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資産運用方法の一つであるソーシャルレンディングは、小額から始められる投資方法として近年注目されています。
ソーシャルレンディングは、投資先を探している個人投資家と事業資金を増やしたい企業のマッチングサービスです。他の資産運用方法にはない魅力がある一方、リスクも存在します。初めてサービスを利用する際には、ソーシャルレンディングのリスクや成功させるポイントを知らなければなりません。
この記事ではソーシャルレンディングに関心があり利用を検討している方のために、基本的な知識、メリットやリスク、成功させるための秘訣などを徹底解説しています。またおすすめのソーシャルレンディングサービスも紹介しているので、どのサービスが自分にあっているのか比較検討できます。サービスを始める際の参考にしてください。
[AFF_ソーシャルレンディング_Funds]目次
ソーシャルレンディングとは?
<ソーシャルレンディングを運用する会社はインターネット上のプラットフォームを通じて不特定多数の投資家からお金を集め、お金を借りたい企業に融資します。そして返済されたお金から、一部を利益として所得し、残りを投資家に分配します。サービスにもよりますが1万円程度の小額から投資できるところが多く、元本があまりなくても投資を始められるのが魅力です。
たとえば投資家が出資したお金をソーシャルレンディングを運営する会社が企業に15%の金利で貸し付け、5%を所得すると仮定した場合、投資家の取り分は10%です。
その手法から融資型(貸付型)クラウドファンディングともよばれます。しかし利息という形で金銭のやり取りが生じるので、利益を目的としない寄付型や購入型などの一般的なクラウドファンディングとは一線を画します。
ソーシャルレンディングを運営する会社により、利回りや手数料、最低投資額、担保補償の有無などサービス内容が異なります。ソーシャルレンディングをこれから始めるならば、各社のサービスを比較して自分に適したものを選択しましょう。
ソーシャルレンディングは3タイプ
ソーシャルレンディングには3つのタイプがあります。以下の3つの内容をそれぞれ解説します。
- ファンド型
- マーケット型
- オークション型
ファンド型
日本のソーシャルレンディングで主流なのが、ファンド型です。ソーシャルレンディングの運営会社が、融資に必要な金額を投資家から集めて企業に貸し付けます。融資先が利益を出して返済した際に、投資家は「投資金額+利息」を受け取れます。
投資家がするのは、案件を選び投資金額を決めるだけ。融資先を調べたり金利を設定しなくてもよいため、手間がかからず人気がある方法です。他のタイプに比べ投資方法は容易なので、初心者にも向いています。
マーケット型
マーケット型では、需要と供給の割合によって金利が変動します。そのため3つのタイプのなかでは公平な仕組みです。
ソーシャルレンディング事業者は、融資を受ける企業の企業情報や信用情報機関のデータをもとに企業を審査し、格付けをおこないます。投資家はそれにより金利と融資額を判断します。
企業へ投資したい出資者が多い場合は金利の低い投資家から優先されるので、希望どおりの金利で投資できない可能性があります。
オークション型
文字どおりオークション形式で金利を決めるのが、オークション型です。融資を受けたい企業は借入の目的や信用度をアピールし、その情報を判断材料に投資家が金額と金利を入札します。最も低い金利を提示した投資家が、その企業に融資する権利を獲得できます。
以前はオークション型をおこなっているソーシャルレンディングもありましたが、3つのタイプのなかでは貸し倒れが発生しやすかったため、昨今ではオークション型を扱うソーシャルレンディングは減少しつつあります。
ソーシャルレンディングのメリット
ソーシャルレンディングには、他の投資方法にはない魅力が多数あります。ここではメリットを3つ解説します。
少額で投資できる
ソーシャルレンディングは不特定多数の投資家から資金を集めて融資をおこなうため、投資家は自分でいくら投資するか決められます。1万円程度の小額投資から始められるところも多く、なかには1円から投資可能な案件もあります。
建物を購入する不動産投資の場合、建物の購入代金だけで初期投資に数百万から数千万かかるります。それを考えると、インターネット上で1万円から始められるソーシャルレンディングは、手間もかからず気軽にできる投資方法です。「小額で気軽に投資をはじめてみたい」「投資に多額の資金を用意できない」という方にも向いています。
利回りがよい
ソーシャルレンディングは他の投資方法と比較しても利回りがよいので、利回りのよさを重要視している方に向いています。
ソーシャルレンディングの平均利回りは、3~7%程度。銀行預金の金利が定期預金で0.02~0.03%、日経株式の平均利回りが単純平均で2~3%程度なので、銀行の金利や日経株式の平均利回りを上回っています。
なかには民泊や不動産事業者などへの高い利回りの案件を抱えていて、利回り10%以上をねらえるソーシャルレンディングサービスもあるので、探してみるとよいでしょう。
“参考:日本銀行金融機構局『預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について 』”
出資した元本の金額が変動しない
株や信託投資は元本価格の変動がありますが、ソーシャルレンディングは資金を企業に貸し付けて返済時に利息の一部を分配金として受け取る仕組みのため、元本価格の変動がありません。貸し倒れやソーシャルレンディング運営会社の倒産などの危険がない限り、予想どおりの利益を生み出しやすい投資方法といえるでしょう。
市場環境に左右されて、大きな利益を生み出す可能性があるとともに損失も大きい株や信託投資とは異なります。市場の変動により一喜一憂したくない方に向いてる投資方法です。
ソーシャルレンディングのデメリット
投資にはリスクがつきものであり、ソーシャルレンディングにもリスクがともないます。ここではソーシャルレンディングのデメリットやリスクを解説します。
貸し倒れによる元本割れの可能性がある
ソーシャルレンディングには、銀行の預貯金のような元本保証がありません。比較的低リスクな投資方法ですが、投資先企業が業績不振に陥れば、貸し倒れとなる可能性があります。
また倒産までいかなくても投資先企業の返済能力の低下により、分配金や元本償還が遅れる可能性があるので注意が必要です。融資先企業をしっかり審査しているソーシャルレンディングを利用すれば、ある程度元本割れのリスクを減らせます。
運用期間中は解約できない
株や投資信託は自分のタイミングで自由に現金化できますが、ソーシャルレンディングは一度資金を投資したら満期になるまで引き出せません。そのため融資先の企業が業績不振で倒産の危機に陥っても、満期になるまで撤退できないので注意が必要です。
融資先企業の経営状況によっては分配金と元本償還の遅れや元本割れの危険性がともなうので、投資する際には生活資金ではなく余剰資金を使いましょう。
早期償還の可能性がある
早期償還になると、予定よりも早く投資家に元本が返済されます。早期償還にはさまざまな理由がありますが、融資先の企業のプロジェクトが予定よりも順調に進んだり、より良い条件の融資先を見つけた場合などに起こります。早期償還では満期を待たずに元本が返済されるため、想定していた利益を得られません。
ソーシャルレンディングのデメリットともいえる早期償還ですが、見方を変えればメリットにもなります。資金を早く回収できれば安心ですし、短期間で戻ってきた際には元本と分配金を元手に、さらに有利な投機商品に投機可能です。早期償還が起きた場合には、デメリットばかりに目を向けず前向きに資金を次の投資に使用するとよいでしょう。
初めてでも簡単にできるソーシャルレンディングサービス
ソーシャルレンディングを運営する会社は多く、初心者はどのサービスを選んだらよいか迷うでしょう。ここでは初心者が扱いやすい事業者を、5つ紹介します。
Funds
※画像出典:Funds公式サイト
Fundsの基本情報 | |
運営会社 | ファンズ株式会社 東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 フジワラビルディング5階 |
運営開始 | 2016年11月1日 |
累計募集ファンド数 | 累計245件(2019年1月23日〜2022年10月29日) |
運用実績 | 応募総額:258億円以上 正常償還率:100% 分配遅延発生件数:0件 |
最低投資額 | 1円~ |
手数料 | 会員登録:無料 口座開設・維持:無料 投資:無料 デポジット口座への入金:振込手数料 デポジット口座からの出金:無料 |
利用者数 | 4万5,000人以上 |
Fundsの最低投資額は1円で、最低投資額1万円が多い同業他社のなかでも投資のハードルが低くなっています。利回りは1~6%と低めですが、東証プライム上場企業のアイフル株式会社や株式会社インテリックス、同二部上場企業の株式会社メルカリなど厳しい審査を通過した優良な案件のみを取り扱っています。
運用期間と予定利回りが決まっているので利益を予想しやすく、透明性も比較的高いので初心者に向いています。
クラウドバンク
※画像出典:クラウドバンク公式サイト
クラウドバンクの基本情報 | |
運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 Crowd Securities Japan, Inc. 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F |
運営開始 | 2014年 |
累計募集ファンド数 | 5,183件(2022年10月現在) |
運用実績 | 応募総額:2,032億円以上 正常償還率:100% 実績平均利回り:5.80% |
最低投資額 | 1万円~ |
手数料 | 会員登録:無料 口座開設・維持:無料 |
利用者数 | 不明 |
クラウドバンクの利回り水準は5~7%で、他社と比較しても高めです(クラウドバンクが公開している実績平均利回りは5.8%)。
また融資先が再建不履行になっても、債権額を上回る担保の設定や外部監査の実施で、元本保証はありませんが回収の可能性を高めています。自分にあったテーマに合わせた投資先を選びやすいソーシャルレンディングなので、初心者でも扱いやすいでしょう。
Bankers
※画像出典:Bankers公式サイト
Bankersの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社バンカーズ 東京都千代田区麹町2-12-1 VORT半蔵門8F |
運営開始 | 2020年12月~ |
累計募集ファンド数 | 86件 |
運用実績 | 2022年に投資家の出資金額が累計100億円突破 |
最低投資額 | 1万円~ |
手数料 | 会員登録:無料 口座開設・維持:無料 投資:無料 ファンド出資の費用:振込手数料 ファンドの運用から分配・償還に係る費用:有 |
利用者数 | 不明 |
Bankersの前身は、泰平物産株式会社という40年以上の実績を持つ貸金業者です。そのノウハウを生かし、融資だけではなく商業手形を組み合わせた貸付スキームを採用しています。ソーシャルレンディングというサービス自体は新しいですが社歴が長い会社なので、安定性と信頼性があります。
またBankaersの人材は大和証券のような金融出身者や大手ソーシャルレンディング出身者が多いので、専門知識に長けていて堅実です。手堅いファンドを形成しているので、リスクを抑えた投資をしたい方におすすめです。
FUELオンラインファンド
※画像出典:FUEL公式サイト
FUELの基本情報 | |
運営会社 | FUEL株式会社 東京都港区虎ノ門4-1-14 神谷町プラザビル3階 |
運営開始 | 2020年 |
累計募集ファンド数 | 22件 |
運用実績 | 応募総額:18億円以上 正常償還率:100% |
最低投資額 | 1万円~ |
手数料 | 会員登録:無料 口座開設・維持:無料 投資:無料 投資口座への入出金:振込手数金 |
利用者数 | 不明 |
不動産向けの投資案件に興味があるのなら、不動産事業の上場企業や同等の信用度を持つ企業に投資できるのでFUELがおすすめです。これまで応募のあった案件は、募集開始早々に満額になるような人気案件が多く、案件はすべて満額達成しています。
またFUELはファンドの透明性や信頼性を重視していて、ファンド事業者の情報やプロジェクトの内容、資金の使い道などを明示しています。自分で融資先の状況を確認してから投資した方にとって、投資前に多くの情報を見られるFUELのサイトは使いやすいでしょう。
また定期的に融資先企業をモニタリングしていて、資金が目的通り適正に使われているかも確認しています。
AGクラウドファンディング
※画像出典:AGクラウドファンディング公式サイト
AGクラウドファンディングの基本情報 | |
運営会社 | AGクラウドファンディング株式会社 (英訳名:AG Crowdfunding Co., Ltd.) 東京都港区芝二丁目31番19号 バンザイビル8F |
運営開始 | 2021年9月3日 |
累計募集ファンド数 | 22件 |
運用実績 | 累計募集額:2億5,000万円 |
最低投資額 | 1円~ |
手数料 | 会員登録:無料 口座開設・維持:無料 投資:無料 銀行預金口座への入出金:GMOあおぞらネット銀行は無料、それ以外は一律 145円 (税込) / 件 |
利用者数 | 不明 |
AGクラウドファンディングは2021年9月から開始した新しいサービスなので、ソーシャルレンディングの実績はまだそれほどありません。しかし東証プライム市場上場企業であるアイフルのグループ会社が運営しているので、信頼度は高いです。
オンラインで本人確認できるためスマートフォンから最短即日投資が可能。投資も1円から始められます。小額から投資したい方や、上場企業の後ろ盾を持つソーシャルレンディングに投資したい方は活用してみましょう。
ソーシャルレンディングを成功させるポイント
投資は知識や経験があるほど、成功しやすくなります。ここでは投資をする前に押さえておきたいソーシャルレンディングのポイントを解説します。
ソーシャルレンディング事業者は慎重に選ぶ
ほとんどのソーシャルレンディングは元本保証がないため、融資先企業の業績悪化や倒産が気になります。しかしサービスを利用するソーシャルレンディング事業者が、堅実で安定しているかも重要です。
投資家に対する詐称や無理な営業による被害にあわないためにも、ソーシャルレンディングサービスを選ぶ際には次のポイントを確認するとよいです。
- 行政処分の経歴の有無
- 融資審査の精度
- 返済遅延への対応
- 貸付先企業の資金使途の把握
利回りの高さだけではなく、ローリターンでも堅実に運営している事業者のほうが安心して投資できます。
リスクを分散させる
投資はリスクがつきものです。ソーシャルレンディング事業者も倒産する可能性があるので、事業者や投資先は一つにまとめず複数に分けてリスクを分散させなければいけません。
投資に使えるお金が100万円あるならば、一つのファンドに100万円すべて投資しないようにしましょう。20万円ずつ5つのファンドに投資したほうが、1つのファンドで貸し倒れが起きても失う額は少なくより安全です。リスクを分散させて、損失が起きた際の被害額を抑えるとよいです。
利益分を次の投資に上乗せする
投資効果を高めようと考えるなら、投資して得た利益を次の投資額に上乗せして福利効果を狙いましょう。たとえば100万円を投資して3万円の利益が出た場合、次の投資には利益分を上乗せした103万円を投資します。
繰り返し上乗せすれば利息分にも利息が付くので、元の元本は変わらないまま運用益を増やしていけます。
投資するのは余剰資金のみ
ソーシャルレンディングには、貸し倒れや分配金の遅延などのリスクがつきものです。もしも生活に必要なお金をソーシャルレンディングに使用してしまったら、生活がたちいかなくなり困った状況に陥ります。
全損しても大きな問題が起こらないように、投資するのは長期的に動かす必要のない余剰資金のみにしましょう。
ソーシャルレンディングサービスは内容を理解し事業者を吟味して利用しよう
ソーシャルレンディングは、銀行に預貯金するよりも利率のよい投資方法です。「銀行に預けておいても、利息分が増えない」「投資で余剰資金を増やしたい」と感じているのなら、ソーシャルレンディングを投資方法の一つとして検討してみましょう。
ソーシャルレンディングは有効な投資方法であるとともに、貸し倒れやソーシャルレンディング事業者の倒産などのリスクもつきものです。投資を成功させるためには、透明性が高く、信頼できるソーシャルレンディングを探す必要があります。
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