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エアコンを使用していると黒い粉が出てくることがあるでしょう。黒い粉の正体はただの汚れではないこともあります。さまざまな可能性を考えて黒い粉はできるだけ取り除いておくほうがよいでしょう。
この記事ではエアコンから出てくる黒い粉の正体について解説します。あわせて黒い粉を発見したときの対処方法も紹介しますので参考にしてください。エアコンをできるだけ長く使用するためにも黒い粉の正体と対処法を学んでおきましょう。
目次
エアコンからでる黒い粉の正体はなにか
まずは、エアコンから出てくる黒い粉の正体についてみていきましょう。黒い粉の正体は大きく分けて3種類あります。具体的には次のとおりです。
- エアコン内で発生したカビ
- エアコンが吸い込んだホコリ
- 本体に侵入したゴキブリのフン
それぞれの項目について詳しく解説します。
エアコン内で発生したカビ
エアコンから出てくる黒い粉の正体として考えられるのはエアコン内で発生したカビです。夏にエアコンを利用すると内部が高温多湿になるため、黒カビが発生しやすくなります。このカビを掃除せずに放置していると、黒カビが乾燥して粉状になるのです。
これが空気と一緒にエアコン内部から出てくることで吹き出し口に黒い粉がついているように見えます。
エアコンが吸い込んだホコリ
次に考えられるのは、エアコンが吸い込んだホコリです。エアコンは冷気を出すだけでなく空気を吸い込む性質もあるため、エアコン内部にはホコリが溜まりやすくなります。これを掃除せずに放置していると、エアコンから出る冷気と一緒にホコリが吹き出し口に出てくるため黒い粉のように見えるのです。
普段から掃除をしていても微細なホコリは飛び交っているため、エアコンが吸い込まないようにするのは難しいでしょう。エアコン内部を定期的に掃除してホコリの溜まりを少なくするのがおすすめです。
本体に侵入したゴキブリのフン
あまり考えたくはないですが、黒い粉の正体がエアコン本体に侵入したゴキブリのフンである可能性もあります。
高温多湿で狭く見つかりづらいエアコンの内部は、実はゴキブリが過ごしやすい環境です。そのため、ゴキブリがエアコンのなかに侵入することはよくあります。
エアコンの室外機のほうからホースを伝ってエアコンの内部に侵入することもあります。エアコンの中にゴキブリがいる場合に発生する黒い粉は、大抵の場合はゴキブリのフンである可能性が高いと考えておきましょう。
そのまま使い続けるとどうなるか
黒い粉の正体がある程度わかったところで、黒い粉を取り除かずにそのまま使い続けるとどうなるのかについて考えてみましょう。見た目がよくないだけでなく、黒い粉はさまざまな影響を与えるためそのまま使い続けることはおすすめできません。
黒い粉をそのままにして使い続けると次のような影響があります。
- 人間の体に悪影響を及ぼす
- ゴキブリが大発生する
- いずれエアコン本体が故障する
それぞれの項目について詳しく解説します。
人間の体に悪影響を及ぼす
黒い粉が黒カビの場合、そのまま使い続けるとカビ菌が部屋のなかに充満することになります。
カビは人間の体に悪影響を及ぼす可能性が高いため、敏感な人はアレルギー反応や喘息が出ることもあるでしょう。ひどい場合には、食中毒や肺炎を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
空気中に舞うカビは目では見えませんが、エアコンについている黒い粉は目で見えるため目で見える部分からしっかり対処していくことが大切です。
ゴキブリが大発生する
ゴキブリの繁殖力は非常に高く、種類にもよりますがゴキブリの卵1個から10匹から40匹のゴキブリが生まれることもあります。経験したことがある人もいるかもしれませんが、ゴキブリは生命力も強いため簡単には退治できません。
エアコン内部でゴキブリが大量に発生しているという状況は想像に耐え難いものがあるでしょう。ただ、黒い粉が出ている場合にはこの状況も念頭において対処方法を考えていく必要があります。
場合によってはエアコンからゴキブリが出てくることもあるため、食品を机にそのまま放置するなどの行為はできるだけ避けたほうがよいでしょう。ゴキブリが生活しにくい環境を保つことが必要です。
ゴキブリが大発生してしまうと手がつけられない状態になるため、黒い粉がみられるようになったら早めに対処しておくことが必要です。
いずれエアコン本体が故障する
エアコンから出てくる黒い粉は、正体が何であっても汚れであることに間違いはありません。汚れが溜まっている状態を長く放置すると汚れが原因で電気代が高くなります。エアコンはフィルターが目詰まりを起こしたりカビやホコリが溜まることで効きが悪くなるからです。
汚れはエアコンに負担をかけるため、黒い粉を放置しているといずれエアコン本体が故障する可能性が高いでしょう。長く快適にエアコンを使いたいのであれば黒い粉が少ないうちにきちんと対処しておくことをおすすめします。
黒い粉が出てきたときの対処方法
では、エアコンから黒い粉が出てきたときにはどのように対処すればよいのでしょうか。
ただ拭き取るだけではカビやゴキブリのフンの場合には菌が残ってしまう可能性が高いため、きちんとした対処法を理解しておくことが必要です。
具体的には次の2つの方法で対処しましょう。
- 自分で掃除をする
- エアコンクリーニング業者に依頼する
それぞれの項目について詳しく解説します。
自分で掃除をする
エアコンは自分で掃除することが可能です。自分で掃除する場合には、道具をそろえて万全の体制を整えてからスタートするようにしましょう。また、エアコンを故障させないように取り扱い説明書をきちんと確認しておくことも必要です。
エアコンの掃除をする箇所はエアコン周り、吹き出し口、内部の3箇所です。エアコンクリーナーを購入すれば内部も簡単に掃除ができるためおすすめです。
エアコン掃除はおおよそ40分あれば完了できます。簡単3ステップで自分でエアコン掃除をしてみましょう。
ステップ1.フィルター掃除
フィルターはホコリが溜まりやすいためここを掃除するだけでもエアコンはかなりキレイになります。定期的に掃除をしておけば黒い粉を回避することもできるでしょう。フィルター掃除の手順は次のとおりです。
- 電源プラグを抜く
- エアコン本体の上に溜まったホコリをハンディモップなどで取り除く
- パネルを開ける
- 掃除機でフィルターのホコリを吸い取る
- フィルターを外す
- フィルターの下に新聞紙を敷いてフィルター表面から掃除機をかける
- フィルターの裏面からシャワーの水圧で水洗いする
- 細かいホコリは歯ブラシなどで落とす
- タオルなどで水気をしっかり拭きとって乾燥させる
ステップ2.吹き出し口と本体の拭き掃除
この部分は壊れやすい箇所なので丁寧に掃除するようにしましょう。あまり無理をすると部品を破損してしまうこともあるため、できる範囲で行います。具体的な手順は次のとおりです。
- ハンディモップでエアコン内部の見える範囲のホコリを取り除く
- 冷却フィンに掃除機をあてる
手順はこの2つのみです。見える範囲で構わないため、サッと済ませるのがコツとなります。
ステップ3.内部のホコリを取り除く
ここまできたらあとは目に見える部分のホコリはかたく絞ったぞうきんなどで拭き上げましょう。エアコンは水気が残っていると故障につながるためしっかりと水気を取り除くことが大切です。
ここまでみてきたように、エアコンは自分で掃除をすれば費用を安く抑えることが可能です。ただし、自分で掃除できるのは目に見える範囲に限られるため、黒い粉の原因を完全にきれいにすることは難しいと考えておきましょう。
エアコンクリーニング業者に依頼する
黒い粉の原因を完全に取り除きたい場合には、少し費用をかけたとしてもプロに掃除を依頼することをおすすめします。
自分で無理をして掃除すると結果的にエアコンが故障してしまい余計な出費が増える可能性もあるからです。
エアコンクリーニング業者は、高い技術があり専用の機材をそろえているため、隅々まできれいにしてくれます。
掃除の際には専用カバーや養生をしっかりとして作業を行ってくれるので部屋が汚れる心配がありません。自分で掃除をする場合も養生やカバーをすることはできますが手間がかかり、きちんと養生できていないと周囲の床や壁を汚してしまうこともあります。
その点、エアコンクリーニング業者はプロであるため短時間でしっかりとエアコン内部までキレイに掃除を仕上げてくれます。
費用は、一台あたり8000円から1万円程度かかるのが一般的です。業者によっては複数台をまとめて依頼すると1台あたりの費用を割り引いてくれます。
また繁忙期を避けて掃除を依頼するとキャンペーンなどで割引してもらえることもあるため、掃除を依頼するタイミングも検討してみるとよいでしょう。
エアコンクリーニング業者の中には、完全分解洗浄をしているところもあるため徹底的にキレイにしたい場合は分解洗浄に対応している業者を探してみることもおすすめします。
黒い粉を自分で掃除するときのポイント
黒い粉が出てきた場合、すぐにエアコンクリーニング業者に依頼できないこともあるでしょう。その場合、放置するのではなくまずは自分でできる範囲で黒い粉を掃除しておくとさまざまな被害を回避することができます。
自分で黒い粉を掃除するときのポイントは次のとおりです。
- 電源をプラグを抜く
- 使用する洗剤は慎重に選ぶ
それぞれの項目について詳しく解説します。
電源プラグを抜く
エアコンで電化製品であるため、水を使って掃除をすると感電する可能性があります。そのため、掃除をする前には必ず電源プラグを抜いておくようにしましょう。
使用する洗剤は慎重に選ぶ
エアコンを掃除する際には、汚れが落ちやすくなるように洗剤を使用することもあります。エアコンクリーニングに使用する洗剤はなんでもよいというわけではありません。
たとえば、中性洗剤、重曹、セスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤などの利用がおすすめです。精密機械であるためあまり強い洗剤を使用すると故障の原因になることもあります。できるだけ成分が薄めてある洗剤を利用してエアコンを壊さないように心がけましょう。
さらに、敏感な人や、ペット、赤ちゃんがいる場合は、アルカリ電解水などからできた低刺激のものを選んでおくと安心です。
おすすめのエアコン掃除業者
エアコンクリーニングを業者に依頼する場合にはさまざまな業者があるため選択に迷うことがあるでしょう。そこでここではおすすめのエアコンクリーニング業者を2社紹介します。
おそうじ本舗
出典:https://t.afi-b.com/visit.php?guid=ON&a=P9273H-R338719v&p=X863434k
おそうじ本舗は全国各地にフランチャイズ店が存在するハウスクリーニング業者です。ハウスクリーニングサービスの一環としてエアコンクリーニングも行っています。おそうじ本舗のエアコンクリーニングは完全分解洗浄が特徴です。
完全分解洗浄とはエアコンの掃除の邪魔になる部品を完全に取り外してから隅々まで掃除する方法です。カビや細菌などの目に見えない汚れを数値化することで見える化し、徹底的に汚れを排出させます。
業者名 | お掃除本舗 |
---|---|
住所 | 全国 |
TEL | 0120-24-1000(本部フリーダイヤル) |
営業エリア | 全国 |
受付時間 | 9:00〜19:00 |
休日 | 不定休 |
プラン
| 完全分解洗浄プレミアムクリーニング ¥14,300/1台 |
完全分解洗浄プレミアムクリーニング お掃除機能付き +¥8,800/1台 | |
防カビチタンコーティング +¥3,000/1台 | |
室外機 +¥5,500/1台 | |
防虫キャップ +¥1,100/1台 | |
エコ洗浄 +¥1,100/1台 | |
HP | https://t.afi-b.com/visit.php?guid=ON&a=P9273H-R338719v&p=X863434k |
黒い粉が目立つような状態になっている場合には、徹底的に掃除をしておくことをおすすめします。
ダスキン
ダスキンはエアコンクリーニングだけでなくハウスクリーニングや掃除道具のレンタルを行っている大手ハウスクリーニング業者です。
エアコンクリーニングは30年以上の実績を誇り、スタッフは全国各地の研修施設でエアコンクリーニングの技術やエアコンの構造について万全の知識を身に付けています。
業者名 | ダスキン |
---|---|
住所 | 全国 |
TEL | 0120-24-1000(本部フリーダイヤル) |
営業エリア | 全国 |
受付時間 | 9:00〜19:00 |
休日 | 不定休 |
プラン
| エアコンクリーニング壁掛けタイプ お掃除機能なし ¥14,300/1台 |
エアコンクリーニング壁掛けタイプ お掃除機能付き ¥25,300/1台 | |
HP | https://www.duskin.jp/ |
基本のエアコンクリーニングで防カビ対策をしてくれるためカビの排出を抑制して、嫌なニオイや汚れた空気が室内に排出されることを回避します。また、2台以上まとめて依頼すると割引を受けることができるためお得です。
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黒い粉を見つけたら早めに掃除をすることが大切
エアコンから黒い粉が出てくるようになった場合、できるだけ早く対処することが必要です。黒い粉の原因はカビ、ホコリ、ゴキブリのフンであることが多くあります。これらを放置するとエアコンが故障する原因になるだけでなく、体に悪影響を与える可能性が高くなります。
黒い粉が出てきたらまずは自分でできる範囲で掃除をしてみましょう。洗剤を利用して水拭きをしたり、アルコール除菌をしたりします。ただし、エアコン内部に溜まった黒い粉は自分で掃除しただけでは取り除くことができません。
見える範囲だけを掃除しただけでは黒い粉が残ったままの状態になるため結果的にエアコンの機能に影響を与える可能性が高くなります。
徹底的に黒い粉を除去したい場合には、エアコンクリーニング業者に掃除を依頼することをおすすめします。
分解洗浄など内部までしっかりキレイにしてくれるサービスを提供している業者も多くあります。自分が希望しているクリーニングを提供しているエアコンクリーニング業者を選択するようにしましょう。