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エアコンのフィンの掃除方法は?自分でできる掃除の手順を分かりやすく解説

エアコンのフィンの掃除方法は?自分でできる掃除の手順を分かりやすく解説

エアコンのフィンを掃除せずに放置すると、ホコリや汚れが溜まり、菌やカビが発生しやすくなります。フィンの掃除は、エアコンクリーニングの専門業者に依頼するのも選択肢のひとつです。

しかし、専門業者に依頼すると費用がかかるため、自分で掃除したいと考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、エアコンのフィンを掃除する方法を手順ごとにわかりやすく解説します。

監修者情報

西條 洋平

アースクリーン代表 西條 洋平

プロフィール
アースクリーン代表の西條洋平です。
•大手のハウスクリーニング会社にて3年経験を積み独立、エアコンクリーニングでは全国でも1%以下の業者しか施工することが出来ない壁掛けオーバーホールに対応

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エアコンのフィンとは?

本題に入る前に、まずはエアコンのフィンがある場所や役割への理解を深めておきましょう。エアコンの内部は、フィンのほかにドレンパンやクロスフローファンなどのさまざまな部品で構成されています。

部品はそれぞれ役割が異なり、どれもエアコンを使用するためには欠かせないものです。フィンには温度を調整する役割があり、熱交換器とも呼ばれています。ファンから送られた空気をフィンが設定温度にあわせて調整し、室内に送り出す仕組みです。

フィルターを外すと、数多くの金属板が縦一列に並んだ部品が姿を現します。この部品がフィンです。

エアコンのフィンは掃除したほうが良い?

エアコンの耐用年数は、ほかの電化製品と同様に10年程度だと言われています。その理由は、保証期間を10年に設定しているメーカーが多いからです。しかし、使用環境や使用方法によっては、10年を超えても使用し続けられる可能性が十分にあります。

長期間にわたって快適に使用し続けるためには、日々のメンテナンスが大切です。フィンを掃除せずに放置すると、寿命が短くなるだけでなく健康に悪影響を及ぼすリスクがあります。

フィンはカビが発生しやすい

最近は、フィルターの自動掃除機能を搭載したエアコンが数多く登場しています。ホコリや汚れはお掃除ロボットによって取り除かれるため、フィルターをきれいな状態に保てます。

しかし、フィルターがきれいになっても、エアコンから送られた空気の異臭が取り除けないことがあります。それはフィルターの奥にあるフィンやファン、ドレンパンといったフィルターの奥にあるパーツが汚れているからです

フィンは温度調整のために空気を取り込むため、ホコリや汚れが溜まりやすい場所です。

特に冷房や除湿は空気中の水分によってエアコン内部の湿度が高くなるため、カビが発生しやすい条件に近づきます。カビが発生しやすい条件は、次の通りです。

  • 気温:20~30度
  • 湿度:60~70%以上
  • カビの栄養分が豊富

カビの発生を抑えるためにも、フィンは定期的に掃除しましょう。

掃除しないとさまざまなリスクが出てくる

フィンを掃除せずに放置すると、エアコンを使用するたびにカビを含んだ空気が室内に流れ込みます。その結果、次のようなさまざまなリスクが生じる可能性があります。

  • ホコリやカビが増え続ける
  • 喘息やアレルギーを引き起こす可能性がある
  • 空調効果が下がる
  • 消費電力の増大で電気代が高くなる可能性がある
  • 異臭が発生する可能性がある
  • 故障の原因につながる など

フィンにホコリや汚れが溜まると空気を取り込む力が弱くなるため、温度調整に時間がかかるようになります。その結果、より多くの電力を消費して電気代が高くなる可能性があります。フィンを掃除しないリスクは多いため、年2回を目安にお手入れしましょう。

エアコンのフィンは自分で掃除できる?

フィンの掃除は、エアコンクリーニング専門業者に依頼する方法と自分で行う方法があります。

自分で掃除することも可能

エアコンのフィンは、ホームセンターや家電量販店などで販売されているエアコンクリーナーで掃除することも可能です。エアコンクリーナーはスプレータイプで、1本1,000~2,000円程度で販売されています。

基本的な使用方法は、スプレーをフィンに直接吹きかけるだけです。ただし、正しく使用しないと次のようなリスクがあります。

  • ホコリや汚れが取り除けない
  • 火災につながる
  • 故障につながる など

たとえば、コンセントをつないだままエアコンクリーナーを使用すると、部品に水分が付着してショートする可能性があります。その結果、エアコン本体の故障や火災につながるリスクがあるので注意しましょう。

監修者
監修者
エアコンのスプレーの種類によっては中和が必要なタイプや冷房運転の結露によって薬剤を流すタイプのものもあるため、すべてのスプレーがこの手順で作業するとは限りません。

業者に依頼するのもおすすめ

エアコンクリーナーを使用しても、すべてのホコリや汚れが取り除けるわけではありません。故障や火災のリスクもあるため、自分で掃除を行うことに不安がある場合はエアコンクリーニングの専門業者に依頼しましょう。 

フィンの掃除を業者に依頼するメリット

専門業者に依頼すると、エアコンクリーナーでは行き届かなかったホコリや汚れを取り除くことが可能です。このほかには、次のようなメリットがあります。

  • 自分で掃除する手間が省ける
  • 故障や火災のリスクが少ない
  • フィン以外の掃除も依頼できる など

専門業者はエアコンの知識やノウハウが豊富なので、故障や火災のリスクを軽減できます。万が一故障しても独自の保証サービスを用意しているところが多いため、安心して任せられるでしょう。

また、専門業者の中には女性スタッフが在籍しており、顧客の要望に応じて指名できるところもあります。

業者に依頼した際の費用相場

エアコンクリーナーで掃除する場合、1回あたり1,000~2,000円程度の費用で済みます一方で専門業者に依頼すると、数万円程度の費用がかかります。エアコンの機能やタイプによって費用は異なりますが、1台あたりの相場は次の通りです。

タイプ機能費用の相場
壁掛け8,000~14,000円程度
自動掃除機能搭載13,000~23,000円程度
天井埋込

20,000~35,000円程度

天井埋込タイプは、作りが複雑なうえに高所に設置されていることが多いため、クリーニングに高い技術が求められます。壁掛けタイプに比べて手間がかかるため、費用が高い傾向にあります。

自動掃除機能を搭載したエアコンは、通常の壁掛けタイプに比べて作りが複雑です。クリーニングの際には分解や組み立てが必要なので、通常の壁掛けタイプよりも5,000~9,000円程度費用が高くなります。

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自分でエアコンのフィンを掃除する方法

自分でエアコンのフィンを掃除する方法を手順ごとに解説します。フィンを掃除するためには、エアコンクリーナーが必要です。使用方法を誤ると故障や火災のリスクがあるため、正しい知識を身につけておきましょう。

フィンの掃除準備

フィンの掃除を始める前に、まずはエアコンのコンセントを抜くか、ブレーカーを落としましょう。エアコンに電力が流れる状態で掃除すると、感電したり部品に洗浄液がかかってショートしたりする危険性があるからです。

エアコンの電流をシャットアウトした後は、掃除に必要な次のものを準備しましょう。

  • エアコンクリーナー
  • 掃除機
  • ブラシ
  • つまようじまたは綿棒
  • ゴム手袋
  • ゴミ袋またはビニール袋
  • 養生テープ
  • マスク
  • メガネまたはゴーグル

掃除機は、フィルターに付着したホコリを吸い取るために使用します。ブラシはフィンの表面のホコリや汚れを取り除くため、柔らかいものがおすすめです。細かい部分の掃除は、つまようじや綿棒を使用すると効果的です。

エアコンクリーナーの洗浄液は刺激が強いため、手が荒れやすい場合はゴム手袋を用意しておきましょう。マスクやメガネが必要な理由は、洗浄液やホコリなどを吸いこまないようにするためです。

フィン掃除の手順

マスクやゴム手袋などを装着して準備が整ったら、フィンの掃除を始めましょう。フィン掃除の基本的な手順は、次の通りです。

  1. カバーを開けフィルターを外す
  2. カバーなどを取り外す
  3. フィンのホコリを取り除く
  4. 電装部分や壁を養生する
  5. クリーナーをフィンにかけ10分放置
  6. 部品を戻し送風運転する

それでは、各手順を詳しく解説します。

1.カバーを開けフィルターを外す

まず、前面のカバーを開けます。エアコンが高い位置に取り付けられている場合は、脚立があると便利です。カバーの開け方はエアコンによって異なりますが、基本的には左右にあるくぼみを手前に引っ張ると開きます。

カバーを開けると、フィルターが姿を現します。ホコリが多い場合は、取り外す前に掃除機で吸い取っておきましょう取り外し方はエアコンの種類によって異なりますが、基本的には手前部分を軽く浮かすと引き抜けます。

取り外したあとは裏面に付着したホコリも吸い取ると、フィルターのお手入れも同時進行で行えます。最近のフィルターは水洗いできるものも多いため、洗面所や風呂場で汚れを取り除くといいでしょう。

水洗いする際はホコリのついた表面をこすったり、シャワーを当てると目詰まりしやすくなるので、まずは裏側からシャワーを当てて流せるほこりは先に取り除くと良いです。

水洗いのあとは乾いた布で水分をよく拭き取り、乾かします。劣化を防ぐためにドライヤーや太陽光には当てず、陰干しで完全に乾かすのがポイントです。

2.カバーなどを取り外す

エアコンのカバーは、上に持ちあげれば一定の位置で固定されます。しかし、エアコンの種類によっては、カバーを取り外さなければ掃除しにくいことがあります。カバーが固定されている部分を中央に寄せたり上下させたりすると、取り外せるケースが多いです。

取り外し方はエアコンの種類によって異なるため、取扱説明書で確認してから行いましょうカバーを取り外す際のポイントは、片方ずつ行うことです。一度に左右両方を取り外そうとすると、カバーが落下する危険性があるからです。

取扱説明書を読んでも上手く取り外せない場合は、メーカーのコールセンターに問いあわせてみてください。無理に取り外そうとすると部品が割れ、取り付けできなくなる可能性があります。

3.フィンのホコリを取り除く

フィンの表面に付着したホコリを掃除機で取り除きましょう。掃除機にブラシのアタッチメントがある場合は、使用するとお手入れしやすくなるのでおすすめです。次に、ブラシを使用して細かい部分のホコリを取り除いていきます。

ホームセンターや家電量販店などでは、フィン掃除専用のブラシも販売されています。

専用ブラシが用意できない場合は、柔らかめの歯ブラシでも代用可能です。力を入れすぎるとフィンが曲がり、故障につながる可能性があるので注意しましょう。

フィンはデリケートな部品なので、適度な力で丁寧にお手入れすることがポイントです。ブラシが届かない部分は、つまようじや綿棒を使用すると効果的です。

4.電装部分や壁を養生する

フィンのホコリを十分に取り除いたあとは、電装部分や壁を養生しましょう。エアコンクリーナーは噴射力が強いため、電装部分や壁に飛散する可能性があるからです。電装部分に洗浄液がかかると、エアコンの故障や火災を引き起こすリスクがあります。

洗浄液が壁にかかると、シミが残ることもあるので注意しましょう。養生は、次のような自宅にあるもので十分です。

  • ゴミ袋
  • ビニール
  • ラップ など

洗浄液が下に垂れる可能性もあるため、床にも養生しておくと安心です。養生する際には、ホームセンターや100円ショップなどで販売されている養生テープを使用しましょう。養生テープは剥がすことを前提に作られているため、貼った跡が残りにくくなります。

養生テープがない場合は、マスキングテープを使用するのもいいでしょう。しかし、マスキングテープは養生テープより粘着力が弱いため、掃除の途中で剥がれる可能性があります。

5.クリーナーをフィンにかけ10分放置

電装部分や壁などの養生が終わったら、ようやくエアコンクリーナーの出番です。フィンから5cm程度の距離を空け、エアコンクリーナーを全体に吹きかけます。

エアコンクリーナーの種類によっては臭いが強く、室内にホコリが舞う可能性があるため、必ず窓を開けてから行いましょう。

洗浄液は一旦ドレンパンが受け止め、ドレンホースを伝って外に排出されます。エアコンクリーナーを吹きかけたあとは10分程度放置し、洗浄液のすべてが排出されるまで待ちましょう。使用量は、1回の掃除で1本が目安です。

量が少ないとホコリや汚れがドレンホースに詰まり、十分に排出されない可能性があるので用量通りに使用しましょう。ドレンホースが詰まったまま放置すると、エアコン使用時に出る結露水がせき止められ、水漏れを起こすリスクもあります。

また、エアコンクリーナーは家庭用の多くのエアコンに対応していますが、使用できない種類もあるので事前に対応機種を確認しましょう。使用できないのは、おもに天井埋込タイプや天井吊り下げタイプなどの業務用のエアコンです。

このほかには、一般的なエアコンとは内部構造が異なるカーエアコンにも使用できません。エアコンクリーナーが使用できない種類の場合は、自分で掃除せずに専門業者に依頼しましょう。

6.部品を戻し送風運転する

最後に、取り外したすべての部品を元の位置に戻しましょう。ただし、部品を取り付けるのはエアコンの内部が完全に乾いてから行うのが鉄則です。内部に水分が残っていると、カビが発生しやすくなるからです。

フィンの水気を乾いた布で拭きとり、フィルターを取り付けます。フィルターは左右で形状が異なるタイプもあるため、間違えないように取り外しの際にはよく確認しましょう。

エアコンの種類によっては、フィルターのプラスティック部分に「右」または「左」と記載があるのでチェックしてみてください。

カバーを取り付けたあとは、送風モードで30分~1時間程度の試運転を行います。試運転には正常な動作を確認するだけでなく、内部を乾燥させる目的があります。運転中は吹き出し口から水分が出てくる可能性があるため、床に新聞紙を敷いておくといいでしょう。

エアコン掃除を自分でやりたいけど、詳細をもっと知りたいという人には、こちらの記事が人気です。

まとめ

エアコンのフィンはホコリや汚れが溜まりやすいため、年2回を目安にお手入れすることを心掛けましょう。フィンを掃除する際にはフィルターを取り外す必要があるため、同時にお手入れすると一石二鳥です。

フィンの掃除は、市販のエアコンクリーナーを使用すれば自分でも行えます。しかし、掃除方法を誤ると故障や火災につながるリスクがあるため、不安な場合はエアコンクリーニングの専門業者に依頼しましょう。作業時間は業者によって異なりますが、1~2時間程度で済みます。

フィンの基本的なクリーニングにあわせて、抗菌や抗ウイルスコーティングなどのオプションが選べるケースもあります。最近の夏は猛暑日が多く、熱中症で緊急搬送される人も少なくありません。

エアコンの適切な使用は、熱中症予防にも効果的です。必要なタイミングで快適にエアコンを使用するためにも、フィンの掃除は忘れないようにしましょう。

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この記事の著者
駅探PICKS編集部
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