「いざ結婚!」となったら、何をやるべきか分からないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、これから結婚を考えている人向けに、やるべきことをまとめた準備リストをご紹介します。
結婚はやることが多いので、ぜひこの記事のリストを参考に幸せな新婚生活の一歩を踏み出してみてください。
この記事でわかること
- 結婚が決まったときに準備すべきことがリスト形式でわかる
- 結婚までの段取りを把握できる
- 結婚が決まった際に準備するべき費用がわかる
結婚が決まったら把握しておきたい準備リスト

結婚でやるべきことは、主に以下のようなものになります。
それぞれで確認すべきこと、決めなければいけないことがあるので、順次チェックしていきましょう。
まずどんなことをしなければならないかを把握するために、プロポーズ後に結婚が決まったらやるべきことの準備リストを作成しました。
やること | 確認すること |
---|---|
婚約指輪・結婚指輪 | ・購入するかどうか ・指輪探し ・購入 |
両親や家族へ報告の挨拶 | ・日程決め ・場所決め ・手土産準備 |
入籍 | ・日程決め ・婚姻届の準備、提出 ・入籍後の手続きの確認、実施 |
結納・顔合わせ | ・日程決め ・場所決め ・各種準備 |
友達・上司・同僚などへの結婚報告 | ・結婚した場合の社内報告手続き |
結婚式 | ・やるかやらないか ・式場探し ・日程決め・準備 |
新婚旅行 | ・やるかやらないか ・日程決め ・場所決め ・旅行申し込み手続き |
引っ越し | ・日程決め ・場所決め ・両親との同居はするか確認 |
たくさんありますが、ひとつずつ二人で話し合いながら解決していくようにしましょう。
ここからは、それぞれのリストの詳細を解説していきます。
婚約指輪・結婚指輪を購入するか決める

まずは婚約指輪や結婚指輪を購入するかどうかを決めましょう。
ちなみに婚約指輪は入籍前の女性のみが身につける指輪で、結婚指輪は入籍後の男女が身につける指輪です。
中には婚約指輪を一人で先に購入し、プロポーズに持ち込む男性もいますが、女性の好みや指の大きさもありますので、一緒に探しにいくことが多いです。
また、婚約指輪は結婚指輪よりも一般的に高いこともあり、婚約指輪をそもそも購入しないカップルや代わりに時計を買うカップルなどもいます。
購入する場合は予算・デザインなどから指輪を探す
婚約指輪や結婚指輪を購入することに決めたら、次のような観点を2人で話し合った後に店舗に行って購入をしましょう。
・ブランド
・デザイン
・素材(カラットなど)
・予算
・刻印の有無
特に結婚指輪は毎日身につけることがほとんどですので、アフターフォローがしっかりしている店舗で購入することがおすすめです。
- ・結婚指輪の予算について詳しく知りたい人はこちら(準備中)
両親や家族へ報告の挨拶をする

これから結婚するに当たって、まず大事になってくるのがお互いの両親・家族への挨拶です。
お互いの家族の一員になるため、プロポーズが成功したらなるべく早く行うよう心がけてください。
また、相手方に失礼のないよう手土産を持っていくことも大切です。パートナーに両親の好みを聞いて、失敗しないものを選びましょう。
一般的には、新婦側の両親に対して挨拶をし、結婚の許可をもらい、その後新郎側の両親へ報告的な挨拶をします。
挨拶の時に、合わせて両家の顔合わせや結納について会話できておくと、この後の流れがスムーズになります。
入籍の日程決め、婚姻届の準備、提出
両家に対する挨拶が終わったら、入籍する日程を決めます。婚姻届には2人の証人のサインが必要になるため、サインの依頼も考えて日程を決めるようにしましょう。
また、市役所へ入籍手続きをすることになりますが、婚姻届と合わせて以下のような提出書類が必要になることも理解しておいてください。
- 2人の戸籍全部(個人)事項証明書
- 届出人の本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- どちらかが未成年の場合、父母の同意書
- 外国の方式により婚姻が成立している場合、結婚証明書
- 婚姻要件具備証明書など(外国籍の場合)
ちなみに婚姻届の提出は市役所が休みの土日祝日でも可能ですが、不備があった場合は再提出となり入籍日が変わるケースもあり得ます。
入籍日にこだわるべく土日祝日に入籍届を提出したいのであれば、事前に記入済みの婚姻届と必要書類を平日の市役所に行って確認してもらいましょう。
入籍後に必要な手続き
入籍後は姓が変わったり、配偶者ができるようになるため、以下のような手続きが追加で必要になります。
・各種名義変更
└運転免許証や保険
└銀行口座やクレジットカード
└携帯電話など
・仕事関係の手続き
国民健康保険に加入している場合は、市役所で手続きが必要になります。社会保険の場合は会社での手続きとなりますので、総務や人事担当者に確認してください。
手続きはいろいろありますが、まずは運転免許証とマイナンバーカードといった、身分証明書の名義変更を第一に行いましょう。
銀行口座などの名義変更では身分証明書の提出がもとめられるため、各種手続きのベースとして必要になってくるためです。

自分が思った以上に名義変更が必要なものはあります。手続き漏れを防ぐためにも、名義変更が必要なものは何かを考えてリストアップしておくのがおすすめです。
結納・顔合わせをやるかどうかを決める
まず、そもそも両家で結納や顔合わせをするかどうかを決め、やる場合はどちらで行うのかを決めましょう。基本的には新郎側がリードしてまとめていくのが望ましいです。
結納とは婚約の儀式のことで、結納金や結納返しなどある程度まとまった金額が必要になってきます。
対して顔合わせは両家合同の食事会であり、結納よりカジュアルな雰囲気でできるといった違いがあります。
一昔前は結納が必須のように捉えられていましたが、価値観の変化によりカジュアルな顔合わせで済ませるカップルも増えてきています。
結納・顔合せ(日程決め、予約、準備)
結納や顔合わせは関係者が多いので、余裕を持った日程決めが必要になります。
日程決めについては、両家の都合を聞きつつ「大安」「友引」など縁起の良い日にちを定めましょう。また、合わせて両親のみなのか、兄弟まで含むのかも決めておいてください。
日程が決まった後は、料亭にするのかホテルにするのか場所を決め、予約をします。参加者のアレルギーや好き嫌いもリサーチしておけるのがベターです。
結納の場合は、結納金や結納品、結納返しなどをどうするかを両家それぞれと話し合い準備する必要があります。
また、結納で着物を着る場合は、レンタルや着付けの手配も事前にする必要があることを認識しておきましょう。

実際、結納や顔合わせはお互いの家柄によっても異なります。「どちらかの家が結納をするのが当たり前」と考えている場合、そちらに合わせるしかなくなってくる場合も。。。意外と最初に揉めやすいポイントのため注意が必要です。結納金や結納返しなどで意見の食い違いが出ることもあるため、トラブルにならないようにしっかり二人で両家の意見をまとめましょう。
友達・上司・同僚などへの結婚報告
親しい友達であれば、プロポーズの段階で報告していると思いますが、友達同士で情報の格差を作らないように上手く伝えていくのがおすすめです。SNSで一斉に報告するのもアリでしょう。
会社については報告するタイミングに決まりはないものの、特に上司には絶対に結婚報告をしてください。その後に同僚に報告するのがマナーとなっています。
上司への報告はできれば直接が望ましいですが、難しい場合は電話→メールの順で行いましょう。
結婚式の準備、まず実施の有無や規模を決める

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、結婚式の平均費用は303.8万円です。
一生に一度の舞台とは言え、大きな費用が必要になるものなので、マストではありません。
そもそも結婚式をやるかやらないか、やるとしたらどのくらいの規模で行うかを二人で必ず話し合って決めましょう。
また、やる場合は事前に両家の両親に和装か洋装かなどの結婚式への参加意向含めて確認しておくのがおすすめです。
場合によってはご両親や祖父母から援助を受けられることもあります。
結婚式の式場探し・日程決め・準備
結婚式をすると決めた場合は、まずは式場探しを行います。
出身地が夫婦で異なる場合は、どの都道府県で行うのかを決め、その後どのようなスタイルの式場で挙式したいのかという流れで決めていくのが一般的です。
合わせて、予算内で挙式できるかや、費用感も確認しつつ探しましょう。ブライダルフェアや見学会などにも積極的に足を運び、後悔のない挙式を計画していってください。
式場を決められたら、続いてコーディネーターと日程決めを行い、細かな準備に入っていきます。具体的に行う準備リストについては以下の通りです。
- ・挙式・披露宴の進行と演出
- ・BGM
- ・ゲストの人数
- ・装花、テーブルコーディネート
- ・ペーパーアイテム(招待状・座席表など)
- ・引出物、プチギフト
- ・衣装、ヘアメイク
- ・料理、ドリンク、ウェディングケーキ
- ・カメラマン、司会者
- ・写真の前撮り、後撮り
- ・オープニングやエンディングムービー
多くの場合はコーディネーターも提案をしてくれますが、予算がどんどん膨れ上がっていってしまうこともありますので、2人で話し合って準備をしていきましょう。

結婚式はこだわりが強いほど、自分たちでやることが増えます。意外と決めることが多いので、スケジュールを組んで計画的に準備を進めるのがよいです
新婚旅行の場所や日程決め、手続き
新婚旅行にいく場合は、場所か予算から決めていくのが一般的です。
予算を先に決めている場合は、予算の範囲内で行けるところから選ぶと良いでしょう。いきなり旅行会社へ相談しにいくのもおすすめです。
場所が決まったら日程を決め、航空券や宿泊施設、ツアー予約を行い、申し込み・支払いなどの必要な手続きを行います。
海外に行く場合は、パスポートの申請や更新が必要になることもあります。余裕を持って行動するようにしてください。
引っ越しをする

同棲していた場所で新婚生活をする場合、名義人の姓が変わるのであれば変更手続きが必要になります。
引っ越しをする場合は、新生活に必要なものやかかる費用を算出し、新居探しと引っ越し準備を行います。
引っ越し準備では、不動産会社へ部屋を引き払うことを伝えるのと、引っ越し業者に依頼するというアクションが必要になってきます。
引っ越しをして住所が変わると、転出・転居届の提出や、運転免許証・クレジットカードなどの住所変更の手続きも必要になりますので、合わせて行っておきましょう。

引っ越しと入籍のタイミングが違うと、名義変更・住所変更を全て2回ずつ行うことになります。よく準備をして同じタイミングで行えれば手間を省けるためベストです。
- 結婚にはどれくらいの予算がかかるのかを確認したい人はこちら(準備中)
結婚準備リストをこなすためにスケジュールをアプリで共有!
結婚準備リストをしっかりこなすためには、アプリを活用してスケジュールを二人で共有していくのがおすすめです。
いつまでに、誰が、何をどこまでするのか。お互いに常に認識しておき、予定通りにタスクを消化できる体制を整えましょう。
結婚するなら、生活や将来についてしっかり話合うことも大切!
「結婚=ゴール」ではありません。結婚は二人の新生活のスタートです。結婚をするのであれば、お互いが気持ちよく生活できるようにルールを決めておきましょう。
二人で決めておくべきルールの例は、以下のようなものがあります。
- 喧嘩した時の仲直りのルール
- お金がかかる出費が発生しそうなど時はどうするか
- 子どもはどうするか
- 家事はどのような分担で行うか
細かなことで行き違いがあると、積もり積もって大喧嘩に発展することもあります。常に二人で話し合うことを意識するよう心がけてください。
実際、結婚費用ってどれくらいかかるの?
ゼクシィ結婚トレンド調査2022によれば、結婚費用の総額は平均で371.3万円となっています。
結婚となると、指輪購入から新婚旅行まで何かとお金がかかってくるのは認識しておいてください。
あらかじめ総額でいくらくらいかかるのかが分かっておければ、現時点の貯金額から逆算して予算を立てやすくなりますので、予算設計だけでも早めに行いましょう。
- 結婚にはどれくらいの予算がかかるのかを確認したい人はこちら(準備中)
準備リストを確認して幸せな結婚への第一歩を踏み出そう

今回は結婚する時の準備リストを解説しました。記事の内容の通り、結婚では非常に多くのタスクを並行的に行っていく必要がありますので、2人で相談しながら分担しつつ進めていきましょう。
結婚準備でどちらかに負担をかけすぎてしまうと、新婚生活のスタートからギクシャクした関係性になりかねません。
パートナー同士支え合うスタンスを忘れないことが一番大切です。