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エアコン掃除の費用をできるだけ抑えたい場合、自分でエアコン掃除をすることを考える人もいるでしょう。自分で掃除する場合でも必要最低限の道具は必要になります。
ホームセンターや通販などで購入できる専用の道具もありますが、100均で購入できる道具もあります。
この記事では100均で揃うエアコン掃除の道具について紹介します。あわせて揃えた道具でエアコンを掃除する方法についても解説しますので参考にしてください。
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エアコン掃除に使える100均の掃除道具
早速、エアコン掃除に使える100均の掃除道具を見ていきましょう。
次の2種類の道具を紹介しますので参考にしてください。
- 汚れから守るための道具
- 本体を掃除するための道具
それぞれの項目について詳しく解説します。
汚れから守るための道具
エアコン掃除をする際、何も対策をしないと周辺の家具や壁紙、床などが汚れる可能性があります。
エアコンがキレイになっても別の場所が汚れては本末転倒です。まずはエアコン掃除で出た汚れから周りを守る道具を紹介します。
養生シートとビニール袋
まず用意したいのは、100均でも売られている養生シートとビニール袋です。エアコン周りにビニール袋でカバーを作り、養生シートをエアコンや壁、床に貼りましょう。
こうすることで汚れを落としている最中に周りに汚れが飛び散らず、エアコン掃除が終わってからの片付けも楽になります。
マスクと手袋
エアコン掃除では、内部にたまったホコリやカビが空気中に舞い散ることがあります。
たまった汚れで爪や手が汚れてしまうこともあるので、マスクと手袋を付けましょう。目を守るためのゴーグルも用意しておくと安心です。すべて100均で手に入ります。
本体を掃除するための道具
100均で買えるものでエアコン本体の簡単な手入れもできます。エアコンの部品別に使う道具が異なるため、それぞれ詳しく解説します。
吹き出し口に使える道具
エアコンでまず汚れが目に付くのは吹き出し口です。吹き出し口を掃除するのに利用する道具は次のとおりです。
- 隙間用掃除機
- 中性洗剤
- 重曹
- スポンジ
- 歯ブラシ
- タオル
吹き出し口は、空気の向きを上下左右に調節する羽がついているため細かな掃除をすることになります。すき間用の掃除機があると先にホコリを取り除けるため便利です。
掃除機がない場合には、割り箸などの細長い棒の先にキッチンペーパーを巻きつけて掃除することも可能です。これなら100均で購入することができます。歯ブラシも便利です。使い捨てするなら100円で2、3本がセットになっている商品で十分でしょう。
大きめのホコリが取れたらタオルやスポンジに中性洗剤、重曹をつけて汚れを拭き取ります。重曹も洗剤も100均で購入可能です。大量には必要ないので小さめのサイズの商品で十分です。
フイルターで使う道具
普段は目には見えないですが、エアコンで汚れがたまりやすいのがフィルター部分になります。フィルターは小さな網目状になっているため次のような道具があると便利です。
- 中性洗剤
- 歯ブラシ
- スポンジ
- タオル
- 新聞紙
フィルターにはホコリ以外に水分を含んだ汚れも付着しています。フィルターのホコリを掃除機で吸い取る場合には裏面に新聞紙を貼り付けてから吸い取ると吸い込みがよくなり便利です。
フィルターの細かな網目は歯ブラシで擦るのがおすすめです。フィルターの枠部分はスポンジなどを利用して掃除しましょう。吹き出し口と同様に、中性洗剤や重曹を使うと汚れ落ちがよくなります。
エアコン本体で使う道具
エアコン本体にもホコリや汚れが付着しています。中をキレイにしても本体が汚れていては見た目もよくありません。エアコン本体を掃除する際に利用する道具は次のとおりです。
- ぞうきん
- タオル
- 中性洗剤
- エアコン洗浄スプレー
- ブラシ
エアコン本体の掃除は、中性洗剤をつけたぞうきんやタオルで汚れを拭き取ります。エアコン洗浄スプレーを利用すれば内部の洗浄も可能です。100均でもエアコン洗浄スプレーは販売されています。
柄の長い細めのブラシがあれば内部の手が届きにくい部分も掃除できるので用意しておくとよいでしょう。
エアコンが掃除が必要な理由
そもそもエアコンの掃除はなぜ必要なのでしょうか。夏と冬しか使わないため、それほど汚れていないと考える人もいるでしょう。エアコン掃除が必要な理由は次のとおりです。
- カビが繁殖するから
- ホコリが溜まるから
- エアコンが効きにくくなるから
これらの項目について詳しく解説します。
カビが繁殖するから
掃除が必要な理由のひとつが「カビの繁殖」です。一般的に、温度が25℃から35℃になると、カビが繁殖しやすくなります。エアコンの設定温度はちょうどこの温度に近いため、内部でカビが繁殖することが多くなるのです。
カビを放置していると、エアコンの風と一緒に室内に飛び散り、健康に害を及ぼす可能性もあります。
カビの繁殖を避けるためにも、エアコン外部だけでなく内部も定期的に掃除したほうがよいでしょう。
ほこりが溜まるから
エアコンは、見た目がキレイに見えても内部にホコリが溜まっていることが多くあります。
ほこりがたまりやすいのがフィルター部分です。掃除をせずに放置していると故障の原因にもなるので定期的に清掃しましょう。
エアコンの種類にもよりますが、フィルターは取り外して水洗いできるタイプもあります。水洗いする場合は歯ブラシやブラシ、ぞうきん、中性洗剤などを用いて丁寧に汚れを落としましょう。
エアコンが効きにくくなるから
故障しなかったとしても、エアコン内部にカビやホコリが溜まったままだと冷暖房の効きが悪くなります。
エアコンの利きが悪いと感じたら、故障を疑う前に内部に汚れが溜まっていないかを確認しましょう。
エアコンの効きが悪くなると電気代が高くなる可能性もあります。きちんと掃除することで無駄な出費を抑えつつ、快適な生活を送れるようになるでしょう。
自分でエアコンを掃除する手順
エアコン掃除を自分で行う場合、エアコンを故障させないように手順をきちんと理解してから行う必要があります。エアコンの故障だけではなく、エアコン掃除によってエアコン周辺が汚れてしまう可能性も考えておきましょう。
ここでは自分でエアコンを掃除する際の手順について解説します。具体的には次のとおりです。
- 周辺を養生する
- パネルとカバーの取り外しをする
- ほこり汚れを取り除く
- 洗剤で掃除をする
- カバー・パネルの取り付け
それぞれの項目について詳しく解説します。
周辺を養生する
エアコンの掃除をする場合にはエアコンだけでなくエアコン周辺に汚れが飛び散らないように準備する必要があります。
まずはエアコンの取り扱い説明書を読んで、どのように掃除すればよいのかを確認しましょう。それから電源を落としてコンセントを抜きます。掃除中に感電しないようにコンセントは確実に抜いておきましょう。
コンセントを抜いたらエアコンの周辺を養生します。100均にはエアコン掃除用のカバーが販売されているところもあります。使い捨てで簡単に養生ができるため利便性が高いアイテムといえるでしょう。
エアコンだけでなく周辺の床も汚れやすいので、養生するのを忘れないようにしてください。
パネルとカバーの取り外しをする
養生が完了したらいよいよエアコン本体の掃除を行います。エアコンの掃除がしやすいようにパネルやカバーを取り外します。取り扱い説明書をよく読んで手順を間違えないように取り外しを行いましょう。
この時にフィルターも一緒に外します。フィルターの取り外し方もエアコンの種類によって異なるため説明書をきちんと確認してからおこなってください。
ほこり汚れを取り除く
パネルとカバー、フィルターを外したらフィルターのホコリを取り除きます。フィルターにはホコリや汚れが溜まっているため、ブラシや歯ブラシなどを使用して細かな部分まで丁寧に取り除きましょう。
掃除機でホコリを吸い取る方法もあります。その際は、フィルターの裏面に新聞紙を当てることで吸引力を高めることができます。
ホコリはフィルターだけでなく吹き出し口にも付着するため掃除機などで汚れを取ることも必要です。
洗剤で掃除をする
エアコン内部まで掃除したい人のために、家庭用のエアコン洗浄スプレーがあります。スプレーを吹き付けてしばらく放置することで泡に汚れが吸着してホコリやカビを取り除くことができます。
ただし、洗浄スプレーの扱いには注意が必要です。洗浄成分を落とすためには水ですすぐ必要があります。しかし、エアコンは家電製品のため、不用意に水をかけると故障する可能性があります。
どの部分をすすいでいいのか素人が判断するのが難しいため、不安な場合はプロの業者に依頼したほうがよいでしょう。
カバー・パネルの取り付け
エアコン外部と内部の掃除が完了したら、最初と同じ状態に戻すためにカバーとパネルと取り付けます。取り外した時と逆の手順で取り付けていきましょう。フィルターの取り付けも忘れずに行います。
カバーやパネルがきちんと取り付けられたら、コンセントを挿して、送付運転または冷房をつけてファンについた水滴を飛ばしましょう。きちんと乾かすことがエアコンの故障を回避するためのコツです。
本格的な掃除は業者に依頼するのがおすすめ
ここまで家庭で掃除できるエアコン掃除の方法を解説してきました。100均で揃えられる道具も多いため、目に見える範囲や、フィルターの手入れであればお金をかけずに清掃が可能です。
しかし、エアコンのカビ臭さに深刻に悩んでいる人や、自分で掃除することでエアコンを壊してしまわないか心配な人は、プロによる清掃も検討したほうがよいでしょう。費用はかかりますが、すみずみまで確実にキレイにしてくれます。
全国には数多くのエアコンクリーニング業者があります。大手から地元密着型の業者までさまざまです。費用は業者によって異なるため、ホームページで料金表を確認してみましょう。
お掃除機能付きのエアコンは通常のエアコンよりも少し費用が高くなる可能性があるため事前の確認が必要です。
まずは複数のエアコンクリーニング業者に見積もりを依頼して費用や掃除内容を比較してみましょう。自分が希望しているエアコンクリーニングの内容にあっている業者をみつけるためにも事前の見積もりは重要です。
複数台をまとめて依頼すると割引があったりキャンペーンを利用すると安くクリーニングを依頼することができる場合もあります。
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100均でさまざまなエアコン掃除用の道具は揃うので試してみよう
エアコンの掃除は、簡易的であれば自分でもおこなうことが可能です。掃除を開始する前に必要な道具をしっかり確認して準備を万全にしてからスタートするようにしましょう。最近では100均でもエアコン掃除の道具を購入することが可能です。
使い捨てになることが多い掃除道具はできるだけ安価で購入するとよいでしょう。重曹や洗剤なども取り扱っている100均もあるため探してみましょう。歯ブラシやぞうきん、スポンジなども汚れたら捨てられる100均のものがおすすめです。
養生に関してもエアコン掃除用のカバーなども販売されているため、道具を購入する際にはまず100均に足を運んでみるとよいでしょう。
エアコンを掃除せずに放置していると汚れやカビが溜まってエアコンの効きが悪くなる可能性が高くなります。また、カビが繁殖するとエアコンからニオイが発生したり健康に害が及ぶ可能性も考えておきましょう。
自分でエアコン掃除をするのもよいですが、徹底的にエアコンをキレイにしたい場合には、プロのてを借りるのもひとつです。エアコン掃除はエアコンクリーニング業者に依頼して、自分では見えない部分までしっかりとキレイにしてもらうと安心です。
最近では分解洗浄など細部まで丁寧にクリーニングしてくれる業者も増えています。オプションで室外機の掃除も依頼しておくとより安心です。自分で掃除するよりも細部までキレイにできて手間を省くことができる点がエアコンクリーニングのメリットといえるでしょう。
まずは複数のエアコンクリーニング業者に見積もりを依頼して、費用や掃除内容を比較してみましょう。複数台まとめて依頼する、キャンペーンを利用するなどして費用を節約することも可能です。
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