「薄毛に似合う髪型がわからない」「薄毛で後頭部とおでこが目立ってしまう」など、薄毛特有の髪型についての悩みをもっている方も多いはず。薄毛だからといって、髪型でカッコよくキメたり、オシャレを楽しんだりするのを諦めるのはまだ早いでしょう。
今回は、薄毛が目立たない髪型のポイントやメンズにおすすめの髪型7選、逆に薄毛が目立ってしまう髪型などを解説します。おすすめのAGAクリニックをまとめた記事も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
※料金はとくに指定がない場合すべて税込価格です。
※本記事は、恵比寿美容クリニックの西田先生にAGAの知識に関して監修いただいています。(各AGAクリニックの紹介箇所を除く)

薄毛が目立たない髪型のポイント

薄毛が目立たない髪型のポイントは3つだけ。この3点だけを押さえましょう。
- 短髪にする
- サイドや襟足のボリュームを抑える
- スタイリング剤を使ってヘアセットをする
短髪にする
薄毛を隠そうと髪を伸ばすのではなく、髪を短くしましょう。なぜなら、髪が長いと重みでトップのボリュームがなくなり、かえって薄毛が目立ってしまうから。また、さっぱりとした短髪は清潔感を出せます。
短髪にしたら、思い切って前髪を上げるのがおすすめ。風や汗などで下ろしていた前髪が崩れた際に、不自然な見た目になってしまうからです。
また、前髪を上げることで、薄毛が気になりやすい生え際よりも上に相手の視線を誘導できます。
サイドや襟足のボリュームを抑える
サイドや襟足のボリュームを抑えましょう。サイド(側頭部)や襟足のボリュームを抑えると、トップ(頭の上部)にボリュームがあるように見えるからです。
薄毛の多くはAGAが原因によるもので、生え際や後頭部からトップにかけて少しずつ進行します。そのため、サイドや襟足の毛量が多く見えやすく、トップの毛量が少なく見えやすいです。
スタイリング剤を使ってヘアセットをする
ワックスやジェルなどのスタイリング剤(整髪料)を使って、ヘアセットをしましょう。なぜなら、スタイリング剤で髪を立ち上げたり毛流れを散らしたりすることで、薄毛が目立ちやすいトップにボリューム感をもたせられるからです。
ヘアセットをしないと、時間とともに髪のボリュームがなくなったり崩れたりして、薄毛が目立ってしまいます。スタイリング剤を使えば、整えた髪型を長時間キープできます。
ワックスやジェルの重みで髪が下がってきてしまう場合は、ヘアスプレーを使ってふんわり仕上げるのもおすすめです。
薄毛に似合うメンズの髪型7選

薄毛の人でも似合う髪型7選はこちら!
- ショートヘア
- ソフトモヒカン
- ツーブロック
- アップバング
- オールバック
- パーマヘア
- 坊主スタイル
ショートヘア
薄毛に似合う髪型の一つ目は、ショートヘア(ショートカット)です。ショートヘアとは、全体的にさっぱりと短くカットした髪型のこと。
ショートヘアにすると、毛量が多い部分と少ない部分とのボリュームの差を小さくできます。また、爽やかで清潔感があるように見えます。
スタイリングでは、前髪を上げて毛流れを少し散らし、薄毛を目立ちにくくさせるのがおすすめです。
ソフトモヒカン
薄毛に似合う髪型の二つ目は、ソフトモヒカンです。ソフトモヒカンとは、サイドの髪を短くし、頭の中央部分(モヒカンライン)の髪をサイドよりも長めに残した髪型のこと。
トップにボリューム感を与えられるので、おでこの薄毛があまり目立ちません。通常のモヒカンと違ってサイドの髪を刈り上げないので、ソフトな印象になります。
サイドをどれだけ短くするか、中央部分の髪をどれだけ残すかによって印象が変わるので、美容師と相談しながら自分に似合う長さを見つけることが重要です。
スタイリングでは中央部分の髪を全体的に立ち上げ、正面から見たときに頭頂部を頂点とした三角形になるようにセットするときれいにまとまります。
ツーブロック
薄毛に似合う髪型の三つ目は、ツーブロックです。ツーブロックとは、トップの髪を長めに残し、サイドの髪を短く刈り上げた髪型のこと。
ソフトモヒカンと同様に、トップにボリュームが出ます。また、サイドを刈り上げるので、爽やかでさっぱりした印象になります。
スタイリングでは、トップを立ち上げるようにスタイリング剤を揉みこむのがおすすめです。
アップバング
薄毛に似合う髪型の四つ目は、アップバングです。アップバングとは、前髪を上げて額が見えるようにした髪型のこと。
前髪を上げることで、相手に爽やかな印象を与え、薄毛が気になりやすい生え際より上に視線を誘導できます。アップバングの中でも、ビジネスシーンにも合う七三分けがおすすめです。
スタイリングでは、髪を濡らしてから前髪を引っ張り上げるようにドライヤーで乾かし、スタイリング剤をつけましょう。前髪の立ち上がりを長時間キープしたい場合は、最後にヘアスプレーで固めるのがおすすめです。
オールバック
薄毛に似合う髪型の五つ目は、オールバックです。オールバックとは、分け目をつけずに髪の毛を後ろになで上げた髪型のこと。
トップの髪で後頭部の薄毛を隠せるので、O字はげが気になる方におすすめです。ただし額が出てしまうので、M字はげ(生え際の薄毛)が気になる方は注意しましょう。
スタイリングでは、ジェルやハードワックスなどセット力・キープ力が強いスタイリング剤を使いましょう。最後にヘアスプレーで固めると、髪型の崩れを防げます。
パーマヘア
薄毛に似合う髪型の六つ目は、パーマヘアです。パーマヘアとは、パーマ液と呼ばれる薬剤を使って髪にうねりを加えた髪型のこと。
パーマをかけると髪に動きが出るため、毛流れを散らしやすく、薄毛が目立つ地肌を隠せます。また、うねりによって髪にボリュームが出ます。ヘアセットにあまり時間がかからないのも魅力の一つです。
ただし、パーマをかけると薬剤によって髪や頭皮に負担がかかってしまう可能性があります。そのため、美容師としっかり相談したうえで髪型を決めるのが重要です。
スタイリングでは、まず髪を濡らして握るようにドライヤーで乾かします。その後、毛先を中心に揉みこむようにスタイリング剤をつけましょう。
坊主スタイル
薄毛に似合う髪型の七つ目は、坊主スタイルです。坊主スタイルとは、全体的に同じような長さで髪を短くカットした髪型のこと。
髪の長さが均一なので、M字はげ(生え際の薄毛)が目立ちにくくなります。とくに、髪を短くすることに抵抗がない方におすすめです。
また、スタイリングをしなくてよいので、ヘアセットに費やす時間を有効活用したい方にもおすすめです。
薄毛が目立ちやすい髪型

薄毛がかえって目立ってしまう髪型は次の2つ。避けた方が無難です。
- ロング・ミディアムヘア
- センターパート
ロング・ミディアムヘア
薄毛が目立ちやすい髪型の一つ目は、ロングヘアやミディアムヘアです。マッシュやボブなどの髪型も含みます。
髪が長いと、薄毛の部分と髪がある部分との毛量の差が大きくなり、薄毛が目立ってしまいます。
センターパート
薄毛が目立ちやすい髪型の二つ目は、センターパート(センター分け)です。センターパートとは、前髪を頭の真ん中で分けた髪型のこと。
薄毛の方の多くは、AGAによって生え際からトップ、後頭部にかけて毛量が少なくなります。そのため、センターパートだと分け目の部分の薄毛が目立ってしまいます。
分け目をつくるなら、頭の真ん中ではなく左右のどちらかに寄せるのがおすすめです。
薄毛を対策するために髪型以外で注目すべきポイント

髪型以外で注目すべきポイントを紹介します。
- 眼鏡やヒゲを取り入れる
- 正しいシャンプーをする
- 頭皮マッサージをする
- 生活習慣を見なおす
眼鏡やヒゲを取り入れる
髪型にプラスして、眼鏡やヒゲを取り入れることで、よりオシャレな印象を加えられます。
薄毛が目立ちにくい短髪のヘアスタイルは、眼鏡やヒゲとの相性がとてもよいです。眼鏡やヒゲによって、薄毛から相手の視線をそらせます。
眼鏡をかけると知的でおしゃれな印象になりやすく、ヒゲがあると男らしさや貫録が出ます。ヒゲを生やす際の注意点として、不潔に見えないように清潔感のあるヒゲの形・長さにすることが重要です。
正しいシャンプーをする
薄毛を悪化させないためには、正しいシャンプーをすることが大切です。とくに、以下のポイントに注意しましょう。
- シャンプーをつける前にぬるま湯で汚れを落とす
- シャンプーをしっかり泡立ててから頭皮・髪につける
- 指の腹を使ってやさしく洗う
- 洗い・すすぎ残しをしない
ワックスやジェルなどのスタイリング剤には油分が多く含まれています。しっかり洗い流さないと、毛穴に詰まったり雑菌が繁殖したりして、かゆみやフケなどの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。
*参照:「第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」」
頭皮マッサージをする
薄毛対策のために、頭皮マッサージをしましょう。
頭皮をマッサージすると、血行がよくなり、髪や頭皮に必要な栄養が行き渡りやすくなります。シャンプーと一緒に行うのが効率的なのでおすすめです。
円を描きながら頭皮全体を揉むようにマッサージしてみてください。
*参照:「第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」」
生活習慣を見なおす
薄毛を対策するには、食事や睡眠など普段の生活習慣を見なおすことが重要です。
栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。とくに、髪の主成分であるタンパク質やタンパク質の合成を助ける亜鉛、ビタミンを意識して摂るのがおすすめです。ただし、脂質を摂りすぎると、皮脂が多く分泌されて抜け毛の原因になってしまうので注意しましょう。
髪は寝ている間に成長ホルモンの働きによって成長するので、質のよい睡眠をとることが重要です。
また、ストレスが溜まると、男性ホルモンが増えて髪が成長しにくくなります。ストレスを溜めない・発散するような生活を心がけることが重要です。
*参照:「第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」」
髪型でカバーしきれない薄毛はAGAクリニックで診療を

薄毛が原因で、髪型を諦めている方も多いでしょう。しかし、思い切って短髪にしたりスタイリングに注意したりすれば、薄毛を目立ちにくくさせられます。
ただし、AGAによる薄毛を髪型でカバーしきれない場合は、AGAクリニックへの受診がおすすめです。
薄毛の原因がAGAの場合、メカニズム上クリニックでの投薬治療でしか、現状改善が期待できません。また、髪型を変えても薄毛の進行度合いによってはカバーしきれないので、AGAクリニックで診察・治療を受けてみましょう。
当サイトで紹介している以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
また来院時に人の目が気になる方は、オンライン診療をおこなっているクリニックもおすすめ!当サイトで紹介しているオンラインクリニックの記事も上記とあわせて参考にしてみてください。