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HowMa(ハウマ)は、東京都港区に本社を置く株式会社コラビットが運営する不動産一括査定サービスです。ほかのサービスと大きく異なる特徴は、AIによる不動産の一括査定が行えることです。
不動産を売却する際に、HowMaの利用を検討している人も多いのではないでしょうか。実際に利用してみないとわからないこともあるため、口コミや評判を参考にするのも選択肢のひとつです。この記事では、HowMaのリアルな口コミや評判を解説します。
howmaの特徴
利用者の口コミや評判をチェックする前に、HowMaがどのようなサービスなのかを知っておきましょう。ここでは、HowMaの特徴を解説します。
HowMaの基本情報
※画像出典元:HowMa公式HP
HowMaの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社コラビット |
運営開始 | 2020年5月 |
提携会社数 | 非公表 |
対象エリア | 全国 |
対応不動産 |
|
利用者数(件数) | 非公表 |
HowMaの運営会社は、不動産価格推定AIの開発を手掛ける株式会社コラビットです。従来は、一般的な不動産一括査定サービス「スマート不動産」を運営していました。2020年5月18日からは、スマート不動産の新機能として「HowMaオンライン売却」がスタートしました。
オンライン売却ではAIによる一括査定を行い、売却に関するほとんどの手続きがオンラインで完結します。一括査定は全国に対応していますが、それ以外の機能が利用できるのは東京23区内だけです。
取引時の本人確認には、株式会社Liquid(ELEMENTSグループ)が開発した新技術「LIQUID eKYC」が採用されています。LIQUID eKYCでは、顔写真付き本人確認書類や本人の顔データを用いて、オンラインで本人確認を行えます。
HowMaのリアルな口コミを紹介
HowMaの口コミを紹介します。ポジティブな口コミだけでなないため、ネガティブな口コミもチェックしたうえで利用を検討しましょう。
ポジティブな口コミ
HowMaのポジティブな口コミは、次の通りです。
気軽に利用できる
「なかなか聞かないAIでの査定をしてくれるということで不安な気持ちもありましたが物件の価値を気軽に知れるという点で助かりました。(40代女性・会社員)」
「一度にたくさんの会社が見積もりに来てくれたので助かりました。いろいろな会社に電話をかけずに済んで助かりました(50代女性・その他)」
査定結果が出るまでが早い
「HowMaは査定が本当にすごく早く待っている時間が少ないので使っていてすごく良かったと思っています。(40代女性・専業主婦(夫))」
「AI査定が利用可能なので必要情報を入力するだけで、査定が完了するまでとても早く、すぐに売却相場が分かった点が良かったです。(30代男性・自営業)」
営業電話がかかってこない
「AIが無料で査定を行ってくれるというところに惹かれて利用しましたが、実に良かったです。不動産会社からの営業などの電話が一切なかったので、これに関してはかなり満足しています。査定も簡単にできるので、気軽に利用できるので個人的には気に入っています。(40代男性・自営業)」
ネガティブな口コミ
HowMaのネガティブな口コミは、次の通りです。
提携社数が少ない
「とにかく提携されている不動産会社がかなり少ないですし、地方だったのでこの少なさは尚更不便に感じました。(30代男性・会社員)」
精度に疑問がある
「AIを駆使した査定を行なっており、それを売りにしているが、人工知能が査定をしたからといって価格が正確というわけではないと感じた。(20代男性・会社役員)」
「査定までは非常にお手軽でスピーディーだったので良かったですが、査定額に関してはあまり根拠が分からなかったので、そこは気になりました。(30代男性・会社員)」
物件種別に偏りがある
「一戸建ての物件における説明が大半であり、賃貸をメインにしている場合は有意義な情報があまり得られないと思います。(30代男性・自由業)」
口コミを分析・まとめ
不動産一括査定サービスを利用すると、不動産会社から営業電話がかかってくるケースも多いです。HowMaはAIによる査定のため、営業電話を受けることなく、気軽に利用しやすいとの意見がありました。
一方で、一般的な査定のように人が行うわけではないため、査定額の精度に疑問を感じた人もいました。提携社数は非公表ですが、不動産会社が少ないと感じた人もいたようです。
HowMaのメリット・デメリット
HowMaのメリットとデメリットを解説します。HowMaの大きな特徴は、AIによる一括査定が行えることです。メリットばかりだとは限らないため、デメリットもきちんと把握しておきましょう。
メリット
HowMaのメリットは、次の通りです。
- メリット①訪問査定でも対面が不要
- メリット②訪問営業が一切ない
- メリット③媒介契約の締結もオンラインでOK
メリット①訪問査定でも対面が不要
不動産を売却する際には簡易査定のあとに、より精度の高い査定額が算出できる訪問査定を受けるのが一般的です。訪問査定は不動産会社の担当者が現地を訪れて調査を行うため、立ち会う必要があります。
査定額を算出するため、売り手に必要な情報のヒアリングを行うこともあります。そのため、査定を依頼する不動産会社数が多いほど、立ち会いやヒアリングの回数も増えるというわけです。
一方のHowMaでは、訪問査定がオンラインで行えます。調査やヒアリングは、ビデオ通話で物件状況を専門家に見せる方法によって、HowMa側が一度だけ行います。不動産会社はその情報をもとに、査定額を算出するシステムです。
HowMaを利用すれば、不動産会社とやり取りする手間が省けます。特に現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、非接触コミュニケーションを希望する人もいるでしょう。
HowMaの場合、通常は対面のやり取りもオンラインで行えるため、感染症対策にも有効です。
メリット②訪問営業が一切ない
不動産一括査定サービスを利用すると、不動産会社から電話や訪問で営業を受ける可能性が高いです。多くのサービスは、査定結果の報告が電話や訪問などで行われるからです。査定を依頼する不動産会社数が多いほど、営業を受ける件数も増えます。
そのため、利用者の中には不動産会社の営業に悩まされる人もいるのが現状です。HowMaの査定結果はすべてスマホに届くため、不動産会社から営業を受けることがありません。
また、査定を依頼する際にメールアドレス以外の個人情報が不要なので、住所や電話番号を知られる心配もありません。
メリット③媒介契約の締結もオンラインでOK
不動産を売却する際には不動産会社と媒介契約を結び、仲介を依頼するのが一般的です。媒介契約とは、買い手を見つけるための売却活動を不動産会社に依頼するための契約です。通常、媒介契約は売り手と不動産会社の担当者が対面で行います。
HowMaでは媒介契約もオンラインで行えるため、不動産会社の担当者に直接会う必要がありません。また、内見予約や売却活動の進捗状況などのやり取りは、すべてチャットで行えます。HowMaのスタッフのサポートも受けられるため、不動産売却が初めての人でも安心です。
デメリット
HowMaのデメリットは、次の通りです。
- デメリット①提携している不動産会社数が少ない
- デメリット②対面が必要な手続きもある
- デメリット③「オンライン売却」の対応エリアが限定的
デメリット①提携している不動産会社数が少ない
不動産一括査定サービスの中には、提携している不動産会社数を公開しているところも多いです。サービスによっては、1,000社以上や2,000社近くと提携しているケースも珍しくありません。
一方で、HowMaの提携社数は現時点で非公表です。公式Webサイトでは、次の不動産会社のみが公表されています。
- 大成有楽不動産販売
- Panasonic Homes
- Marubeni Real Estate Development
- 大京穴吹不動産
- あなぶきハウジングサービス
- リニュアル仲介
- 朝日リビング
- TOHO HOUSE(大田東京)
- Century21
- House Do
上記の10社以上と提携している可能性はありますが、公表されていない以上確認ができません。
デメリット②対面が必要な手続きもある
HowMaのメリットは、不動産売却に関するさまざまな手続きがオンラインで完結する点です。しかし、不動産の売却が完了するまでのすべての手続きがオンラインで行えるわけではありません。
例えば不動産会社との媒介契約はオンラインで行えますが、締結後に契約書を郵送しなければなりません。また、内見や売買契約、引渡しなどの手続きはオンラインで行えないため、買い手との対面が必要です。
デメリット③「オンライン売却」の対応エリアが限定的
HowMaのAIによる査定は、全国すべての都道府県に対応しています。全国のマンションや戸建て、土地のAI査定ができるのはHowMaのほかにはありません。しかし、媒介契約や売却活動などの機能が利用できるのは、東京23区内に限られます。
対応エリアは順次拡大を予定していますが、東京23区外ではAIによる査定しか利用できない状態です。また、不動産一括査定サービスの中には、店舗や倉庫などの幅広い物件種別に対応しているところも多いです。
一方、HowMaはマンションと戸建て、土地に限られます。マンションでも一棟には対応しておらず、基本的に個人がマイホームとして居住する物件のみと捉えておきましょう。
HowMaはこんな人におすすめ
HowMaがおすすめな人を解説します。
おおまかな査定額を知りたい人
HowMaのAI査定は、利用者が入力する物件情報のみをもとに査定額を算出するシステムです。名前や電話番号など個人情報の入力が不要なので、匿名で査定を受けられる点が魅力です。
しかし、物件情報だけで算出した査定額は、あくまでも概算に過ぎません。より精度の高い査定額を知りたい場合は、不動産会社が現地調査を行う訪問査定を受ける必要があります。訪問査定では建物の劣化具合や設備状況、周辺環境などのチェックが行われます。
物件の基本情報だけではわからない実際の状況が把握できるため、AI査定よりも精度が高い査定額が算出できるというわけです。HowMaではオンラインで訪問査定を受けられますが、解説した通り対応エリアは東京23区内に限られます。
AI査定は全国に対応しているため、おおまかな査定額だけを知りたい人にはHowMaがおすすめです。
一般媒介契約を結びたい人
HowMaでは、オンラインで仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を結ぶことができます。3種類ある媒介契約のうち、一般媒介契約を結びたい人にはHowMaがおすすめです。
一般媒介契約とは、複数の不動産会社に仲介を依頼できる契約です。各媒介契約の特徴は、次の表にまとめているので参考にしてください。
媒介契約の種類 | 契約可能な不動産会社数 | レインズへの登録 | 進捗状況の報告頻度 | 自己発見取引の可否 | 契約期間 |
一般媒介契約 | 複数可 | 任意 | 任意 | 可 | 規定なし |
専任媒介契約 | 1社のみ | 契約から7日以内 | 2週間に1回以上 | 可 | 3カ月以内 |
専属専任媒介契約 | 1社のみ | 契約から5日以内 | 1週間に1回以上 | 不可 | 3カ月以内 |
複数社との契約が可能なのは、一般媒介契約だけです。一般媒介契約は不動産会社同士の競争心理が生まれやすいため、早く買い手が見つかる可能性があります。最大6社と契約できるため、一般媒介契約を検討中の人はHowMaを利用してみましょう。
売り出し価格を自分で決めたい人
不動産の売り出し価格は、基本的に売り手が自由に決められます。しかし、相場とかけ離れた売り出し価格に設定すると、売れ残ってしまうかもしれません。そこで不動産会社は、スムーズに売却するために売り出し価格の提案をすることがあります。
また、売却期間が長引くと、不動産会社から値下げを提案されるケースもあります。しかし、HowMaの場合、不動産会社から理不尽な価格変更を求められることなく、自分で売り出し価格を決められます。
一度売り出し価格を決めても、途中で変更可能です。
HowMa利用の流れ
最後に、HowMaでAI査定を依頼する流れを解説します。
- 物件情報を入力
- 会員登録
- 査定結果の表示
①物件情報を入力
まずはHowMaの公式Webサイトにアクセスし、「戸建てを査定」または「マンションを査定」のいずれかを選びます。物件情報画面に移るので、次の項目をすべて入力しましょう。
【戸建て】
- 郵便番号
- 都道府県
- 町名丁目以降の住所
- 建築年
- 延床面積
- 土地面積
- 居住の状態
- 現在の状況
【マンション】
- マンション名
- 部屋番号
- 専有面積
- 間取り
- 所在階
- 総階数
- 居住の状態
- 現在の状況
上記の項目をすべて入力したら、「次へ」を押して次の画面に進みましょう。
②会員登録
HowMaのAI査定を利用するためには、会員登録が必要です。会員登録は、FacebookまたはGoogleのアカウントを利用することも可能です。アカウントがない場合はメールアドレスを入力し、「利用規約に同意して登録する」を押します。
③査定結果の表示
会員登録が完了したあと、AIが算出した査定額が表示されます。物件の詳細情報を入力すると、より精度が高い査定額が表示されます。
HowMaのまとめ
HowMaは、全国のマンションや戸建て、土地の査定が、唯一AIで行えるサービスです。名前や電話番号の入力は必要ないため、不動産会社から営業を受けることもありません。査定結果は会員登録後すぐに表示されるので、手軽に査定額を知ることができます。
HowMaでは、媒介契約や売却活動をオンラインで完結できるサービスも提供していますが、対応エリアは東京23区内に限られます。まず大まかな今の不動産価格を知りたいという人は、AI査定を利用してみましょう。
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