水納島
瀬底島の西沖約2.5kmに浮かぶ周囲約4.5kmの小さな島。三日月の形をしているため、「クロワッサンアイランド」ともよばれる。かつては無人島だった島も、現在は離島ツアーのスポットとして人気が高く、夏場は多くの観光客で賑わう。サンゴ礁に囲まれ、白い砂浜が続く水納ビーチを中心に、シュノーケルやグラスボート、ダイビングなどさまざまなマリンスポーツが満喫できる水上の楽園。島の南西にはカモメ岩とよばれる奇岩が連なり、毎年6~10月には、産卵にやって来るアジサシの群舞が見られる。
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瀬底島の西沖約2.5kmに浮かぶ周囲約4.5kmの小さな島。三日月の形をしているため、「クロワッサンアイランド」ともよばれる。かつては無人島だった島も、現在は離島ツアーのスポットとして人気が高く、夏場は多くの観光客で賑わう。サンゴ礁に囲まれ、白い砂浜が続く水納ビーチを中心に、シュノーケルやグラスボート、ダイビングなどさまざまなマリンスポーツが満喫できる水上の楽園。島の南西にはカモメ岩とよばれる奇岩が連なり、毎年6~10月には、産卵にやって来るアジサシの群舞が見られる。
沖縄本島最南端に位置し、東シナ海と太平洋を分けている。断崖の上には、灯台と展望台が立ち、見下ろすと青々とした大海原が広がる。岬の先端には昭和44年(1969)に建立された「平和の塔」が静かに立っている。近くには国指定史跡の具志川城跡があり、発掘調査と保存修理が行われている。
南城市の沖合い150mにある周囲1.6kmの島。本島とは奥武橋が架かっているため車や徒歩でも行き来できる。橋を渡るとのどかな島の雰囲気が感じられる。
東シナ海に突き出す万座毛は、高さ20mの琉球石灰岩の断崖と、その上に広がる芝生の公園で、沖縄きっての名勝。展望デッキをはじめ、各種のショップや体験工房、琉球料理店などが揃った万座毛周辺活性化施設から遊歩道を進んで行くと、万座毛のシンボルである象の鼻を連想させる隆起サンゴが現れる。享保11年(1726)、ここに立ち寄った琉球王尚敬が、「万人が座するに足る毛(野原)」と称賛したのも頷ける景観。この言葉は地名の由来にもなっている。遊歩道の入口には、18世紀の沖縄の代表的女流歌人、恩納ナビーが王一行を歓迎して詠んだ「波ぬ声ん止まり 風ぬ声ん止まり 首里天加那志 美御機拝ま(波の音も風の音も静まれ 国王様のお顔を拝みたいものだ)」の歌碑が立つ。
国道505号沿いにある幅約30m、長さ約250mの長方形の馬場。戦前は地域の民俗行事や、草競馬などが盛んに行われ、地元の人たちの交流場であった。馬場の両側には、18世紀の政治家・蔡温[さいおん]が植林を進めたと伝わる琉球松の巨木が立ち並ぶ。枝振りも見事な松並木の木陰で身体を休めながら、かつて行われていた草競馬の光景に思いをめぐらすのもよい。
国道58号数久田交差点から車で山あいへ5分ほど進むと現れる落差20mほどの滝。周囲は夏でもヒンヤリとし、かつては国王も避暑に訪れたとか。
国の天然記念物に指定されている慶佐次[げさし]湾のヒルギ林のそばに造られた公園。有料のカヌーツアーのほか、遊歩道や展望台からもマングローブ観察ができる。園地及び周辺はやんばる国立公園となっている。
那覇の北西約60km位置し、周囲約12kmの扇型の島。一島一村ののどかな島で、サンゴ石の石垣たフクギの並木とソテツの原野が広がっている。自然環境を生かして生産される黒糖、もちびきや玉ねぎの農産物と、豊かな海の産物である自然海塩といった特産品も作られている。
島の北西の海際にそびえる奇岩で、女性の神として知られるミーフガー(女岩)。子宝に恵まれない女性が拝むと御利益があると伝えられ、南西の海岸のガラサー山と呼ばれる男岩の対照とされる。
自然の潮だまりに、小さな熱帯魚が集まる天然の水族館。海の中に入らなくても気軽に熱帯魚を観賞できる人気のスポット。チョウチョウウオやルリスズメなど、コバルトブルー、赤、黄といった色とりどりの熱帯魚が泳ぎまわる姿を見ることができる。エサをまくとたくさん集まってくる姿がとても可愛らしい。足場が悪い場所のため、サンダルは危険。靴で散策しよう。
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