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OwnersBookの評判は?口コミからわかるメリット・デメリット

OwnersBookの評判は?口コミからわかるメリット・デメリット

OwnersBookは不動産に特化したクラウドファンディングサービスです。本当に良いサービスなのか、利用する上でデメリットはないのか気になっている個人投資家も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではOwnersBookの口コミからわかるメリットやデメリットなどを紹介します。

OwnersBookがおすすめな人、申し込みの流れやよくある質問についても解説しているので、OwnersBookの利用を検討している方はぜひ、参考にしてください。

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OwnersBookをやってみた人の口コミ・評判

SNSの口コミ

良い口コミ

厳選された物件

厳選された物件へ投資が行えるので、失敗におけるリスクが極力減らせる部分がメリットだと言えます。(30代/男性)

少額からの投資が可能

1万円から不動産案件に投資できるので、ローリスクで始められる。(30代/女性)

SNSによる連携が可能

良かった点としては、独自のSNSで情報交換ができ、スマートフォンでの会員登録から投資申し込みまでできることです。(40代/男性)

改善してほしい口コミ

途中解約が不可能

投資の仕組み上、途中解約が不可能です。ファンドの運用期間が終了するまで、投資資金を手元に戻すことはできません。(30代/男性)

募集期間が短い

応募がすぐに締め切られてしまい、希望の案件に通らないことが度々あった。(30代/女性)

口コミからわかった傾向

厳選された物件に投資ができるので、利益が金利より下回ることや元本割れなどのリスクを減らすことができます。また、1万円からの少額投資も可能なため、不動産投資初心者の方でも安心して始められます。

ただ、投資の仕組み上、途中解約ができないこと、厳選された不動産物件しかないため、案件数自体が少なく、応募自体がすぐ締め切られてしまうといった声が見受けられました。

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OwnersBookの特徴

※画像出典:OwnersBook公式サイト 

OwnersBookの基本情報
サービス名OwnersBook
運営会社ロードスターインベストメンツ株式会社
最低投資金額1万円
期待利回り3.0%〜5.0%程度
設立年月日2019年8月30日
運営開始2014年9月8日
資本金27億9400万円
公式サイトhttps://www.ownersbook.jp/

OwnersBookは2014年に誕生した国内初の不動産投資特化型のクラウドファンディングサービスです。投資家が自ら資金を貸し付けたい企業と金額を指定することを実現しました。1万円からの少額投資が可能となっているため、資産運用の手段として利用する個人投資家が増えています。

OwnersBookならではの特徴をチェックしていきましょう。

案件タイプは貸付型とエクイティ型の2種類

OwnersBookで扱っている案件タイプは、貸付型とエクイティ型の2種類です。貸付型は集めた出資金を使って、お金を借りたい企業に不動産を担保にして融資をおこないます。投資家は融資によって発生した利息や元本を受け取ることが可能です。

エクイティ型は集めた資金を使って、特別目的会社経由で不動産信託受益権を購入します。投資家は賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益を利益として受け取ることが可能です。

貸付型は不動産価格の変動による影響がないのに対し、エクイティ型は不動産価格の影響を受けやすいという特徴があります。ただしエクイティ型は不動産価格が上昇したときは多くの利益を得ることができますが、一方で下落した場合は元本が減るリスクが高いという側面があります。

不動産のプロが案件を厳選している

OwnersBookの案件はすべて不動産鑑定士や不動産業界関係者など、不動産投資のプロやエキスパートが精査したものです。貸付型案件はすべて不動産担保付きで、担保不動産は不動産の専門家たちが評価をおこなった上で投資家に案内しています。貸付型案件は返済が不履行になった場合でも、担保不動産から賃金を回収することが可能です。

また、担保不動産は必要に応じて外部の専門家に査定を依頼しています。社内と外部のダブルチェックをおこなう理由は、評価額の精度をアップさせるためです。担保不動産の売却が必要になったときは、評価額と実際の売却額を比較して評価額の精度を確認しています。

個人投資家同士でコミュニケーションがとれる

OwnersBookでは会員限定のSNS機能により、個人投資家同士が交流できるサービスを提供しています。SNS機能はログイン後にアカウント設定から利用することが可能です。友達検索ができるので、気になる人を見つけたら友達リクエストを送ってみましょう。メッセージを送って情報交換をおこなえば、新しい投資アイデアが見つかるかもしれません。

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OwnersBookのメリット3つ

OwnersBookのメリットは、次のとおりです。

  • 気軽に投資できる
  • 信頼できる企業が運営している
  • 株主には優待投資枠がある

気軽に投資できる

OwnersBookでは貸付型案件であればすべて一口1万円からの投資が可能です。手数料体系も不動産投資業者による不動産投資と比較すると低価格で、いくつかの案件に少額投資してリスクを分散させることもできるので、投資初心者の方でも気軽に投資を始めることができます。

信頼できる企業が運営している

運営しているのはロードスターキャピタル株式会社の100%子会社であるロードスターインベストメンツ株式会社です。東証プライム上場企業が運営しているため信頼度が高く、安心して投資を始めることができます。

株主には優待投資枠がある

OwnersBookでは、株主になると有効期間内で株主優待用投資枠を利用することが可能です。通常は先着順か抽選で案件ごとに投資をおこないますが、株主優待用投資枠を取得すると投資枠を優先的に確保してもらえます。

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OwnersBookのデメリット3つ

OwnersBookのデメリットは、次のとおりです。

  • 元本保証がない
  • 途中で解約できない
  • 抽選にもれると投資ができない

元本保証がない

OwnersBookは元本保証がありません。貸付先が債務不履行になれば投資した元本が手元に帰ってこない元本割れのリスクがあります。

途中で解約できない

OwnersBookは、投資実行中の案件を途中で解約することも第三者に譲渡することもできません。手元に出資金が戻ってくるのは、運用期間が終わってからになります。

抽選にもれると投資ができない

OwnersBookでは、抽選方式の案件は当選しない限り投資が実行できません。先着方式の案件を選んだ場合でも、人気の高い案件には申し込みが殺到してしまうため、すぐに埋まってしまう可能性があります。思うように投資できない場合があることを念頭に入れておきましょう。

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OwnersBookがおすすめな人

OwnersBookの利用がおすすめなのは、次のような人です。

  • 資金ニーズに合わせたポートフォリオを構築したい
  • 安心して利用できるサービスを探している
  • 安定した利回りを得たい人

どのような人におすすめなのかを詳しくチェックしていきましょう。

資金ニーズに合わせたポートフォリオを構築したい

OwnersBookは、手数料体系や投資先や案件の特性を把握することができるので、投資家自身の判断で分散投資することが可能です。つまり、資金をどのくらい投資するか、どのくらいのリスクまで許容できるかを判断しながら不動産投資のポートフェリオを作成できます。自分に合った投資状況を作りたい投資家に向いているといえるでしょう。

安心して利用できるサービスを探している

OwnersBookを利用するメリットでも解説しましたが、OwnersBookを運営しているのは東証プライム市場に上場している企業の100%子会社です。そもそもプライム市場は東証一部に上場している企業のなかでも、時価総額が特に大きな企業しか上場することができません。時価総額が大きいということは、投資先としての信頼度の評価も高くなります。

また、加えてOwnersBookでは不動産業界に20年上携わってきた精鋭スタッフが案件を厳選しているため、投資案件の見通し力も備えているといえます。これらの複数のポイントから見ても安心材料が多いため、信頼性について心配な方にとって、一定ラインの信頼性が保たれているサービスといえるでしょう。

安定した利回りを得たい人

OwnersBookの公式サイトで確認できる案件の予定利回りは4.1〜5.1%程度です。不動産クラウドファンディングは定期預金や個人向け国債などの金融商品を比較してもリスクが少ないので、安定したリターンが期待できます。不動産担保付きなので高い利回りを狙うことは難しいですが、安全性を重視しながら堅実に資産を増やしたい投資家におすすめです。

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OwnersBook申し込みの流れ

OwnersBookで投資を申し込むまでの流れは、次のとおりです。

  1. アカウントを作成する
  2. 本人確認をおこなう
  3. 入金後に投資が開始される

手順の内容をしっかり覚えて、スムーズに投資を始めましょう。

1.アカウントを作成する

まずは公式サイトにアクセスしてアカウントを作成します。メールを送ると仮登録が完了するので、送付されてきたURLにアクセスして本登録を完了させましょう。本登録には氏名や住所などの個人情報と銀行口座の登録が必要です。銀行口座を登録するために下記のいずれかを準備しましょう。

  • 通帳(表紙表面・表紙裏面)
  • キャッシュカード

銀行名や支店名、個人番号や名義人を確認できる写しを用意する必要があります。ネット銀行を登録したい場合は、口座情報を確認できるスクリーンショットを用意してください。 

2.本人確認をおこなう

会員登録が完了したら、本人確認をおこないます。スマートフォンでクイック本人確認かハガキ受け取りで本人確認のどちらかを選択してください。どちらもスマートフォンの準備が必要で、スマートフォンの場合は顔写真の撮影と本人確認書類の中から1枚、ハガキの場合は本人確認書類の中から2枚提出が必要です。本人確認書類として提出できる書類を表にまとめたので確認してください。

確認方法本人確認書類
スマートフォンでクイック本人確認
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • 在留カード
ハガキ受け取りで本人確認
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード

提出された書類をもとにOwnersBook側で審査がおこなわれます。問題がなければ投資家登録は完了です。ハガキ受け取りで本人確認を選択した場合、簡易書留を職場や実家に転送することはできません。必ず本人確認書類に記載されている住所で受け取ってください。

3.入金後に投資が開始される

投資家登録が終わったら、指定口座に投資用資金の入金をおこないます。ログイン後に「入金先を確認する」またはトップページの「入金する」を選択してください。銀行口座情報が表示されるので、金額を確認してから振り込みを実行します。入金が反映されるのは即時ではなく1時間後くらいです。貸付型は入金後に投資の申し込みをおこないます。

エクイティ型案件は貸付型案件とは違い、投資の申し込みをおこなった後にOwnersBookが指定する口座に入金する必要があります。銀行口座から指定されたSPCの口座に振り込んでください。入金した資金はログイン後に投資口座情報を開いていつでも確認できます。投資案件の内容をよく確認してから応募に進みましょう。

貸付型(抽選方式)の申し込み手順

抽選方式の貸付型案件の申し込み方法を解説します。パソコンでもスマートフォンでも流れは同じです。事前準備としてOwnersBookの口座に1万円以上の残高があることを確認してください申し込み手順は次のとおりです。

  1. 案件詳細画面で抽選方式を選択する
  2. 抽選申し込みの実行
  3. 抽選申し込みの完了
  4. 抽選結果の連絡

抽選方式への申し込みは1人につき1回限りとなっています。抽選結果がわかるのは募集終了後1営業日以内です。登録しているメールアドレス宛に連絡がきます。落選の場合は投資金額が口座に返還されるので確認してください。当選の場合は投資実行に進みます。  

貸付型(先着方式)の応募手順

続いて先着方式の貸付型案件の申し込み方法を解説します。手順は次のとおりです。

  1. 案件詳細画面を開く
  2. 投資する口数を入力する
  3. 支払いパスワードを入力する
  4. 申し込みを実行する

申し込み入力フォームに投資金額を入力するときは1口1万円単位なため、10万円投資したい場合は10と入力します。申し込みが完了すると、登録しているメールアドレスに申し込み完了メールが送付されるので確認してください。なお、先着順で受付されていくので、募集が開始されたら早めに応募を完了させましょう。

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OwnersBookの利用でよくある質問

最後にOwnersBookに関するよくある質問に答えていきます。投資を開始する前に疑問を解消しておきましょう。

投資家登録ができるのは何才から?

2022年4月1日から成年年齢が20才から18才に引き下げられる法律が施行されたため、OwnersBookの投資家登録の条件も18才に引き下げられました。2022年3月31日までは18才〜19才の方は投資家登録できませんでしたが、現在では18才以上の方であれば誰でも投資家登録をおこなうことができます。

支払いパスワードを忘れてしまった場合は?

支払いパスワードは投資家申請画面で入力していますが、忘れてしまった場合は再設定をおこなう必要があります。パソコンでもスマートフォンでも再設定の手順は同じです。支払いパスワードの変更手順を見ていきましょう。

  1. 仮支払いパスワードの発行
  2. 仮支払いパスワードの確認
  3. 仮支払いパスワードと新しい支払いパスワードの入力
  4. 支払いパスワードの変更完了

支払いパスワードは投資の申し込みや投資資金の払い戻し、出金用口座情報の登録・変更時に必要になります。忘れてしまうと毎回再設定の手間がかかるので、忘れないように注意してください。

支払う必要がある手数料は?

OwnersBookでは会員登録や投資口座にかかる費用が無料となっていますが、投資口座への入金や払い戻しには手数料が発生します。費用ごとの手数料は下記の表で確認してください。

費用名手数料
会員登録無料
投資口座の開設無料
投資口座の管理無料
投資口座案件取引無料
投資口座への入金(投資家の口座→投資口座)投資家負担
払い戻し(投資口座→投資家の口座)330円(税込)

投資口座へ入金を行う際には、利用している銀行が設定している振り込み手数料を支払う必要があります。払い戻しにかかる手数料は毎回300円負担する必要があるので、頻繁に出金すると損をしてしまうでしょう。対策としては、入金手数料は振り込み手数料が無料のネットバンクを利用すると節約できます。加えて払い戻しはできるだけまとめておこなうとよいでしょう。

OwnersBookでは少数精鋭のスタッフが業務にあたったり、自社内でプラットフォームを構築・運用しているため、不動産業者による不動産投資よりも手数料を安く抑えることを実現しています。仲介手数料がカットできているので、投資家は気軽に投資を始めることが可能です。

実際に元本割れは発生している?

OwnersBookが公式サイトで公開している運用実績によると、貸付型もエクイティ型も2022年9月2日現在元本割れの件数は0件です。投資した元本と配当が戻っているので安心している投資家も多いのではないでしょうか。貸付型は全案件不動産担保付きなので、リスクを最小限に抑えながら投資を実行できます。

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まとめ

OwnersBookのリアルな口コミや評判により、最低投資金額1万円から気軽に始めることができるというメリットや、一方で元本保証がなく途中解約もできないというデメリットがあることがわかりました。上場企業であることや不動産のプロが関わっている点など、優れたポイントもありますが、投資で失敗しないためにはメリットとデメリットのそれぞれをよく理解した上で利用を検討することが大切です。

また、OwnersBookでは案内している案件タイプは貸付型とエクイティ型の2種類で、貸付型に関しては全案件不動産担保付きという大きな特徴もあるため、サービスの特徴が自身の投資ニーズに合っているかも判断することが必要でしょう。

案件ごとに詳細な情報を閲覧することが可能なので、投資ニーズやリスクを理解した上で自分が納得できる投資状況を作り上げることもできます。OwnersBookを利用して安定した利回りの資産運用を目指しましょう。

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この記事の著者
駅探PICKS編集部
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