
猿沢池
周囲に柳が植えられた風情のある池。もとは興福寺の放生池[ほうじょういけ]として造られたといわれ、甲羅干しする亀も名物。奈良時代、帝の寵愛が衰えたことを嘆いた采女[うねめ]が身を投げたとの伝説も残る。
- 「近鉄奈良駅」から徒歩8分/「奈良駅」から徒歩18分
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周囲に柳が植えられた風情のある池。もとは興福寺の放生池[ほうじょういけ]として造られたといわれ、甲羅干しする亀も名物。奈良時代、帝の寵愛が衰えたことを嘆いた采女[うねめ]が身を投げたとの伝説も残る。
平城宮の東の張り出し部にあり、称徳女帝がたびたび儀式や宴を催したという約8000平方mの回遊式庭園。朱雀門と同時に、発掘調査結果に基づいて復元された。優雅なカーブを描く洲浜のある池を中心に、石を組んだ築山などを配置。池の周囲には桃や桜など調査で明らかになった植物も植わり、日本庭園のルーツともいわれる優雅な景観が楽しめる。
都市近郊で生態を観察することのできる野生動物の群落。神護景雲2年(768)藤原氏によって春日大社が創建されたとき、鹿島から勧進した神が白鹿に乗って降臨。その子孫である故事に基づき、神鹿として保護されてきた。一説によると明治時代の廃仏毀釈で神格をとかれ、乱獲や駆除により絶滅の危機に陥ったといわれる。戦後にも密漁などにより二度目の受難期を迎えたが、昭和32年(1957)に国の天然記念物に指定され、文化財として保護されるようになった。現在、奈良公園などに約1300頭の鹿が生息。出産期や発情期には気が荒くなることがあるので要注意。
なだらかな丸い丘を3つ重ねたような形から、三笠山とも呼ばれる。芝生に覆われて気持ちよく、奈良盆地の眺望もいい。山頂に鶯塚[うぐいすづか]古墳(史跡)がある。1月の第4土曜には有名な山焼きが行われる。
欽明天皇陵の西側、小さな丘にあるのが天智・天武天皇の祖母、吉備姫王[きびひめのみこ]の墓。その柵内に猿石と呼ばれる石造物が4体並んでいる。いずれも人に似たユーモラスな姿をしており、内3体は背面にも顔がある。江戸時代に欽明天皇陵南側の水田から掘り出され、陵内に置かれたものが移されたという。
奈良と大阪河内[かわち]の境に標高517mの雄岳と、標高474mの雌岳が寄り添うように並ぶ山。古くは「ふたかみやま」と呼ばれ、特に奈良側から眺める二上山に沈む太陽の美しさゆえに、西方浄土の入口として神聖視されてきた。雄岳山頂近くには、天武天皇の皇子で、持統[じとう]天皇から謀反の罪を受け、非業の死を遂げた大津皇子[おおつのみこ]の墓がある。雌岳山頂は公園化されており、ハイキングコースとしても人気。雄岳へは、二上神社口駅、雌岳へは当麻寺駅が便利。
大峯山脈の主峰で標高1719m。正式には山上ケ岳という。役行者が7世紀に開き、修験道の聖山として古くから信仰を集めてきた。千三百年の間にわたり女人禁制を守り続けている。山頂には、世界遺産・わが国最高所に建つ大峰山寺(重要文化財)があり、山中には鐘掛岩・西の覗など多くの行場がある。毎年5月3日の戸開けから9月23日の戸閉めの間は、多くの修験者が訪れる。
二津野ダムによってできた人工湖で、湖畔には旅館や商店が集まる十津川温泉がある。山々に囲まれた湖は水鳥の生息地で、11~3月には全国有数のオシドリの越冬地になる。
山上川沿いの洞川温泉入口付近で、幻想的、神秘的な光をはなつゲンジボタルが鑑賞できる。ホタルを説明してくれるガイドが居る時もあり。
道を挟んで、鬼の俎[まないた]の向かい側にある大きな石造物。その昔、旅人を捕らえては食っていた鬼が用を足した場所との伝説が残る。実際は、7世紀中頃に造られた古墳の石槨[せっかく]で上部が底石からはがれたものといわれる。
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