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三井のリハウスの評判は?口コミからわかるメリット・デメリット

三井のリハウスの評判は?口コミからわかるメリット・デメリット

三井のリハウスは、三井グループの三井不動産リアルティ株式会社が運営する不動産仲介サービスです。累積取扱件数は1975年の売買仲介業務開始以降、100万件を突破しています。さらに38年間売買仲介取扱件数第1位を獲得。2021年には、リハウスガールのCMシリーズが6年ぶりに復活したことで注目を集めました。

本記事では三井のリハウスのリアルな口コミ・評判を包み隠さず紹介します。口コミはデメリットも紹介するため、客観的にサービスを検討できます。ぜひ本記事を読んで利用するか検討してください。

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三井のリハウスを使ってみた人の口コミ・評判

三井のリハウスの口コミを紹介します。ここで紹介する内容は、良い口コミと改善して欲しい口コミに分けています。

SNSの口コミ

三井のリハウスの良い口コミ

三井のリハウスの良い口コミは、次のとおりです。

担当者の対応に満足

多くの物件を取り扱っているし、営業担当者さんは丁寧な対応で好感が持てたからです。売却までもスムーズに行きました。(40代女性・専業主婦(夫))

とても熱心に対応していただきました。質問メールに対してのレスポンスも早く、担当の方に対して不安になることはまったくありませんでした。家族みんな信頼をよせていました。(30代女性・会社員)

大手の安心感がある

転勤にともない、マンションを手放すため査定をお願いしました。何社かお願いしましたが、やはり大手の安心感が1番ありよかったです。(20代女性・会社員)

相続したマンションを査定してもらいたいと問い合わせた際、大手なので、遠方でも問題なく対応してもらえて、丁寧だったので助かった。(30代・自由業)

アフターサービスに満足

住宅購入の際に利用いたしました。同業他社におきましては非常に不愉快な思いをしたことがありましたが三井のリハウスはスタッフも非常に丁寧で安心して契約まで進められました。アフターサービスもしっかりしており満足のいく契約だったと感じております。(30代男性・会社員)

改善してほしい口コミ

三井のリハウスの改善してほしい口コミは、次のとおりです。

地方のカバー率が低い

大手の企業なので取り扱っている物件数も多く、接客も丁寧でした。大都市圏でしかサービスを受けられない点は残念です。(30代女性・パート・アルバイト)

査定額や売却価格が不満

購入と売却両方お願いしたのですが、購入はすごい値下げを頑張ってくれましたが、売却は値下げして早く売ろうとして来たりしたので基本的に安くたくさん売買決めたいという印象を持ちました。担当者の品は良いです。(30代女性・会社員)

不動産の売却で利用し、3社に売却価格の査定してもらったなかで、最も低かった。査定価格を高くして仲介契約を取ろうとすることはしておらず、逆に信頼できる。営業職員は、他の2社に比べ実直かつ熱心であり、頼りになった。(60代以上男性・自営業)

特別なメリットは感じなかった

よくよく相談することはできました。決して悪くはないですが特別にここじゃないとダメという感じはしませんでした。(60代以上・専業主婦(夫))

口コミを分析・まとめ

口コミからは、大手ならではの信頼度や担当者の対応に満足している人が多いことがわかりました。アフターサービスも充実しているため、売り手や買い手が抱える取引前後の悩みを解決してくれます。

一方で、査定額や売却価格に不満を感じているといった声も少なくありませんでした。全国の幅広いエリアに事業所がありますが、一部エリアには対応しておらず、残念だと感じたという意見もあります。

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三井のリハウスの特徴

※画像出典元:三井のリハウス公式HP

三井のリハウスの基本情報
運営会社三井不動産リアルティ株式会社
運営開始1975年
提携会社数0社
対象エリア全国
対応不動産マンション、戸建て、土地
利用者数(件数)年間30,000件以上(累計取扱件数100万件以上)

三井のリハウスを運営する三井不動産リアルティ株式会社は、東京都千代田区霞が関に本社を置く企業です。

対応不動産は個人向けのマンションや戸建て、土地のほかに投資用や事業用まで幅広く取り扱っています。

成約者には特典としてワンストップサービスが提供されており、リフォームや引越しなどの新しい暮らしをトータルにサポートしています。

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三井のリハウスの特徴・メリット3つ

ここからは上記で紹介した口コミの内容を踏まえて、三井のリハウスのメリットを解説します。三井のリハウスのメリットは次のとおりです。

  • メリット①すべての担当者が国家資格保有者
  • メリット②取引前後を丸ごとサポート
  • メリット③取引に応じた豊富なサポート

メリット①すべての担当者が国家資格保有者

三井のリハウスの担当者は、すべて宅地建物取引士の資格を保有しています。宅地建物取引士とは、不動産取引を公正かつスムーズに進める役割を担う国家資格です。例えば不動産取引のプロセスで必要な重要事項の説明は、宅地建物取引士しかおこなえない独占業務です。

宅地建物取引業法では、不動産取引をおこなう業者の従業員のうち、5名につき1名以上、宅地建物取引士を配置することが義務づけられています。そのため、業者のなかには法的な業務以外は資格を保有しない従業員が対応するケースも珍しくありません。

一方で三井のリハウスは、法的な義務に関係なくすべての対応を資格保有者がおこないます。宅地建物取引士は、いわば不動産取引のプロフェッショナルです。リーディングカンパニーとして甘んじることなく、独自の研修をおこなって会社全体のスキルアップを図っています。

メリット②取引前後を丸ごとサポート

三井のリハウスには、「360°サポート」と呼ばれる独自のサポートサービスがあります。サービスの目的は、顧客に安心して不動産取引をしてもらうことです。三井のリハウスを利用して不動産取引する人なら、基本的に誰でも利用できます。

サービスの主な内容は次のとおりです。

設備や建物の状態を無償でチェック

不動産取引の前に、独自の基準で設備調査や建物調査をおこなってくれます。例えば設備調査でおこなうのは、給湯器やガスコンロなどに不具合がないかの動作確認です。築30年以内の戸建ての場合、専門家による建物状況調査を無償で実施してくれます。

引渡し後におこなう補修費用の負担

物件の引渡し後に契約不適合が見つかった場合、設備の交換や補修にかかった費用を三井のリハウスが負担してくれます。ただし、負担額は規定の範囲内に限られます。

緊急駆け付け(買い手のみ)

物件の購入後に水回りや設備などのトラブルが発生した場合、24時間いつでも専門スタッフが対応してくれます。ただし、物件の購入から2年間に限られます。

メリット③取引に応じた豊富なサポート

三井のリハウスのサポートは、不動産の売買に特化した360°サポートだけではありません。買替えや相続などの取引ごとにさまざまなサポートが用意されているため、必要に応じて利用できます。

取引内容利用可能なサポート
購入
  • 360°サポート
  • 建物調査
  • 土地調査
  • リフォーム
  • 住宅設備のメンテナンス
  • 引越し
  • インテリア
  • 住まいの保険
売却
  • 360°サポート
  • 買取サポートシステム
  • 住まいクリーンアップサービス
  • 建物調査
  • 土地調査
  • 住宅設備のメンテナンス
  • 引越し
  • インテリア
  • リペアメンテナンスサービス
買替
  • 買取サポートシステム
  • 買替つなぎ融資
相続相続無料診断サービス
賃貸
  • 賃貸管理サービス
  • リフォーム
  • 住宅設備のメンテナンス
  • 住まいの保険
  • インテリア
空家・空地
  • 空家・空地巡回サービス
  • 建物調査
  • 土地調査
  • 賃貸管理サービス
  • 住まいクリーンアップサービス
  • リフォーム
  • 住宅設備のメンテナンス
  • 駐車場経営

このほかには、住宅紹介サービスや総合身元保証サポートなどのシニア向けサポートもあります。

三井のリハウスの注意点・デメリット3つ

続いて三井のリハウスの注意点・デメリットを紹介します。

  • デメリット①不動産売却に対応していないエリアもある
  • デメリット②両手仲介になる可能性がある
  • デメリット③売却保証が利用できるエリアが限定的

デメリット①不動産売却に対応していないエリアもある

三井のリハウスは全国各地に展開していますが、すべての都道府県に対応している訳ではありません。2023年1月時点で、不動産売却に対応しているエリアと都道府県は次のとおりです。

エリア都道府県または市区町村
首都圏
  • 東京都
  • 神奈川県埼玉県
  • 千葉県
  • 茨城県
関西
  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 京都府
  • 滋賀県
  • 奈良県
中部
  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 三重県
北海道北海道札幌市
東北宮城県
中国
  • 広島県
  • 岡山県
九州
  • 福岡県
  • 熊本県

北陸と四国、沖縄県は不動産売却の対応エリア外です。また、東北の対応エリアは宮城県に限られるため、東北のほかの県では不動産売却ができない可能性があります。三井のリハウスで不動産売却を検討している場合は、まずは対応エリアかを確認しましょう。

デメリット②両手仲介になる可能性がある

三井のリハウスでは、両手仲介になる可能性があるのもデメリットです。

不動産会社は媒介契約を結んだ売り手や買い手の売買契約が成立すると、成功報酬として仲介手数料を受け取ります。仲介には、片手仲介と両手仲介の2種類の方法があり、三井のリハウスでは後者の可能性が高くなっています。

両手仲介とは、売り主と買い主の両者から仲介手数料を受け取ることで、不動産会社は利益が2倍になります。一方で片手仲介は売買契約が成立した場合、不動産会社は売り手または買い手のいずれかから仲介手数料を受け取る方法です。両手仲介に対し、よいイメージを持っていない人には三井のリハウスは懸念があるといえるでしょう。

とはいえ大手不動産会社が運営している三井のリハウスは、中小に比べて顧客が多い傾向にあります。その分、物件のニーズに合う顧客が見つかる可能性も高いです。売却までのスケジュールに余裕があれば、両手仲介をネガティブにとらえる必要はないでしょう。

デメリット③売却保証が利用できるエリアが限定的

三井のリハウスには、サービスの一環として売却保証があります。売却保証とは、物件を売り出してから一定期間買い手が現れなかった場合、自社で買い取ってくれるサービスです。しかし、売却保証が利用できるエリアは首都圏・関西・中部の営業エリア内に限られます。

また、売却保証を利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

対応不動産
  • マンション
  • 戸建て
  • 土地
対象者専属専任媒介契約を結んだ個人
物件基準マンション
  • 専有面積40平米以上
  • 1981年6月1日以降の建築確認取得物件
  • 住宅ローンが利用可能
戸建て
  • 敷地面積40平米以上
  • 建物調査を実施する可能性あり
  • 住宅ローンが利用可能
土地
  • 敷地面積40平米以上
  • 建物調査を実施する可能性あり
  • 住宅ローンが利用可能
適用条件
  • 保証開始前に規定の審査を受けること
  • 販売計画に基づいた売却活動を実施すること
  • 媒介契約締結日から1ヵ月目と2ヵ月目に売出価格を変更すること など

三井のリハウスで売却保証を利用した場合、再販時に利益が出ても売り手に還元されることはありません。

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口コミと特徴からわかる「三井のリハウスがおすすめな人」

三井のリハウスがおすすめなのは、次のような人です。

  • 初めて不動産を売買する人
  • 空家の売却を検討している人

初めて不動産を売買する人

三井のリハウスでは、企業としての信頼性やノウハウを活かした専門性の高いサポートなどから、初めて不動産を売買する人におすすめです。長年に渡る売買実績の高さは、不動産業界のリーディングカンパニーとして質の高いサービスを提供していることの証です。

さらに代表的なサービスには、顧客に安心して不動産取引してもらうために作られた360°サポートがあります。顧客に対しては「3つの約束」を掲げ、一人ひとりの要望に沿ったきめ細やかなサポートを心がけています。

  • チーム対応
  • 担当者すべてが宅地建物取引士
  • すべての物件を現地調査

これらのポイントからも、三井のリハウスは初めて不動産を売買する人には特に向いているといえるでしょう。

空家の売却を検討している人

三井のリハウスは、空家の売却を検討している人にもおすすめです。さらに買替、賃貸などさまざまな取引に対応しており、さまざまな展開も検討できます。空家の売却はもちろんのこと、賃貸管理や土地活用などのサポートもおこなっています。

  • 空家・空地巡回サービス
  • 建物調査
  • 土地調査
  • 賃貸管理サービス
  • 住まいクリーンアップサービス
  • リフォーム
  • 住宅設備のメンテナンス
  • 駐車場経営

空家・空地巡回サービスではスタッフが定期的に巡回をおこない、劣化防止をサポートしてくれます。また、相続サポートも用意されているため、空家の相続に関する不安や悩みを気軽に相談できます。

2021年8月5日からは、新たな土地活用サービス「ALZOがスタートしました。「ALZO」は、土地所有者と事業用の土地を探す事業者をつなぐサービスで、三井のリハウスが交渉や契約などをサポートしてくれます。

現時点で「ALZO」の提供は東京都を中心とした一部のエリアに限られますが、今後は全国に順次拡大予定です。

​​※参考:BtoBプラットフォーム業界Ch「土地所有者と事業用の土地などを探す事業者をつなぐ土地活用新サービス「ALZO(アルゾ)」を開始」

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三井のリハウス申し込みの流れ

三井のリハウスに査定を依頼する方法は、電話またはオンラインのいずれかです。ここでは、オンラインで査定を依頼する流れを解説します。

  1. 三井のリハウスの公式WEBサイトにアクセス
  2. 売却希望物件情報と個人情報の入力
  3. 入力内容を確認して査定の依頼完了

①三井のリハウスの公式WEBサイトにアクセス

まずは三井のリハウスの公式WEBサイトにアクセスし、メニューバーの「売りたい」をクリックします。画面右下の「無料査定Webでお申し込み」をクリックすると、物件所在地を入力する画面に移ります。入力が必要な項目は次のとおりです。

  • 郵便番号
  • 都道府県
  • 市区町村
  • 町丁目

郵便番号を入力すると、ほかの項目は自動入力される仕様になっています。ただし、自動入力されるのは、三井のリハウスで調査や価格提案が可能な対象エリアのみです。対象エリアの場合は、「無料査定のお申し込みに進む」の色がグレーからオレンジに変わります。

無料査定のお申し込みに進むをクリックし、次の画面に進みます。

売却希望物件情報と個人情報の入力

問い合わせ内容と個人情報で入力が必要な項目は、次のとおりです。

売却希望物件情報
  • 売却希望物件の種別
  • 物件の住所
個人情報
  • 名前(漢字)
  • 名前(ひらがな)
  • 電話番号
  • メールアドレス

上記の項目を入力後は「個人情報のお取り扱いについて」をクリックし、内容に目を通します。個人情報保護方針に同意して内容確認へをクリックし、次の画面に進みます。

入力内容を確認して査定の依頼完了

最後に、前画面で入力した売却希望物件情報と個人情報の内容を確認します。間違いがなければ「送信」をクリックし、査定の依頼が完了です。

売却希望物件がマンションの場合、AI査定を利用するのも選択肢のひとつです。AI査定を利用すると、豊富な売買実績からマンションの推定成約価格を即時に把握できます。提供する情報はマンション・名前・メールアドレスだけなので、電話番号の入力は必要ありません。

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三井のリハウスの利用でよくある質問

最後に三井のリハウスを検討中の人が、よく浮かぶ質問を紹介し、わかりやすく回答します。

三井のリハウスの強み・弱みは結局どこ?

三井のリハウスは不動産業界のなかでもトップクラスの知名度があり、実績も確かです。それらの2つのポイントが揃っているのは、信頼性を重視する顧客への大きな強みといえます。

同時に大手であるからこそ、取引にまつわるサポート体制が充実しているのも強みです。初めての不動産売買で不安を持っている人は安心できる体制があるといえるでしょう。

一方で弱みは売却する場合では非対応エリアがあったり、売却保証ができるエリアが限定的であったりと売り主にやや不利な点です。売却を検討する場合は該当物件が対応エリア内であるか、あらかじめ確認をしておきましょう。

まとめ

三井のリハウスは不動産仲介サービスを開始してからの歴史が長く、累積取扱件数は100万件を突破しています。売買実績が豊富な上に担当者すべてが宅地建物取引士なので、初めて不動産売買する人におすすめです。また、不動産を売却する際には物件の相場を把握しておくことが大切です。相場が分かれば、不動産会社から提示される査定額が妥当な金額か判断しやすくなります。

三井のリハウスでは、公式WEBサイト上で物件周辺の相場情報を調べることが可能です。過去の売買実績や購入検討者情報も把握できるため、三井のリハウスで不動産の売却を考えている人はまず相場を調べてみましょう。

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この記事の著者
駅探PICKS編集部
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