不動産会社は、規模によって地域密着型と大手とに分けられます。売却を依頼したい物件の条件や、売り主としての希望条件に合った不動産会社を選びましょう。

地域密着型と大手のメリット・デメリットをまとめてみました。

担当者や会社は信頼できるか

信頼ができ、相性の良い担当者がいる不動産会社を選びましょう。

ただし、愛知県内には、個人・法人を合わせて6,557も宅建業者があるため（※2022年3月31日時点）、良い会社・担当者にめぐりあえるのは簡単ではないかもしれません。

そこで、不動産会社を見極めるポイントををまとめてみました。

※出典：公益財団法人不動産流通推進センター「2023 不動産業統計集」

依頼者の相談内容に耳を傾け、デメリットや有益な情報を共有してくれる担当者・会社であるかを見極めましょう。

地域をよく知る会社を選ぶ

不動産が所在するエリアに営業拠点があり、売却実績が豊富な不動産会社を選びましょう。

駅までの距離、築年数、部屋や土地の広さなどの一般的に広告に掲載する情報はもちろん、眺望や近隣住民の様子など、住んでる人しかわからない情報を知っていることが好ましいです。地域の情報もメリット・デメリットの両方を買い主に伝えてくれる会社・担当者を選ぶと、売却後のトラブルも極力回避できます。

名古屋で不動産売却を進める際の流れ

あらかじめ売却の流れを把握しておくと、販売活動が段取りよく進められます。ここでは、不動産の売却の流れを「仲介」と「買取」の別に紹介します。

不動産を「仲介」で売却する場合の流れ

不動産を売却するときは、不動産会社に買い主を見つけてもらい、取引を「仲介」してもらうのが一般的です。その流れを見てきましょう。

1. 不動産会社へ査定の依頼
2. 査定結果の比較・検討
3. 不動産会社との媒介契約の締結
4. 売却活動
5. 買い主との売買契約の締結
6. 決済・引渡し
7. 不動産会社へ仲介手数料の支払い
8. 抵当権抹消登記（ローンで不動産を購入し、完済した場合）
9. 確定申告（翌年2～3月）

不動産を「買取」で売却する場合の流れ

急いで不動産を現金化する必要があるなどの場合は、「買取」という、不動産会社に直接売却する方法もあります。その流れは次のとおりです。

1. 不動産会社へ査定の依頼
2. 査定結果の比較・検討
3. 不動産会社をひとつに絞り、正式な物件調査・買取査定
4. 不動産会社との売買契約の締結
5. 決済・引渡し
6. 抵当権抹消登記（ローンで不動産を購入し、完済した場合）
7. 確定申告（翌年2～3月）

「買取」は、「仲介」と異なり買い主を探す必要がないため、より早く売却でき、仲介手数料もかかりません。ただし、売却価格は市場価格の7割程度とされています。

土地売却の流れについては、次の記事もご覧ください。

土地の売却にかかる期間は？なるべく早く売るためのポイントを解説

名古屋で不動産会社に売却を依頼するときの注意点

最後に不動産会社に売却を依頼するときの注意点を3つ紹介します。

複数の会社を比較する

複数の不動産会社に査定を依頼・比較しましょう。比較する会社数は、3社程度がおすすめです。

1～2社だと査定額が適切であるかやサービス内容が適当であるかの判断がしづらく、3社を超えると依頼や比較の手間や時間がかかり過ぎてしまいます。

なお、複数社に査定を依頼するときは、一括査定サイトを利用すると便利です。一回の申し込み・入力で多数を参照できます。

状況に合った売却方法・契約方法を選ぶ

不動産の売却には、一般市場に物件を売り出す「仲介」という一般的な売却方法のほか、「買取」や「任意売却」などさまざまな方法があります。

「仲介」を選んだ場合でも、「媒介契約」にはさまざまな契約方法があります。

状況に合った売却方法を選ぶ

「いつまでに売りたいか」「売却益でローンを完済できるか」「住み替え先が確保できるか」など、自分の状況に合った売却方法を選びましょう。

状況に合った「仲介」の契約方法を選ぶ

一般的な売却方法である「仲介」の場合、不動産会社との間に媒介契約には、下表のとおり3種類あります。

売り主が隣地所有者に購入を自ら依頼したり、自らも買い主を探したい場合は、自己発見取引になる可能性が高いため、一般媒介契約を選ぶようにしてください。

売出価格は相場を基準に決める

売出価格を決めるときは、相場を参考にしながら決めましょう。不動産の価格について調べていると、次のような言葉を目にするのではないでしょうか。

• 売出価格：実際に売りに出されたときの価格（不動産ポータルサイトの売出情報やチラシなどの広告に掲載されている金額）
• 成約価格：実際に売買が成立したときの価格（買い主との交渉の結果、売買契約書に記載される金額）
• 乖離率：売出価格と成約価格の差（計算式は「（取引価格－売出価格）÷売出価格×100」）

乖離率が大きければ、売り主と買い主の不動産価格の考えが離れており、逆に乖離率が小さければ考えが近く、早く売却できることを示しています。

買い手も購入価格を決めるときは相場を参考にします。早期売却を成功させるには、買い主との値下げ交渉があることを含みながらも、相場とかけ離れた金額を設定しないようにしてください。

まとめ

日本三大都市のひとつである名古屋には不動産会社が約6,500社以上もあるため、売却に強い会社を見つけるのは容易ではありません。

不動産会社の業務は、賃貸仲介、売買仲介、賃貸管理に大きく分けられるため、まずは目当ての会社が「売買仲介」に注力をしているかを確認しましょう。

「いつまでに売りたいか」「売却益でローンを完済できるか」「住み替え先が確保できるか」などといった、自分の状況にマッチした売却方法を選ぶ必要があります。本記事を参考にして、売却活動をしっかりとサポートしてくれる不動産会社を選び、早期売却を成功させてください。