出羽島
時間が止まったかのような、風情あるミセ造りの古い民家が軒を連ねる町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。大池に自生するシラタマモは、1億4000万年前に繁殖した生きた化石といわれている。世界に4地域しかない貴重な植物だ。
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時間が止まったかのような、風情あるミセ造りの古い民家が軒を連ねる町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。大池に自生するシラタマモは、1億4000万年前に繁殖した生きた化石といわれている。世界に4地域しかない貴重な植物だ。
スリルと迫力満点の断崖絶壁を行く秘境めぐりの旅。大歩危峡船下り、祖谷のかずら橋、いや渓谷など観光名所と郷土料理が楽しめる。車内はフリーWi-Fi搭載。全席予約制(当日乗車も可能だが、昼食の準備ができない場合がある)。
明治政府の御雇、オランダ人治水技師デ・レイケによる堰堤。春には1万5000本のチューリップが咲き誇る。
吉野川の河畔に広がる脇町は藩政時代、阿波藍作りが奨励され、藍商を中心とする商人の町として発展した。商家の人々は、その財力で屋根に防火用の袖壁[そでかべ]である、うだつを上げた立派な家を造り、その多くが往時の姿のまま残っている。江戸から明治、大正と時代を経るにつれ、しだいに装飾性を増したうだつを見ることができる。昭和63年(1988)に一帯が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。旧商家の本街道として栄えた南町の通りが散策の中心地。寛政4年(1792)に創業した藍商の「佐直」は必見。
「大股で歩くと危ない、小股で歩いても危ない」という意味からその名がついたという大歩危・小歩危。レストラン大歩危峡まんなか発着の遊覧船で、2億年前の結晶片岩が形作る大峡谷を間近に眺めよう。所要約30分。
四国八十八カ所霊場の「へんろころがし」と呼ぶ難所のひとつとして知られる第21番札所太龍寺。その太龍寺の参拝に便利なロープウェイ。全長2775m、高低差422m、複線交走式の西日本最長のロープウェイで、山麓の鷲の里駅から山上の太龍寺駅まで約10分。101名乗りのゴンドラは、大きく蛇行する那賀川や標高618mの太龍寺山の峰筋を越えて移動、天気が良ければ剣山系の山々や、遠くは紀伊水道・橘湾まで眺めることができる。太龍寺駅から太龍寺本堂までは117段ほどの階段を登ってすぐ。
うだつとは、軒先の両袖につけられた防火壁のことである。商人たちは競ってこのうだつに様々な装飾を施した。小屋根をつけ、漆喰の絵模様を書き、二段にし、うだつは時代とともに豪華になっていった。建物ごとに異なる意匠を楽しみながら歩こう。町並みめぐりには、観光ボランティアガイドも随時派遣中(有料、要予約)。
室戸阿南国定公園内の竹ケ島湾を、約40分をかけて一周する観光船。船底の展望室からは美しいサンゴや熱帯魚を観賞でき、海中散歩気分を味わえる。
日和佐漁港を出発し、恵比須洞や千羽海岸などの景勝地をめぐる。クルージングの前後に伊勢海老とアワビの漁師めし4000円(乗船者限定、1日30食)が味わえるプランも好評。
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