更新日:2023年5月1日
婚活に疲れ、結婚することを諦めたという人は少なくありません。婚活が精神的なストレスになっているのであれば、無理して続けても良いことはないでしょう。
この記事では、婚活を諦めたという人の理由を7つご紹介しつつ、婚活を諦めるメリットやデメリットをご紹介します。
本当に婚活を諦めるべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 婚活を諦めた人の主な理由がわかる
- 婚活を諦める人の特徴と諦めやすい年齢がわかる
- 婚活を諦めたときのメリットとデメリットがわかる
- 婚活を諦めたくない人の再婚活におすすめの方法がわかる
婚活を諦めた人の主な理由7つを紹介

ノマドマーケティング株式会社の調査によれば、25歳〜49歳の独身のうち男性は62%、女性は60%が結婚を諦めていることが分かっています。
このように、婚活を諦めた人は多いですが、その理由は一体なんなのでしょうか?ここでは、婚活を諦める主要因を7つご紹介します。
経済的な理由で諦めた
婚活や結婚生活では、経済力が強く求められます。実際に調査結果でも、経済的に余裕がないことで結婚を諦めたという人が男性1位、女性9位となっています。
今でこそ社会認識は変わってきているものの、やはり女性は経済力のある男性に魅力を感じる傾向にありますし、男性側は家計を保てるだけの収入が必要だと認識しているのです。
また、婚活には少なからず費用もかかります。特に結婚相談所は入会費の十数万円程度に加え、月額1万円〜2万円程度かかることが多いです。婚活そのものに経済力が求められることもあり、諦めるに至る人もいます。
年齢的な理由で諦めた

調査結果では、年齢的な理由で婚活を諦めたと回答した人が男性2位、女性3位といずれも上位を占めています。
婚活における検索条件では、年齢で絞り込む人が多数。歳の差結婚というニュースを見かけたこともあるかもしれませんが、一般人で年の差結婚があるケースは非常に稀です。
独身のまま年齢を重ねた場合、婚活を諦めてしまうことは珍しくないでしょう。
元々結婚願望がなかった
調査では、「元々結婚願望がなかった」と回答した人が男性3位、女性1位という結果でした。とりあえず婚活を始めてみたものの、深層心理では結婚生活に明るい未来を感じられない人が多いということでしょう。
プライベートや仕事で毎日が充実していれば、結婚をする意義を感じないかもしれません。
結婚に興味がない男性・女性の心理や特徴は以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は参考にしてみてください。
良い出会いがなく諦めた

調査結果では、婚活を頑張ってみたものの良い出会いを得られず諦めたという人が男性4位、女性2位でした。
婚活をしても絶対に理想の異性と出会えるとは限りません。また、婚活自体をしておらず、特に出会いがなかったことで結婚を諦めたというケースもあるでしょう。
一人の方が気楽に過ごせる
結婚生活では基本的に夫婦揃って生活することになります。誰かと生活することに抵抗がある人や、コミュニケーションがそもそも苦手だという人は、結婚生活にデメリットがあると感じるでしょう。
もちろん、一生独身であれば将来的に強い孤独を感じるタイミングがあるはず。しかし「現状を気楽に過ごしたい」と考え、婚活を諦めてしまう人も多いです。
病気や介護を理由に諦めた

持病を持っている人は、やはり婚活市場においてハンデを抱えている状態となります。
もちろん持病があっても問題ないという人もいますが、少数派でしょう。そのことを気にして婚活を諦めてしまう場合もあります。
また、自分は健康でも家族の病気や介護を優先して結婚を諦めるケースも。
介護や看病に労力を使って婚活する暇がないケースや、家族の問題で異性からネガティブな印象を持たれるかもしれないと考えて婚活を諦めるケースがあるでしょう。
離婚経験・離婚したくない
離婚経験があったり、もし結婚に失敗してバツがついたらどうしようという不安から婚活を諦めている人もおります。
離婚経験があって結婚生活に対する希望を失っている場合や、バツをつけたくないという理由から慎重になり婚活を進める気がないなどの場合があります。
婚活を諦める人の特徴と諦めやすい年齢とは

続いて、婚活を諦めやすい人に見られる特徴と、婚活を諦めやすい年齢について解説します。
婚活や結婚を諦める人に見られる特徴
婚活や結婚を諦める人の大半は、自分に自信を持てていません。自分は婚活市場において魅力がないというコンプレックスを抱いているからこそ、婚活から目を背けてしまうのです。
【婚活市場に対するコンプレックスの例】
・収入が少ない、定職に就いていない
・年齢が高い(と思っている)
・外見やルックスに自信がない
・恋愛経験が少ない、ない
・持病がある
・コミュニケーション能力が低い
また、上記のようなコンプレックスを感じていなくても、少し婚活をして出会えなかったという経験から自信を無くすこともあるでしょう。
このように「自分には結婚は無理だ」と思い込んでしまうような経験があると、婚活を諦めやすい傾向があります。
婚活や結婚を諦めるのは何歳くらい?
ノマドマーケティング株式会社の調査結果では、「婚活を諦めた」と回答した人の年齢別の割合は以下のようになっています。
<男性>
・20代:36%
・30代:55%
・40代:71%
<女性>
・20代:54%
・30代:52%
・40代:70%
男女ともに30代以降は似たような傾向が見られますが、特に女性の場合は20代から結婚を諦めている人が半数以上と多数。
女性の場合は結婚、出産、育児によるライフスタイルの変化が男性に比べて顕著なため、早々に結婚を諦めて仕事や趣味に没頭する人生を選んでいることが考えられます。
また、40代になると男女ともに7割超が結婚を諦めることも分かります。
これらのことから、男性の場合は「20代で婚活してみるものの、上手くいかずに徐々に諦めていく」人が多く、女性の場合は「早い段階から結婚を諦める」人が多いと考察できます。
婚活を諦めたら楽になる?メリットとデメリット

「婚活を諦めたら楽になった」と言う人は多く見られますが、本当に楽になるのでしょうか?
ここでは、婚活を諦めるメリットとデメリットの両観点から考えてみましょう。
婚活を諦めた時のメリットまとめ
婚活を諦めるメリットは以下のようなものが挙げられます。
・プレッシャーから解放される
・仕事や趣味に時間を費やせるため、自由が増える
・お金を自分の好きなように使える
・一人で気楽に過ごせる
・将来のことを考えなくてよくなる
このようなことをメリットだと思えるのであれば、婚活を諦めることでプレッシャーから解放され、今よりも人生を楽しめる可能性はあります。
婚活を諦めた時のデメリットまとめ
婚活を諦めるデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
・今は良くても将来的に孤独を感じる可能性が極めて高い
・周りから「いつまでも独身の人」という印象を持たれる
・自分の子供が見られない、親に孫を見せられない
・老後の不安が常につきまとう
・困った時に助けてくれる人がいない
短期的には問題ないかもしれませんが、長期的に見た時のデメリットが「引き返せない」ものばかりなのがポイントです。
年齢を重ねてから「やっぱり結婚しておけばよかった」と思っても遅いという点に注意が必要です。
上記のようなデメリットを踏まえた上で、自分にとってメリットの方が勝るのなら婚活を諦めるのもアリでしょう。しかし、デメリットの方が強いと思うのであれば、婚活を継続することをおすすめします。
年齢などで不利になることはあっても、絶対に結婚できないわけではありません。
婚活を諦めたくない!再婚活におすすめの方法

最後に、まだ婚活を諦めたくないという人に向け、今から婚活をする場合におすすめの婚活方法をご紹介します。
自分の性格や特性に応じ、どちらで婚活を進めるかを検討してみてください。
本気で早く結婚相手を見つけたいなら結婚相談所
結婚相談所は、婚活にかかる期間を短くしたいという人に特におすすめです。結婚への高いモチベーションを持つ人が多く集まるため、成婚に至るまでのスピードが早いのが特徴です。
また、婚活支援のプロであるコンシェルジュによるサポートも受けられるため、一人で婚活を進めるのが不安という人でも安心して利用できるというメリットも。
おすすめの結婚相談所については、以下の記事で複数ご紹介しています。気になる人は参考にしてみてください。
気楽にじっくり結婚相手を探すなら婚活アプリ
婚活アプリは結婚相談所に比べてコストが非常に低いため、気楽に始められるという特徴があります。
女性なら完全無料で利用できるアプリが多く、男性でも月額数千円程度で利用できるのが大きなメリットです。
基本的にアプリで婚活を進めていくため、自宅でも職場でもいつでも好きな時間に婚活が可能。「焦らず、じっくり良い相手を見つけたい」という人には特におすすめの婚活方法です。
婚活アプリはたくさんあるため、おすすめのアプリを知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
また、結婚相談所や婚活アプリの他にどんな婚活方法があるか知りたい人は、以下の記事も併せてご覧ください。
【まとめ】婚活は諦めると楽になるが諦める必要もない!

婚活は自分自身に対する評価や実体験から諦めてしまう人も存在します。確かに婚活を諦めると楽になれますが、将来的なことを考えると今頑張るという選択肢も検討すべきでしょう。
この記事で解説した内容を踏まえ、婚活を諦めるのか、続けるのか判断してみてください。