大岳
小浜島でもっとも高い、標高99mの山。約300段ある階段を登っていくと、10分程で山頂に着く。360度のパノラマが開けた展望台からは、晴れていれば与那国島を除く八重山の島々が一望できる。小浜島が「八重山のてんぶす(ヘソ)」といわれるゆえんに納得。展望台の脇には島の自然の美しさや五穀豊穣を歌い込んだ『小浜節』の歌碑が立つ。
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小浜島でもっとも高い、標高99mの山。約300段ある階段を登っていくと、10分程で山頂に着く。360度のパノラマが開けた展望台からは、晴れていれば与那国島を除く八重山の島々が一望できる。小浜島が「八重山のてんぶす(ヘソ)」といわれるゆえんに納得。展望台の脇には島の自然の美しさや五穀豊穣を歌い込んだ『小浜節』の歌碑が立つ。
隆起サンゴ礁の海岸の根元が、波の力や海中生物により長い年月をかけて削られた地形がノッチ。そのノッチが陸続きの崖ではなく、離れ岩に表れたものをその姿からキノコ岩とよんでいる。黒島の海岸にはキノコ岩がいくつもあり不思議な景観を作りだしている。波が静かで遠浅な海ほど、均一に岩が削れるためにきれいなキノコ状になるという。潮の具合によって岩が海に浮かんで見えたり、なかには細くなりすぎて倒れたキノコ岩もある。
那覇市の北西約58kmに位置する島。渡名喜島と入砂島の二島からなり、面積はあわせて3.84平方km。人口は約450人と沖縄県最小の村で、人が住むようになったのは約3500年前といわれる。戦後も昔の面影をそのまま残し、石垣や福木林に囲まれた赤瓦屋根の主屋などが集落を形づくっている。平成9年(1997)、渡名喜県立自然公園に指定。平成12年(2000)には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。伝統と自然が息づく島として注目される。
国指定の鳥獣保護区及び、ラムサール条約湿地に登録されている野鳥たちの楽園。
コンドイ浜の南側にある砂浜。別名「星砂の浜」ともいわれ、砂浜に手を押しつけると、手のひらにたくさんの星砂や太陽砂がくっついてくる。遊泳禁止。入口にはみやげ店もある。
石垣島と西表島の間に浮かぶ黒島は周囲約12kmの小さな島。島の西側にある仲本海岸は、黒島港から徒歩30分、レンタサイクルで約10分のところにある海岸。浜辺の目の前の海にサンゴ礁が広がる海岸で、干潮時はサンゴ礁が海面に出て来て、浜辺近くの浅瀬では海中観察ができる。水中ゴーグルを付けて顔だけ海中に入れて眺めるだけでも、まるで竜宮城の中を見ているかのような海中風景が広がって楽しめる。離岸流が発生する場所なので遊泳は推奨できない。
マングローブ林の広さが200万平方mと、日本で最大規模を誇る仲間川。オヒルギ、ヤエヤマヒルギなどのマングローブをはじめ、亜熱帯ならではの植物が見られる。この林には甲羅が20cm以上にもなるノコギリガザミ、直径が10cmにもなるシレナシジミなど、温帯では見られない巨大な水棲動物も生息。仲間川天然保護区域として、国の天然記念物に指定されている。この川を6kmほどのぼった所にあるのが日本最大級のサキシマスオウノキ。板根という板状に張り出した巨大な根が特徴の植物で、最大で高さが4m近くもある。東部交通のマングローブクルーズ(所要1時間、潮位により運航時間変更、要確認)がおすすめだ。
古見集落のはずれ三離御嶽の中にあるサキシマスオウノキ群落。サキシマスオウノキは奄美諸島以南に自生する常緑高木で、板のように張り出した板根が特徴。かつては船の舵や造船に利用したり、イノシシや豚を解体するときのまな板に利用された。古くから信仰の対象であった御嶽にあるため、植物も保護されこのような群落をなしたという。三離御嶽の手前まで木道が整備されていて、現在は奥まで行くことができなくなっている。国の天然記念物に指定されている。
船浮集落の裏山を10分ほどかけて越えると、息を呑むほど美しいイダの浜が現れる。白砂のビーチから波静かな遠浅の澄んだサンゴ礁の海が続き、スノーケリングなどで色とりどりの熱帯魚やサンゴを楽しめる。シャワーやトイレなどの施設はない。
鳩間島の集落の真北にある岩場に囲まれたこぢんまりとした海岸。浜では大きな星砂が数多く拾えるが、干潮時にはサンゴが顔を出すので遊泳には不向き。泳ぐなら時間を調べて行こう。鳩間島灯台を越える道からも行くことができる。シャワーやトイレの設備はない。
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