自分は結婚願望があるのに、彼氏や彼女が結婚に興味ない相手だと、どうしていいのかわからなくなりますよね。
では、結婚に興味ない人の本心はどうなのでしょうか。もしかしたら、自分は結婚できないと思い込んでいるだけで、本心では結婚を諦めきれていないのかもしれません。
今回は、結婚に興味ない人の心理や特徴、興味を持ってもらうためにすべきことなどを解説していきます。
この記事でわかること
- 「結婚に興味ない人」の理由・考え方がわかる
- 結婚に興味がない人の特徴が把握できる
- 結婚に興味がない人に興味を持たせる方法がわかる
※各情報は、公式情報や編集部独自の調査を元に抜粋しております。
「結婚に興味ない人」はおかしいどころか増えている!その心理は?

日本では、結婚に興味がない男女が年齢問わず、年々増えていると言われています。
厚生労働省から発表されている最新の「出生動向基本調査」によると、18歳から34歳の独身の男女のうち、「一生結婚するつもりはない」と答えた人の割合が2割弱おり、過去最高という結果が出ています。
さらに未婚者の3人に1人が交際自体を望んでいないという結果も。
このように、結婚しようとしない男女はなぜ結婚に興味がないのか、まずは考えられる心理を解説していきます。
結婚に興味ない理由1:恋愛自体に興味がない
結婚以前に、そもそも恋愛自体に興味がないという場合があります。
これは、本人の生まれ持った性格や、これまでの恋愛経験のなさからくる場合が考えられます。
人とのコミュニケーションが苦手という人や、自分はモテない、出会いがないなどと思い込んでいるパターンです。
また、仕事や趣味など、恋愛以外に熱中できるものがある人も恋愛に興味を持たない場合があります。恋愛しなくても充実した生活を送っているため、人生に恋愛や結婚は必要ないと考えるからです。
結婚に興味ない理由2:独身生活を手放すのが怖い

独身生活の快適さから、結婚に後ろ向きになってしまうことがあります。
自由な一人暮らしに慣れて自分のペースで生活していると、生活を変えるのも面倒だと考えるからです。誰にも気を使うことのない生活ゆえに、今さら他人と生活できるか不安になることも。
恋愛や結婚をしたくないわけではないのに、独身生活を手放すのが怖くなってしまうのです。
結婚に興味ない理由3:結婚にメリットを感じていない
恋愛には興味があり、異性とお付き合いはするものの、結婚にメリットを感じられないという人も。
結婚すると、お金も時間も自分一人のものではなくなります。自分を抑えて家族のために生きなければいけない不自由さがその大きな理由です。
また、まわりの既婚者の「結婚すると終わり」「旦那はATM」といった言葉を信じていたり、結婚しても離婚するかも、他に運命の人がいるかもなどと考えたりする人もいます。
結婚に興味ない理由4:結婚や育児のハードルが高いと考えている

恋愛や結婚はしたいけど、さまざまな理由から結婚へのハードルが高く、今はできないと考えている人もいます。
例えば、コロナ禍の不況による不安や、自分の収入がまだ十分でないという思いから、結婚・妊娠・出産・育児などに対する経済的なハードルが高くなっている場合です。
また、家事育児を手伝う時間的ハードルや、子供を持ち育てなければいけない精神的なハードルも考えられます。
自分が置かれている状況から「今はまだできない」という考えに至り、それが「結婚に興味がない」となっているわけです。
あてはまる?結婚に興味ない男性・女性に見られる主な特徴

次に、結婚に興味がない男性・女性に見られる主な特徴を6つ解説します。
どれか1つというよりは、複数重なることで結婚へ消極的になる場合が多いように思います。
自分やまわりの人に結婚願望があるのかないのか、気になる方は参考にしてください。
自信がなくネガティブ
見た目などのコンプレックスから恋愛経験がなく、「自分はモテない」「恋愛や結婚なんてできるわけない」と思い込んでいる人は、恋愛に興味を持たないようにしている場合があります。
また、ネガティブ思考のため、恋愛や結婚をしても上手くやっていく自信がないと、最初からあきらめている人もいます。
人付き合いが苦手

人とのコミュニケーションが苦手な人は恋愛も避ける傾向があります。相手の気持ちを読み取るのが苦手なので、会話も苦痛になり、なるべく一人でいたいと考えるからです。
結婚すると相手だけでなく、親への挨拶や結婚式など、人と関わる機会が増えるのも面倒だと考えます。
また、一人でなんでもできてしまう人や、一人でゆっくりするのが好きという人も、結婚への興味は薄くなるでしょう。
友達や楽しく過ごせる知り合いが多い
逆に、友達や知り合いが多い人の中にも、恋愛や結婚の必要性を感じない人がいます。いつも誰かと過ごしているため、孤独感や寂しさを感じることが少ないからです。
また、友達付き合いが充実していると、恋愛をしなくても十分楽しいので、恋愛や結婚に目が向かなくなります。
さらに、まわりが独身ばかりだとその傾向は強くなるでしょう。また、友達との付き合いが制限されるなど、面倒が起きるリスクもあるため、恋愛や結婚を避けがちになります。
没頭できる仕事や趣味がある

恋愛や結婚にかまける暇がないほど没頭できる仕事や趣味がある人は、結婚に興味を持ちづらくなります。
恋愛や結婚をしなくても人生が充実しているため、恋愛や結婚に必要性を感じないからです。
仮に恋愛や結婚をしたいと思っていても、今は仕事や趣味を優先させたい、結婚はまだまだ先でいいと考えています。
時間的・経済的に余裕がない
仕事が忙しく、毎日時間に追われる生活をしているため恋愛している時間がないという人もいます。
時間に追われていると精神的な余裕もないため、「結婚どころではない」「結婚したら家事や育児をしなければいけない」などと考えるでしょう。
また、経済的に余裕がない場合も恋愛から縁遠くなりがちです。恋愛すれば、デート代や誕生日などのイベントでお金が必要になります。金銭的余裕がなければ恋愛したくてもできないと考えています。
どちらも、時間やお金に余裕がない今の状態で結婚しても幸せになれないと思い、恋愛や結婚に踏み出せずにいるわけです。
恋愛や結婚に対してトラウマがある

過去の恋愛や結婚で、相手からひどい目にあったり、辛い思いをしたりという経験から、恋愛や結婚に消極的になる場合もあります。
それらがトラウマになっていて、もう二度と繰り返したくないと思っているからです。
本心では恋愛や結婚がしたいと思っていても、別れる結果になることや、辛い思いをすることが怖くなってしまうのです。
結婚に興味ない男性・女性に興味を持ってもらう方法とは

最後に、結婚に興味がない男性や女性に、興味を持ってもらう方法を3つ解説します。彼氏や彼女、親族が「結婚に興味がない」人に該当する場合は試してみましょう。
結婚するメリットを理解してもらう
結婚に興味のない人は、結婚したあとの具体的なイメージができていない場合が多いため、結婚するメリットを理解してもらう必要があります。
【結婚するメリット】
- ・大切な家族ができ孤独を感じにくい
- ・親を安心させられる
- ・精神的に支え合える
- ・共働きの場合は経済的に安定する
- ・扶養控除といった社会保険の優遇
結婚すると大切な家族ができ、孤独や寂しさを感じることは少なくなります。また、安らぐ場所ができ、精神的に支え合うことで、将来の不安も軽くなります。夫婦で働けば世帯収入が増え、より豊かな暮らしができるでしょう。
さらに配偶者の収入が指定の条件内であれば、所得控除や扶養控除が受けられるなど、税制上もメリットがあります。
これらのメリットをしっかり説明すれば、結婚に対する興味を持ってもらえる可能性はあります。
一生独身でいるデメリットを伝える
結婚に興味のない人は「独身でいることが良い」と妄信している可能性があります。そのため、独身でいることのデメリットを伝え、危機感を感じさせると、結婚に興味を持つ可能性があります。
一生独身でいるデメリット
- ・孤独による寂しさが募る
- ・病気やケガをしたときに困る
- ・老後など将来に対する不安感が募る
- ・働けなくなった時の経済的な不安感が募る
今は友達や知り合いに囲まれ独身を楽しんでいる人でも、それがずっと続くとは限りません。友達は家族ではないので、環境や関係が変わってしまうこともあります。
病気やケガをしたとき、助けてくれる家族がいないと困るでしょう。もし何らかの理由で働けなくなったら経済的にも困窮します。また、独身のままでは老後の不安はぬぐえません。
恐怖を植え付けるのはやりすぎですが、こういったデメリットを伝えれば、「このままじゃ不安」という気持ちが少なからず結婚へと向く可能性はあるでしょう。
結婚に対するハードルを取り除くことも大事
結婚に興味がない人は、結婚に良いイメージを持っていない場合も多いため、結婚に対する印象を変えることも大切です。
結婚に対するマイナスイメージ
- ・自分の時間がなくなる
- ・子育てできる自信がない
- ・経済的な不安
- ・責任が増える
- ・お金が自由に使えなくなる など
もし相手がこれらのマイナスイメージを持っていたら、不安に感じていることを正直に教えてもらい、解決策を提案してみましょう。
お互いの趣味や一人の時間は尊重する、共働きで世帯収入を上げる、家事や子育ては一緒に分担するなど、ルールを決めるだけで結婚へのハードルがグッと下がるはずです。
【まとめ】結婚に興味ない人も話せば変わる可能性あり!

現代では価値観が多様化しており、結婚の在り方も変わってきています。一人ひとりにそれぞれの事情や考え方があるため、結婚に興味がなくても、それは決しておかしいことではありません。
しかし、結婚に興味のない人の中にも、本心では結婚したいと考えている人もいるでしょう。もし結婚に興味ない人が身近にいて、興味を持ってほしいのであれば、真摯に向き合って話し合うことが大切です。
相手の価値観や気持ちに寄り添い尊重することで考え方が変化して、結婚に興味を持ってくれる可能性は十分考えられるでしょう。