
くじゅう連山
九重[ここのえ]町と竹田市にまたがる連山で、1700m級の山々が連なる。北には飯田[はんだ]高原、南には久住高原が広がる。紅葉はくじゅう連山一帯を鮮やかに染める。特にやまなみハイウェイからの眺めは格別。
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九重[ここのえ]町と竹田市にまたがる連山で、1700m級の山々が連なる。北には飯田[はんだ]高原、南には久住高原が広がる。紅葉はくじゅう連山一帯を鮮やかに染める。特にやまなみハイウェイからの眺めは格別。
寛永12年(1635)、岡藩2代藩主・中川久盛が建立。堂宇は、軒下の四隅に天邪鬼[あまのじゃく]や人面の彫刻が施された木造宝形造、本瓦曵葦きの竹田市最古の木造建築。日光東照宮造営奉行だった中川氏が連れて帰った、飛騨の匠に造らせたものだ。内部に本尊の愛染明王が安置され、恋愛成就の御堂としても有名。奇数月第2土曜10~14時無料で開帳、4・11月に2日ずつ特別に開帳(有料、300円)される。観音寺境内の円通閣を抜けた場所に立つ。
阿蘇くじゅう国立公園内に位置する高原ホテルで、日帰り入浴も可能。温泉独特の香り、湯の花で白濁した硫黄泉。天然の保質成分であるメタケイ酸を多く含む塩化物泉。2種類の源泉を楽しめる施設。開放感ある露天風呂では目に迫ってくる久住山や、落ちてきそうなほどの満天の星空も眺められ、高原の風が火照りをさましてくれる。
江戸時代の禁教期に岡城で隠し続けられたサンチャゴの鐘や聖ヤコブ像のレプリカを始めとする、キリシタン遺物を展示。隠れキリシタンが聖母マリアに見立てて礼拝した菩薩像「マリア観音」、信徒の密告を促す高札、聖杯や燭台などキリシタン遺物45点も展示。フランシスコ・ザビエルの末裔、ルイス・フォンテス神父から竹田市に寄贈されたイコン画(宗教画)616点の一部も常設展示し、全国で類を見ない藩ぐるみでキリシタン隠しをした竹田市の歴史を伝える内容となっている。展示のほか、飲食自由のフリースペースも併設。
7月中旬~8月31日限定の天然プール。湧水と自然の川とが一体化していて、真夏でもひんやり心地良い。河宇田湧水を利用した滑り台や、子どもでも安心して遊べる浅瀬のほか、更衣室や休憩所もある。
長湯温泉にある温泉施設。ゆの花の源泉は、地下から絶え間なく湧き上がる茶褐色の炭酸水素塩泉。浸かってよし、飲んで効く湯量豊富な良泉を大浴場や露天風呂、貸切風呂で存分に堪能できる。露天にはテラスもあり、心地よい風を感じながら、ゆっくりと楽しめる。岩盤浴やレストラン、宿泊施設も併設。
文治元年(1185)、緒方三郎惟宋[おがたさぶろうこれよし]が源義経を迎えるために築城したといわれている。四方を断崖絶壁の深い谷に囲まれた難攻不落の城として知られ、天正14年(1586)には約4万人近い島津軍を1000人で守ったといわれる。名曲『荒城の月』のモチーフとなったとも云われている城でもある。
江戸期から続く老舗の商家であり、現在の建物は1800年代に建設され、漆喰塗の重厚な造りが見どころ。正面母屋の「塩屋主屋」、中央にある「塩屋中蔵」、敷地最奥に立つ土蔵「塩屋古蔵」ともに国の登録有形文化財。
内湯のみの貸切風呂が2つある小ぢんまりした日帰り入浴施設。長湯温泉の褐色の湯が浴槽にたたえられる。受付は人形工房かじかで、ここで製作されるかわいい招き猫の置物が、施設内に多数あしらわれているのが女性客に好評。風呂上がりに人形の製作体験もオススメ。
童謡『いぬのおまわりさん』の作詞者として知られる竹田出身の童謡詩人、佐藤義美の記念館。館内には、逗子市にあった当時の仕事場を再現。著作の童謡や童話の初版本はもちろん、自筆の原稿や絵、筆記具などが展示されている。別棟「このこのおうち」では、絵本の読み聞かせ会も開催している。所要30分。
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