エアコンに結露がつくのはなぜ？原因と対処法を解説

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エアコンを使用しているときに結露がついているのを見て、「修理が必要なのでは」と心配になったことはありませんか？エアコンに結露が発生したときは、原因を見極めることが大切です。

本記事では、エアコンに結露がつく原因と正しい対処法について詳しく解説します。

エアコンの結露を予防する方法やエアコン掃除におすすめのクリーニング業者3選、エアコンの結露に関するよくある質問についてもまとめているので参考にしてください。

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エアコンに結露がつく原因

エアコンに結露がつく原因として多いのが、次の4つです。

• フィルターが詰まっている
• 冷却フィンが汚れている
• エアコンの取り付け位置が悪い
• 配管から水が逆流している

結露の原因を詳しく見ていきましょう。

フィルターが詰まっている

フィルターにホコリが溜まると目詰まりを起こして空気の流れが悪くなります。フィルターの詰まりにより空気の循環が悪くなるとエアコン内が過剰に冷やされてしまうため、吹き出し口に水滴がついてしまうのです。

エアコンのパネルを開けてフィルターに汚れが溜まっている場合は、ホコリなどの汚れを取り除くことが必要です。フィルターがキレイになれば室内の空気との温度差も解消できるため結露が発生しなくなります。

冷却フィンが汚れている

冷却フィンにカビやホコリが詰まってしまうと、フィルターが詰まった場合と同様に空気の流れが滞ってしまいます。冷却フィンは熱交換器とも呼ばれていて、空気を暖めたり冷やしたりする場所です。そのため、長期間使い続けるとホコリが溜まったりカビが繁殖したりします。

もしフィルター掃除をしても結露がつく場合は、この冷却ファンが汚れている可能性が高いです。ただ素人はエアコンを分解するのは危険なため、冷却フィンの内部は掃除はできません。冷却フィンが汚れていて結露が発生する場合は、エアコン専門のクリーニング業者に依頼しましょう。

エアコンの取り付け位置が悪い

業者のミスによってエアコンが正常な位置に設置されなかった場合は水滴が漏れてくる可能性があります。例えば新品のエアコンから水が漏れてくる場合は、まっすぐ並行に取り付けられているかを確認してみましょう。傾いている場合はドレンパンに排水がしにくくなり、水が漏れてきてしまいます。

なお、エアコンの設置不良で結露が発生したり水滴が漏れてくる場合は、すぐに取り付け業者に連絡をしましょう。自分で対処はできないので、早急に直してもらう必要があります。

配管から水が逆流している

配管の断熱材が劣化して外気温との温度差が伝わってしまうと、配管内で結露が発生して室内機の方へ水滴が逆流してくる場合があります。加えて配管の施行不良より水滴が流れ込んでくる場合もあるでしょう。

また、配管内にゴミが詰まっている場合も外に排出されない水が室内機の方に逆流してしまいます。

これらの配管の劣化や施行不良の可能性がある場合は、業者を呼んで配管の状態を調べてもらうのが懸命です。配管の先にゴミが詰まっている場合は、掃除して水がスムーズに排出できるようにしましょう。

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エアコンに結露がついたときの対処法

エアコンに結露がついたときは、次のような対処法を実践してみましょう。

• フィルターを掃除する
• 冷却フィンを掃除する
• 配管を掃除する
• 業者に掃除を依頼する

エアコンの結露はエアコン内部の汚れを起因として発生するケースが多いです。あまりにも汚れがひどい場合は、自分でなんとかしようとせずにプロのクリーニング業者を頼りましょう。

フィルターを掃除する

エアコンのフィルターは簡単に取り外せる構造になっているので、自分で定期的に掃除をしましょう。エアコンのフィルターの掃除手順は、次の通りです。

1. フィルターを取り外す
2. 掃除機をかけてホコリを取る
3. 水洗いする
4. 日陰でしっかり乾燥させる
5. フィルターを戻す

掃除機能付きエアコンのフィルターは定期的な掃除が不要ですが、一般的なエアコンの場合はすぐにホコリが溜まるので2週間に1回ほどの頻度で掃除がおすすめです。水滴の発生を抑えるだけでなく、冷房効率も上がるので忘れずに掃除をおこないましょう。

エアコン掃除を自分でやりたいけど、詳細をもっと知りたいという人には、こちらの記事が人気です。

https://ekitan.com/media/house-cleaning/air-conditioner-cleaning-yourself/

冷却フィンを掃除する

冷却フィンは構造的にカビが発生しやすいため、フィルターと同じように定期的な掃除が必要となります。冷却フィンを掃除するときの手順は、次の通りです。

1. フィルターを外して冷却フィンを露出させる
2. 表面のホコリを掃除機で吸い取る

冷却フィンの内部まで掃除できる市販の洗浄スプレーもありますが、故障のリスクがあるので使用はおすすめできません。冷却ファンの内部までしっかり掃除したい場合は分解洗浄に対応しているクリーニング業者を利用してください。

https://ekitan.com/media/house-cleaning/air-conditioner-cleaning-fins/

配管を掃除する

エアコンの配管の排出口にゴミが詰まっている場合は、割り箸や歯ブラシなど細長いものを使って詰まりを解消しましょう。配管内部が汚れているまま放置すると、うまく排水できなくなってエアコンから水が漏れてしまいます。

また、先端から虫やゴミが入ってこないようにするためには、防虫キャップを取り付けるなどの対策が有効です。

業者に掃除を依頼する

冷却ファンの内部まで汚れがびっしりこびりついていたり、手の届かない配管の奥に汚れが詰まっていたりする場合は、エアコンのクリーニング業者に掃除を依頼しましょう。業者はエアコンに関する専門知識と特殊な技術を持っているので、エアコンの汚れを細部まで除去が可能です。

結露が発生する前に、年に1回くらいの頻度で業者に掃除してもらうとエアコンをきれいに保ちやすくなるためおすすめです。

エアコンの結露を予防する方法

エアコンの使い方を工夫すれば、結露の発生をある程度防ぐことができます。エアコンによる結露を予防する方法は、次の通りです。

• 結露防止運転を活用する
• 風量を強に切り替える
• ルーバーを上に向ける
• 設定温度を変更する

結露を防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。

結露防止運転を活用する

室温とエアコン内部の温度差による結露を防止するには、結露防止運転の活用をおすすめします。結露防止運転はメーカーによっては内部クリーン運転など名称が異なりますが、目的はエアコン内部の湿度を下げて清潔に保つことです。

暖房や冷房運転の後に設定することで、送風運転が作動してエアコン内部の湿度を低下させることができます。

また、結露防止運転を活用すれば、暖房をつけた時に窓や壁に発生する結露も最小限に抑えることが可能です。とはいえすでに結露している結露を取り除く効果はないため注意してください。

風量を強に切り替える

吹き出し口に結露が溜まりやすい場合は、風量を最大にしましょう。風を強くすることで吹き出し口に冷風が溜まらなくなるため、室内との温度差によって結露ができるのを予防が可能です。

風量が弱い状態だと、部屋の温度を下げるのにも時間がかかります。ずっと強で運転するのではなく、室温が下がったタイミングで弱に切り替えるといった使い方をしましょう。

ルーバーを上に向ける

ルーバーの向きが下すぎると吹き出し口だけに風が当たって結露ができやすくなってしまうため、ルーバーを上向きにして冷風が部屋に行き渡るようにしましょう。

ルーバーの向きはエアコンのリモコンで調整が可能です。手で無理やり変えてしまうと正常に動作しなくなる可能性があるので気をつけてください。

設定温度を変更する

体が冷えすぎるくらいエアコンの温度を下げている場合は、設定温度をできるだけ上げてください。設定温度を低くしすぎている場合は、室温とエアコン内部の温度差により結露が発生してしまいます。

エアコンに負担がかかって故障しやすくなったり、健康にも悪影響を及ぼしたりするので、エアコンの設定温度をむやみに下げるのは控えましょう。　　　

エアコン掃除におすすめのハウスクリーニング業者3選

ここでは、エアコン内部の分解洗浄に対応しているおすすめの業者を3社厳選して紹介します。ご紹介するのは以下の3社です。

• おそうじ本舗
• ダスキン
• おそうじ革命

おそうじ本舗

※画像出典：おそうじ本舗公式サイト

おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、エアコンの完全分解洗浄に対応しています。今までのクリーニングでは、ドレンパンや送風ファンの奥の汚れまで落とすことはできませんでしたが、完全分解洗浄プレミアムクリーニングプランを選択すれば、部品をすべて取り外して内部の汚れまでしっかり落としきることが可能です。

さらに独自の研究によるファインバブル洗浄という最新技術をエアコンクリーニングに初めて採用しています。サービスマンは技術力向上を目的とした研修制度を受けている精鋭揃いです。エアコンを破損させてしまった場合の補償制度もあるので、安心してエアコン掃除を任せることができます。

ダスキン

※画像出典：ダスキン公式サイト

ダスキンのエアコンクリーニングは、独自の高圧洗浄技術によりしつこいカビやホコリの汚れをエアコン内部まで徹底的に除去が可能です。分解から洗浄、抗菌までの行程をエアコン掃除のプロがきめ細かくおこなってくれます。クリーニング前には周囲をしっかりと養生してくれるので、洗剤や汚れが飛び散る心配はありません。

ダスキンのエアコンクリーニングの実績は20年と長く、クリーニングを担当するスタッフも厳しい研修をクリアしています。オプションとして用意されている抗菌コートは、抗菌成分を含んだポリマーが熱交換器をコーティングするため、約1年間抗菌効果を持続させることが可能です。

おそうじ革命

※画像出典：おそうじ革命公式サイト

おそうじ革命のエアコンクリーニングは、普段の掃除では落とすことのできない汚れを除去できるエアコンの分解や高圧洗浄に対応しています。一般エアコンや各種機能付きエアコン、壁埋め込み式、壁掛大型など、どのようなタイプのエアコンでも徹底的にキレイにすることが可能です。

おそうじ革命では、人体や環境に優しいエコ洗剤を使用しているので、小さい子供やペットのいる家庭でも安心です。ウイルスや細菌を99%不活性化させることができる除菌・消臭オプションも選択することができます。

また、室外機のクリーニングにも対応しているため、室外機の汚れも気になっている人にもおすすめです。

他にも、おすすめのエアコンクリーニング業者について知りたいという方には、こちらの記事が人気です。

https://ekitan.com/media/house-cleaning/air-conditioner-recommend/

エアコンの結露に関するQ＆A

最後にエアコンの結露に関するよくある質問について答えていきます。

エアコンクリーニングの相場費用は？

エアコンクリーニングの相場は、次の通りです。

自動掃除機能付きのエアコンの場合は、一般的なエアコンよりも費用が高くなります。

また、1台だけ依頼するよりも、2台以上の方が料金がお得になるケースが多いので、家に複数のエアコンがある場合はまとめてクリーニングを依頼しましょう。

結露を放置するとどうなる？

エアコンの結露の放置にはさまざまなリスクがあります。どのようなリスクがあるのかをチェックしていきましょう。

• カビの発生
• アレルギーなどの健康被害
• 水漏れ

カビはホコリと水分を栄養にして繁殖するため、結露を放置してしまうとエアコン内部はあっという間にカビだらけになってしまいます。カビを吸引したことにより、のどの痛みなど体調に異変が起こる場合もあるので結露を放置するのはやめましょう。

冬のエアコンの結露対策は？

冬は暖房運転で室内の温度が上昇するため、外部との寒暖差により窓ガラスや壁に結露が発生しやすくなります。冬のエアコンによる結露対策を見ていきましょう。

• 結露吸水テープを活用
• こまめに換気をおこなう
• 設定温度を下げる

冬にエアコンを使用するときは、窓に断熱シートを貼ったり吸水テープを貼ったりして温度差による結露の発生を防ぎましょう。直接的な室温を高くし過ぎないことも大切なため、エアコンの設定温度も高くしすぎないように注意してください。

結露でカビが生えた場合は？

エアコンの吹き出し口にびっしりと黒いカビが生えてしまった場合は、目に見えている範囲を自分で掃除してください。水で薄めた中性洗剤を使用してカビを雑巾で拭き取ります。もし内部もカビが目立つなら、フィルターも自分で洗うことが可能です。一般的なエアコンなら水洗いもしくは中性洗剤で洗浄できるため、取扱説明書を読んだうえで手入れをおこなってください。

また、エアコンは手が届かない部分は掃除することはできません。吹き出し口やフィルターまでカビがひどい場合は内部もカビだらけの可能性が高いため、できるだけ早めにエアコンクリーニングを依頼を検討してください。

まとめ

エアコンの結露は吹き出し口付近が異様に冷やされてしまう状況で発生しやすいです。まずはフィルターや冷却ファンが汚れていないか、配管が劣化していないかを確認してください。設置ミスによって水が漏れてしまう場合もあります。水滴がつく原因に適した対処法を実施しましょう。

また、もしエアコンの内部まで汚れている場合は自分で掃除することができません。エアコンの裏側までしっかり掃除したいときは自分で触らずに業者を頼りましょう。今回紹介したのは、3社ともエアコンの分解洗浄に対応しているエアコンクリーニングのプロです。エアコンの水滴が解消されない場合は、ぜひ利用を検討してください。

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