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【2023】信頼できる不動産仲介会社おすすめランキング10選|選び方や注意点も紹介

【2023】信頼できる不動産仲介会社おすすめランキング10選|選び方や注意点も紹介

不動産の売買は自分で取引相手を探したり契約書を作ったりするのは難しいため、一般的には不動産会社に仲介を依頼します。しかし、「はじめての不動産売買で不安」「不動産仲介会社が多すぎて選べない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

たしかに、不動産の売買は多くの人の人生のなかでそう何度もあるわけではなく、金額も大きいため簡単には決められません。信頼できる会社に依頼してスムーズに進めたいですよね。

そこでこの記事では、信頼できる不動産仲介会社の選び方や注意点と、おすすめの不動産仲介会社10選をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

監修者情報

棚田行政書士

株式会社棚田リーガルホールディングスグループ CEO 棚田行政書士

プロフィール

1981年 長野県に生まれる。
ゲームクリエイターにあこがれ、東京の専門学校へ入学するために上京。
在学中にサンケイリビング新聞の広告営業を経験し、営業に目覚める!
専門学校卒業後、大手人材派遣会社の社員として就職し、新入社員研修で不動産系上場企業へ3ヶ月間出向する。
3ヶ月間の営業成績が良かったこともあり、出向期間がずるずる延長され4年目で正式にヘッドハンティングされて正式に入社。

おすすめの不動産一括査定サイト3選
サービス名SUUMO(スーモ)
すまいValue
マンションナビ
同時査定数10社6社9社
特徴大手から地域密着型まで2,000社以上が登録大手6社に査定が依頼可能会員数14万人を突破

信頼できる不動産仲介業者の選び方

不動産仲介会社を選ぶときのポイントは、主に次の3つです。それぞれを詳しく解説します。

  • 売買したい物件の地域に強い
  • 担当者との相性
  • 過去に行政処分歴がない
  • 仲介手数料が安い

売買したい物件の地域に強い

不動産会社にもエリアによって得意不得意があるため、どこに依頼しても結果は同じとは限りません。査定額や売り出し方、抱えている見込み客の質などは不動産仲介会社によって大きく異なります。

地域ごとの特性やアピールポイントに詳しい不動産会社に依頼することが大切です。売却したい場合はアピールポイントを最大限に活かした査定額や売り出し方を期待でき、購入したい場合はより好立地の物件や予算内で検討できる物件に出会える可能性が高まります。

監修者
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依頼したい不動産会社がどの地域に強いか調べる方法は、以下の2つです。
・その会社が出している物件の広告を見て傾向を見る
・当該物件に近い支店に依頼する

担当者との相性

担当者との相性が重要な理由は、売却であれば3ヵ月、購入であれば1カ月はやりとり続ける相手になるからです。会社自体の信頼性が高くても、相性の悪い担当者ではスムーズ進めることが難しくなります。ポイントは次のとおりです。

・自分の意見や相談がしやすい(高圧的ではない)

・清潔感がある

・対応や説明が丁寧

・売買したい物件への知識が十分にある

・連絡の頻度が好ましい

担当者との相性がよくないときは担当者変更を申し出るか、改善が見込めない場合は会社の変更も検討しましょう。

監修者
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担当者が信頼できるか確認するには、以下のような方法があります。
・言葉遣いが丁寧か、強引な営業はしてこないか
依頼する物件の周辺環境などを聞いて答えられるか
・契約から引き渡しまでのおよその流れを聞いて、スムーズに答えてくれるか など

過去に行政処分歴がない

国土交通省ネガティブ情報等検索システムにある宅地建物取引業者を選択し、不動産会社の行政処分履歴を調べましょう。事業者名を入力して検索すれば、過去の行政処分の内容を閲覧できます。

具体的には事務所に宅地建物取引士を置かなかったことで業務停止命令が出たことがある、顧客に重要事項を説明せず指示を受けたなどです。改善した会社もあるため行政処分歴がイコール悪徳業者とはいえませんが、判断材料の1つにはなります。

参考:国交省「国土交通省ネガティブ情報等検索システム

仲介手数料が安い

仲介手数料の安さも不動産会社選びの重要なポイントです。不動産売買の成功報酬として不動産会社に支払う必要がある仲介手数料ですが、法律で定められている上限以下なら独自の金額を設定することができます。おすすめの不動産会社TOP10の上位3社の手数料率を比較してみましょう。

会社名仲介手数料率
三井不動産リアルティ4.76%
すみふの仲介ステップ4.91%
野村不動産ソリューションズ3.95%

会社によっては条件を満たすことで仲介手数料の割引をおこなっているケースもあります。取引金額が高額になるほど、仲介手数料も高額になるので、仲介手数料がいくら必要なのかも会社を選ぶときにチェックしましょう。

監修者
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仲介手数料が安すぎる場合の注意点やデメリットは以下の3つです。
両手仲介の可能性があり、結局売買価格が相場よりやすくまとめられている可能性あり
手続きがいい加減になる担当者がいる
アフターフォローがあまりない

【比較表】不動産仲介会社のおすすめランキングTOP10

不動産仲介会社名取引高取引件数手数料収入
(2022年度)
特徴
三井不動産リアルティ
1兆8,927億円41,183件901億円不動産に関するサービスを網羅
すみふの仲介ステップ
1兆4,534億円34,900件以上713億円多くの物件数と店舗数を生かしたデータ力を販売における強み
野村の仲介プラス

9,649億円10,081件398億円インターネットを利用した経営にも注力
東急リバブル
1兆5,780億円28,750件715億円不動産ソリューション事業なども展開
CENTURY21

6,399億円26,629件298億円世界規模の不動産業者のフランチャイズ
三井住友トラスト不動産

5,504億円8,226件229億円不動産の資産活用に強みあり
MUFG

4,502億円4,652件 190億円銀行や証券会社との連携関係に強み
MIZUHO

4,286億円3,978件178億円高齢者をターゲットとしたサポートが充実
OPEN HOUSE

3,624億円8,268件151億円狭小地・変形地でも迅速に直接買い取り
SEKISUI HOUSE

2,879億円7,973件127億円戸建ての売却に強みあり

※出典:公益社団法人不動産流通推進センター不動産業統計集2021(2022年5月発表)」を基に作成

https://ekitan.com/media/estate/major-real-estate-company/

人気の不動産仲介業者TOP3【2022年利用者数】

会社名店舗数仲介件数手数料収入
(2022年度)
特徴
三井不動産リアルティ
28638,507件768億円「三井のリハウス」というブランド名で個人向け不動産仲介
すみふの仲介ステップ
全国230以上34,900件以上713億円多くの物件数と店舗数を生かしたデータ力に強み
東急リバブル
19335,122件579億円東急グループに所属

人気のある不動産仲介業者は、上位から三井不動産リアルティ、すみふの仲介ステップ、東急リバブルです。どの業者も知名度が高く、多くの方が安心して利用できるため、利用者数が多くなっていると考えられます。

【中古戸建の売買数(東京23区)】不動産仲介業者TOP3

会社名店舗数仲介件数
(2021年度
手数料収入
(2021年度)
特徴
すみふの仲介ステップ
23534,900件以上
※2022年度
713億円
※2022年度
多くの物件数と店舗数を生かしたデータ力に強み
三井不動産リアルティ
28638,507件768億円「三井のリハウス」というブランド名で個人向け不動産仲介
東急リバブル
19335,122件579億円東急グループに所属

中古戸建の売買数TOP3は、すみふの仲介ステップ、三井不動産リアルティ、東急リバブルです。すみふの仲介ステップは、店舗数を生かしたデータ力を販売における強みとしており、中古戸建の売買にも長けています。

【マンションの売買数(東京23区)】不動産仲介業者TOP3

会社名店舗数仲介件数
(2021年度)
手数料収入
(2021年度)
特徴
三井不動産リアルティ
28638,507件768億円「三井のリハウス」というブランド名で個人向け不動産仲介
すみふの仲介ステップ
23534,900件以上
※2022年度
713億円
※2022年度
多くの物件数と店舗数を生かしたデータ力に強み
東急リバブル
19335,122件579億円東急グループに所属

マンション売買TOP3は、三井不動産リアルティ、すみふの仲介ステップ、東急リバブルです。旧財閥の流れを汲むグループや交通事業を基盤とする東急グループが上位となりました。

【賃貸】人気の大手不動産仲介業者TOP3

会社名賃貸物件の仲介数店舗数特徴
大東建託

251,031件421店入居率98%の優れた仲介力
ハウスメイト

67,149件96店住んだ後もトータルでサポート
東建コーポレーション

66,628件184店豊富な検索メニュー

賃貸物件の仲介数TOP3は、大東建託、ハウスメイト、東急コーポレーションです。オンライン申し込みに力を入れている会社が上位となりました。

【年収が高いのは?】就職先として人気の不動産仲介会社TOP5

会社名取扱高事業概要平均年収
ヒューリック

3,396億4,500万円不動産の保有賃貸業、投資開発事業1530.7万円
地主株式会社

事業用定期借地権を用いた投資商品の開発1368.6万円
三菱地所

1兆2,075億9,400万円大手デベロッパーグループ1229.0万円
東急不動産ホールディングス

9,077億3,500万円東急不動産グループの持株会社1194.5万円
三井不動産

2兆75億5,400万円東京に本社をおく総合不動産会社1112.5万円

平均年収の高い不動産仲介会社TOP5は、ヒューリック、日本商業開発、三菱地所、東急不動産ホールディングス、三井不動産です。安定的な収益が長期間続いている会社が上位となりました。

不動産仲介会社のおすすめランキングTOP10

ここでは数ある業者の中から、特におすすめできる不動産仲介会社をランキング形式で紹介していきます。

1位:三井不動産リアルティ(三井のリハウス)|不動産に関するサービスを網羅

※画像出典:三井不動産リアルティ(三井のリハウス)公式HP

会社名三井不動産リアルティ株式会社
手数料収入768億円
取扱件数 38,507件
取扱高 1兆8,927億円
1件あたりの平均物件価格 4,596万円
対応エリア 札幌、東北、首都圏、関西、中国、九州
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用不動産
所在地(本社)東京都千代田区霞が関3丁目2番5号
霞が関ビルディング9階
設立年1969年7月15日
資本金200億円

1975年依頼不動産仲介業務をおこなってきた老舗であり、累計取り扱い件数は100万件という実績を誇ります。2021年度は3ヵ月以内の売却成約率が75%と高いため、売買を急いでいる人におすすめの不動産仲介会社です。

迅速な売却が可能な理由は、大手でありながら各地域に店舗を持つ地域密着展開大手ならではの営業力・ネットワーク力の高さにあります。しっかりとした現地調査と不動産仲介のノウハウを駆使して、全国を対象とした顧客の希望に叶う取引を提案します。

公式サイトで詳細を見る

三井のリハウスの評判や口コミが知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

2位:すみふの仲介ステップ|多くの物件数と店舗数を生かしたデータ力が販売における強み

※画像出典:すみふの仲介ステップ公式HP

会社名住友不動産販売株式会社
手数料収入713億円
取扱件数34,900件以上
取扱高 1兆4,534億円
対応エリア 北海道、宮城、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、愛知、三重、岡山、広島、福岡
※一部地域を除く
対応物件 マンション、戸建て、土地、事業用・投資用不動産、賃貸の仲介
所在地(本社)東京都新宿区西新宿2丁目6番1号
設立年1975年3月1日
資本金2,970百万円

すみふの仲介ステップは、運営会社が大手の不動産会社「住友不動産販売」だけあって年間185,000件以上の購入相談があり、年間の成約件数は34,900件以上にも及びます。さらに、住友不動産販売が2022年度に取引した顧客を対象に実施した自社アンケートでは、売主様満足度が94.4%と高い評価を得ていることも特徴の一つです。

また、利用者への豊富な情報提供や、担当者のきめ細かなサポートを受けられるため初めて不動産売却をする人も安心して利用できます。

公式サイトで詳細を見る

https://ekitan.com/media/estate/sumitomo-real-estate-sales-reputation/

3位:野村不動産ソリューションズ|インターネットを利用した経営にも注力

※画像出典:野村不動産ソリューションズ公式HP

会社名野村不動産ソリューションズ株式会社
手数料収入347億円
取扱件数9,322件
取扱高 9,649億円
1件あたりの平均物件価格 9,571万円
対応エリア 東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、京都、滋賀、愛知、海外
対応物件 マンション、戸建て、土地
所在地(本社)東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル
設立年2000年11月6日
資本金10億円

野村証券をはじめとした金融機関、保険会社、税理士や司法書士など士業ほか、幅広い専門家との連携によって、顧客の要望にワンストップで応えることが野村不動産ソリューションズの強みです。売却や購入だけでなく、相続やM&A、等価交換、任意売却(※)などにも対応します。

売買後の生活や資金計画も含めて相談したい人におすすめです。また、この幅広い対応力によって獲得した顧客の層が厚いため、さまざまな条件に適した取引相手が見つかるでしょう。

(※)住宅ローン等の残債がある状態で、債権者の同意のもと、物件に付加された抵当権を抹消して売却する方法

公式サイトで詳細を見る

4位:東急リバブル|不動産ソリューション事業なども展開

※画像出典:東急リバブル公式HP

会社名東急リバブル株式会社
手数料収入579億円
取扱件数35,122件
取扱高 1兆5,780億円
1件あたりの平均物件価格 5,489万円
対応エリア 札幌、仙台、東京、神奈川、埼玉、千葉、名古屋、大阪、兵庫、京都、海外(香港、台湾、シンガポール、ロサンゼルス、ダラス)
対応物件 マンション、戸建て、オフィス、店舗
所在地(本社)東京都渋谷区道玄坂1丁目9番5号
設立年1972年3月10日
資本金13億9630万円

大正時代から不動産売買に携わる東急不動産グループの企業で、東京都から神奈川県にのびる東急沿線のエリアに強みを持っています。2021年度だけでも売買仲介取り扱い件数は28,750件に及び、豊富な実績から有用なノウハウを蓄積しています。

売却の場合、一定期間売却できないときの買取保証があることや土地の埋没物の撤去、建物の検査・保証などのサービスが豊富なことも魅力です。また、引っ越しサービスや電気・ガス事業者との連携も含め、買い換え後の生活もサポートしてくれます。

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東急リバブルの評判や口コミが知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

5位:センチュリー21|世界規模の不動産業者のフランチャイズ

※画像出典:センチュリー21公式HP

会社名株式会社センチュリー21・ジャパン
手数料収入298億円
取扱件数26,515件
取扱高 6,399億円
1件あたりの平均物件価格 3,195万円
対応エリア 全国
対応物件 戸建て、マンション、土地
所在地(本社)東京都港区北青山2-12-16
北青山吉川ビル7F
設立年1983年10月21日
資本金5億1775万円

センチュリー21は、世界規模の不動産業者のフランチャイズ企業です。日本では株式会社センチュリー21・ジャパンとして活動しており、全国に993店舗あります。加盟する複数の店舗から一括で売却査定を受けられることが大きな特徴です。

日本全国のネットワークによる情報共有と地域密着型の加盟店独自の情報を合わせた、詳細な査定結果が得られるでしょう。購入希望者も全国から集まる物件情報を得られるため、遠方の物件を探している人にもおすすめです。

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6位:三井住友トラスト不動産|不動産の資産活用に強みあり

※画像出典:三井住友トラスト不動産公式HP

会社名三井住友トラスト不動産株式会社
手数料収入175億円
取扱件数7,202件
取扱高 5,504億円
1件あたりの平均物件価格 6,691万円
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、三重、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、岡山、広島、福岡、熊本
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用不動産
所在地(本社)東京都千代田区神田錦町3丁目1番地1 
NMF竹橋ビル
設立年1986年1月24日
資本金3億円

三井住友銀行を中核とするグループ企業の1つであるため、不動産の売買だけでなく資産運用や住宅ローン、相続の相談にも強いことが大きな特徴です。売却するしかないと思っていたところに別の選択肢が生まれる可能性もあります。

また、居住用不動産だけでなく投資や事業用不動産にも強みがあります。売買を決断していない段階や事業に悩んだときでもアドバイスをもらえるため、まずは相談してみましょう。

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三井住友トラスト不動産の評判や口コミが知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

7位:三菱UFJ不動産販売|銀行や証券会社との連携関係に強み

※画像出典:三菱UFJ不動産販売公式HP

会社名三菱UFJ不動産販売株式会社
手数料収入147億円
取扱件数4,307件
取扱高 4,502億円
1件あたりの平均物件価格 9,678万円
対応エリア 首都圏、名古屋、関西
対応物件 マンション、一戸建て、土地、投資用物件、事業用物件
所在地(本社)東京都千代田区神田神保町2-1
岩波神保町ビル
設立年 1988年年6月14日
資本金3億円

三菱UFJ不動産販売は、三菱UFJフィナンシャル・グループに所属する不動産会社です。三菱UFJフィナンシャル・グループは三菱UFJ銀行などを傘下に置く三菱グループの金融企業のため、銀行や証券会社との連携関係に強みがあります。

不動産物件の取引だけでなく、住み替えなどにあたっての住宅ローン申し込みなども一貫サポートされるため、不動産売却や引越に不慣れな方でも安心して利用することができます。

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8位:みずほ不動産販売|高齢者をターゲットとしたサポートが充実

※画像出典:みずほ不動産販売公式HP

会社名みずほ不動産販売株式会社
手数料収入152億円
取扱件数 3,601件
取扱高4,286億円
1件あたりの平均物件価格1億774万円
対応エリア 首都圏、近畿、東海、北海道、東北、甲信越・北陸、中国、九州
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用不動産
所在地(本社)東京都中央区日本橋1–3–13 東京建物日本橋ビル
設立年1986年7月
資本金15億円

みずほフィナンシャルグループの不動産会社です。法人取引をメインに活動する企業でしたが、現在は個人向けの不動産取引業務も拡大している傾向にあります。

高齢者をメインターゲットとしたサポートサービスが充実しており、高齢者向けの住宅紹介や相続のサポートなど手厚いものが用意されています。関連して被相続人に対する物件の売却や運用の提案もおこなっているため、不動産を保有する高齢者とその家族にとって使いやすい業者と言えるでしょう。

公式サイトで詳細を見る

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9位:オープンハウス|狭小地・変形地でも迅速に直接買い取り

※画像出典:オープンハウス公式HP

会社名株式会社オープンハウス
手数料収入134億円
取扱件数7,232件
取扱高 3,624億円
1件あたりの平均物件価格 4,383万円
対応エリア 東京、神奈川、埼玉、千葉、名古屋、大阪、兵庫、福岡、群馬、栃木
対応物件 戸建て、マンション、店舗、ビル
所在地(本社)東京都渋谷区渋谷1丁目13番9号
設立年2021年4月1日
(株式会社アブロースは1996年11月)
資本金1億円

首都圏を中心に展開する不動産の総合業者です。自社で建てる戸建てのCMが有名ですが、中古物件の仲介もおこなっています。東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県に強く、戸建てと土地に特化しているのが特徴です。

また、直接買い取りにも対応しています。狭小地・変形地など買主が見つかりづらい土地でも、24時間以内に買取金額の回答を得られるため現金化を急ぐ人におすすめです。

公式サイトで詳細を見る

https://ekitan.com/media/estate/open-house-america-real-estate-reputation/

10位:積水ハウスグループ|戸建ての売却に強みあり

※画像出典:積水ハウス不動産グループ公式HP

会社名積水ハウス株式会社
手数料収入111億円
取扱件数 8,078件
取扱高 2,879億円
1件あたりの平均物件価格 3,611万円
対応エリア 首都圏、近畿、東海、北海道、東北、甲信越・北陸、中国、九州
対応物件 一戸建て、マンション、土地、事業・投資用物件
所在地(本社)大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号
梅田スカイビルタワーイースト
設立年1960年8月1日
資本金2025億91百万円

住宅業界のトップメーカーである積水ハウスの不動産部門を担う企業群です。全国100拠点以上のネットワークを駆使して遠方の不動産の売買もスムーズにおこないます。戸建てに強みがありますが、賃貸住宅の相談も可能です。

また、購入者に対するアフターサービスが充実していることも大きな特徴と言えます。中古物件であっても積水ハウスが施工した物件の取り扱いが多いため、長期住宅保証やライフスタイルに合わせたリフォームの相談などのサービスを受けられます。

公式サイトで詳細を見る

不動産仲介会社に依頼する流れ

ここでは、手続きの複雑な売却を想定し、不動産仲介会社に依頼する手順を大きく3つのステップに分けて解説します。

  1. 不動産売却に必要な書類を集める
  2. 不動産査定を依頼する
  3. 媒介契約を結ぶ

1.不動産売却に必要な書類を集める

不動産の売却には以下の書類が必要です。

・実印・認印

・印鑑証明書

・写真付きの身分証明書

・登記済権利証

・固定資産税・都市計画課税証明書、固定資産評価証明書

・建築確認済証・検査済証

・地積測量図、境界確認書

・収入印紙

実印・認印は売却したい物件が所在する自治体に届け出たものが必要で、その印鑑証明が求められます。登記済権利証は物件の所有者が自分であることを証明するものです。基本的には物件の所有者本人以外が売却の手続きを進めることは認められません

税に関する書類や建築物に問題がないことを示す書類、土地の面積がわかる書類も必要です。隣地との境界が不明瞭な場合でも売却できないわけではありませんが、多くの場合は境界を確定させることが求められます。隣地の所有者との協議と計測が必要です。

2.不動産査定を依頼する

複数の会社に査定を依頼し、査定内容を比較検討しましょう。複数の業者に査定を出すことで、売りたい物件の相場価格と仲介会社ごとの特徴を知る機会になるからです。1社だけに査定を依頼した場合、その査定額の根拠の正当性や相場との差を把握しづらくなります。

なお、自分で複数社の候補を出すことが難しければ、一括査定サイトを活用しましょう。無料で複数社に査定依頼でき、1社ごとに連絡する手間を省けます。

3.媒介契約を結ぶ

査定価格に納得したら不動産会社と媒介契約を締結します。媒介契約には3つの種類があるため、条件に合うものを選びましょう。

媒介契約の種類同時契約できる会社の数自己発見取引報告義務
一般媒介契約2社以上なし
専任媒介契約1社のみ2週間に1回以上
専属専任媒介契約1社のみ不可1週間に1回以上

一般媒介契約の大きな特徴は、複数社と同時に契約できることです。複数社に買主を探してもらえることがメリットですが、不動産仲介業者側からすればコストをかけて売り出しても他社にとられる可能性があるため、優先度は低くなります。長期的に好条件の取引相手を探したい人向けです。

専任媒介契約は1社のみとの取引になるため、不動産会社の熱心度は高めです。次に紹介する専属専任媒介契約との大きな違いは、自分で売主を見つけて取引する自己発見取引が可能である点です。親族や知人などが買主になる可能性がある場合に選択しましょう。

専属専任媒介契約は、自分で見つけた買主であっても不動産会社を仲介して契約を結ぶ方法です。不動産会社からすれば確実に仲介手数料を得られるため、売買契約成立に向けた熱心な営業活動をおこなう可能性が高いと言えます。売却を急いでいる人におすすめです。

監修者
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まずは一般媒介で依頼して、それでも熱心に報告してくれる担当者のところにあとで専任媒介で依頼する流れが一番無難です。

https://ekitan.com/media/estate/real-estate-trading-registration-fee/

不動産仲介会社を選ぶときの注意点

 

不動産仲介会社を選ぶときの注意点を把握して、後悔のない選択に役立てましょう。

囲い込みのリスクがある

囲い込みとは1つの不動産会社が買主と売主の双方から仲介手数料を得ることを目的に、自社の顧客以外との取引を断絶する行為です。

例えばA社が囲い込みをおこなっていた場合、B社の顧客が購入希望を示してもA社がその情報を売主に伝えることはありません。買主はA社がみつけた買主候補としか商談できなくなるため、より好条件の買主との商談機会を失います。

囲い込みがおこなわれているかどうかは、他の不動産会社の相談すればわかります。不動産会社間には登録が義務付けられているネットワークがあり、他社からの連絡の有無がわかるからです。

監修者
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囲い込みの事例としては、レインズに情報を出しているが、他社が問い合わせても申し込みありと回答され取引ができないといったことがありました。そのような場合は、他社に買主のふりをして問い合わせをし、自分の物件に興味があるので内見可能か聞き、万が一「申し込みありです。」と言われたら、自治体の不動産業課か、東京なら 東京都住宅政策本部に相談しましょう。

相場より高額すぎる査定額には注意

複数社に査定依頼した結果、飛びぬけて高額な査定額を提示されたときは注意が必要です。他社を排除するために提示した、根拠のない高額査定だった場合、媒介契約を結んだあとも長期間売れず、結果的に相場価格かそれ以下の価格で売り出すことになりかねません

一方、独自の販売ルートがあったり見込み客がまさに求めていた物件だったりする場合、高額査定になる可能性もあります。そのため、なぜその査定額なのかを尋ねてみましょう。明確な返答がない場合は根拠のない査定額を疑い、他社にも相談してみることをおすすめします。

監修者
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相場を把握するための手段は、どこでもいいので実際に不動産会社に個別に査定依頼を出すと良いです。その際は、現地調査を含む査定をしてもらうことがポイントになります。サイトではあくまで目安しかわかりません。なおマンションの場合は、ほぼ間違いなく高い金額で提示されます。

大手仲介会社は両手仲介が多い

大手仲介会社はより多くの利益を得るために、売主から依頼された不動産の買主を自社で見つける両手仲介という手法をとるケースが多いです。違法ではありませんが、囲い込みにより買主を見つけるチャンスが減るというデメリットがあります。大手を選ぶときは、両手仲介になる可能性が高いことを理解しておきましょう。

監修者
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両手仲介の見分け方は残念ながらありません。売買契約書を見るまでわからないでしょう。売買契約書に他の宅建業者の記名がなければ両手仲介です。気になるなら媒介依頼をする際に両手仲介はやめてほしいというか、買い付けが入った段階で直球で聞くしかありません。しかし、両手仲介が必ずしも悪いというわけではなく、両手仲介にするために囲い込みをすることに問題があります。なので、囲い込みがされていないかを定期的に確認するなどの予防策をとるのが正しいと思います。

大手や地域密着など複数の会社に査定依頼をする

最初から1社だけに査定を依頼して決めてしまうのはNGです。会社によって査定額に差が発生するので、相場と異なる金額での取引となる可能性があります。複数の不動産会社に査定を依頼できる一括査定サイトなどを活用して、査定額の比較をおこないましょう。

https://ekitan.com/media/estate/precautions-to-sell-real-estate/

おすすめの不動産一括査定サイト3選

おすすめの不動産一括査定サイト3選
サービス名SUUMO(スーモ)
すまいValue
マンションナビ
同時査定数10社6社9社
特徴大手から地域密着型まで2,000社以上が登録大手6社に査定が依頼可能会員数14万人を突破

不動産一括査定サイトのおすすめは、スーモ、すまいValue、マンションナビです。不動産をできるだけ高く売却したいなら、一括査定サイトを利用を検討しましょう。

まとめ

不動産仲介会社にはそれぞれ特徴があるため、自分に合ったサービスを提供してくれる会社を選ぶことが重要です。大手・中小を問わず、それぞれの業者に得意不得意があるため自分のニーズを明確にしてから業者を選びましょう。

依頼の際には書類の用意などの手順を忘れず、両手仲介や業者の規模感などを注意することも必要です。今回紹介したランキングや各種のポイントを参考に、信頼できる不動産仲介会社を見つけてください。

監修者
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わからないことはとことん聞きましょう。わからないまま手続きを進めるとトラブルになります。営業マンを信じ切ってしまう人がいますが、それは良くないです。営業マンの都合のいいように価格を誘導される可能性があるので、わからないことや納得できないことは毅然と質問する姿勢が大切です。

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駅探PICKS編集部
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