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萩焼伝統工芸士の樋口大桂が、工芸士としての自信と誇りを基に人と環境に優しいやきものを作っている伝統的工芸品萩焼専門窯元。実店舗とwebサイトがある。使用の度合いによって風合いが変化していく「萩の七化け」と言われる萩焼の特徴を尊重して作陶している。薬品によるコーティングをしていないため、この特徴や特性を楽しみながら安心・安全使用できると共に、家電製品(電子レンジ・食器洗浄乾燥機)の使用が可能。
登り窯で焼いた作品を主に扱い、坂倉新兵衛や田原陶兵衛、坂高麗左衛門、兼田昌尚など有名作家の茶碗も揃い、見ごたえ充分。店内の一角に設けられた座敷では、抹茶のもてなしもある。
陶芸作家宮田佳典さんが登り窯で焼き上げる作品が並ぶ。萩焼の中でも鬼萩と呼ばれる荒々しい風合いを持つ土を使った作品が中心で、独特の肌を楽しめる。
登り窯焼成にこだわり釉薬も自ら作る。店舗では山口県無形文化財認定の波多野善蔵と英生の父子の作品や、職人作品・湯呑1000円~を販売している。伝統的な登り窯を見学することもできる。詳細は要問合せ。
指月公園の西側、浜辺に広がる公園。園内のモニュメントや遊具、ベンチなどは、昭和56年(1981)の萩国際彫刻シンポジウムに出展された、8カ国24名の彫刻家の作品で、遊びながらアートに親しめる。
近隣の萩城下町の歴史的な景観と調和する、近代的な外観が印象的な美術館。萩市出身の実業家・浦上敏朗氏が所蔵していたコレクションを山口県へ寄贈したことを契機に開館。歌川広重や葛飾北斎をはじめとする浮世絵約5500点、中国・朝鮮などの東洋陶磁約600点などがあることでも有名。増築された陶芸館では、萩焼をはじめとする陶芸・工芸の作品も見られる。1階には美術書が閲覧できるレファレンスコーナーやミュージアムショップがある。1階の和風展示室(茶室)では、現代芸術家の作品展示なども行われる。所要1時間。
城下町の一角、菊屋横丁にある白壁・土蔵造りのギャラリー&ショップ。人間国宝・三輪壽雪、12代三輪休雪、兼田昌尚や三輪和彦など、萩を代表する作家の作品から、若手作家の手ごろで楽しいふだん使いのうつわなども販売している。気に入る作品をじっくり探してみたい。
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