「真剣交際」とは、結婚相談所での婚活において、相手と将来を共に歩めるかどうかを見極める重要なステップです。
仮交際期間から真剣交際の段階に進めれば、成婚に大きく一歩近づきます。
しかし、実際に真剣交際の段階になったときに何が変わるのか、どうすればいいのか不安を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は真剣交際をはじめるタイミングから、真剣交際を進めるためのコツや注意点などを詳しく解説していきます。
忙しい人のための婚活の「真剣交際」とは
- 「真剣交際」は、仮交際を経て選んだ相手との相性を見極める期間。成婚の1歩手前
- 真剣交際のタイミング:仮交際開始から3ヶ月程度、デート回数にすると3〜5回
- 真剣交際からプロポーズまでの平均期間:約3ヶ月
- 真剣交際しても別れることは可能。破局時の注意点がある
婚活における真剣交際とは?仮交際との違い

結婚相談所の「真剣交際」は、仮交際を経て1人に絞り込んだお相手が「本当に結婚してよいか」をきちんとした交際をして見極める期間です。
結婚相談所での婚活は入会から成婚までの流れで言うと、真剣交際は成婚の1つ前の段階を指します。
- 入会
- 面談(プロフィール登録)
- お相手探し
- お見合い
- 仮交際(お互いがOKの場合)
- 真剣交際(お互いがOKの場合)
- 成婚退会
真剣交際に入ると、他の仮交際中のお相手とのやりとりはストップしなければいけません。
相談所からの紹介も止まり、検索も不可になり、自分のプロフィールも表示されなくなります。
婚活で真剣交際に進まない時のコツまとめ
結婚相談所での婚活を成功させるためには真剣交際に進まなければいけません。
しかしお見合い後の仮交際には進むものの、そこから真剣交際までたどり着くこと自体が難しいと感じるケースも多くあります。
真剣交際に進むためには、仮交際中の行動が重要です。
・お互いに負担のない頻度で連絡をとる
・デートは身だしなみや行動に注意する
・デートプランは相手の好みや共通点から考える
・何人と仮交際をしているかは聞かない
・仮交際中に結婚観や価値観をしっかり確認する
・悩んだり困ったらカウンセラーに相談!
・仮交際終了したいと思ったらしっかり意志を伝える
仮交際中はお互い負担にならない頻度で連絡を取り、相手の好みを尊重しながらデートの回数を重ねましょう。
デートの際は清潔感を意識して、身だしなみを整えることが大切です。また男女ともに相手への思いやりを持って接することを忘れずに。
婚活における仮交際の平均期間やデート回数、真剣交際に進めるコツをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
婚活で真剣交際を始めるタイミング・平均期間と注意点

まずは仮交際から真剣交際に入るタイミングや、真剣交際の平均期間など、結婚相談所での真剣交際について気になるおもなポイントと注意点を紹介します。
婚活で真剣交際に入るタイミングは?
仮交際開始から3ヶ月程度、デート回数にすると3〜5回を経て、真剣交際入るのが一般的です。ただし、人によって違うので、期間はあくまで目安としましょう。
基本的には、デートを重ねる中で「この人と1対1で真剣に交際したい」と思ったタイミングがベストです。
タイミングを逃してしまうと、ダラダラと時間だけを費やし、ダレてダメになる可能性があります。もちろんお相手の気持ちもあるので焦る必要はありませんが、コンスタントにデートを重ねて、早め早めに判断することが大切です。
真剣交際からプロポーズまでの平均期間は3ヶ月
結婚相談所では、真剣交際の期間は3ヶ月と定めているところが多くあります。これは厳守ではなく「それまでに決まるよう積極的にコミュニケーションを取りましょう」という意味の目安です。
真剣交際は、何度もデートを重ねて相手の細かい部分まで知ることが重要です。真剣交際を経て、本気でこの人と結婚したいと思えれば、プロポーズへと進みます。
真剣交際からプロポーズまでの平均期間は3ヶ月ですが、中にはもっと短い期間で成婚まで進むカップルもいます。
仮交際と同じように、ダレてしまうと上手くいきにくいので、蜜にやり取りして早めに進めることも大切です。
真剣交際しても別れることは可能!ただし破局時の注意点あり
真剣交際に進んだからといって必ず成婚まで進むとは限りません。別れを選ぶことも可能です。その場合、直接別れ話をすることも可能ですが、トラブルに繋がる可能性もあるので注意が必要です。
トラブルを避けるためには、二人で別れ話をせず、まず担当カウンセラーに連絡し、結婚相談所を通してお相手に伝える方がよいでしょう。
真剣交際を上手く進めるポイントを紹介!

婚活を成功させるためには、真剣交際に進んだあとの行動も非常に重要です。ここでは、真剣交際を上手く進めるためのポイントを5つ紹介します。
連絡頻度を落とさずお相手とやりとりする
真剣交際中は、まめにお相手とやりとりしましょう。結婚するためには相手をより深く知る必要があります。
なるべく頻繁に連絡を取り合うことで、相手の長所だけでなく、気になる部分も見つけやすくなります。
また、相手を知ると同時に、自分自身を知ってもらうことも重要です。真剣交際に進んだら、仮交際期間中と同じようにメールや電話でコミュニケーションをとることを意識しましょう。
ただし、頻繁なやり取りが苦痛になってしまうケースもあるため、あくまでもお相手に合わせるなど、相手の負担にならないよう配慮することも大切です。
繰り返しデートすることも大切!
真剣交際中はデートを重ねることが大切です。会わないとお互いに冷めてしまう可能性が高まってしまいます。
また、何度も会わなければわからないこともあります。繰り返しデートすることで、仮交際中は気付かなかった以下のような相手の素の部分が見えてくることも。
・定員への態度
・酔った時の性格
・食事のマナーなど
結婚してから「こんな人だとは思わなかった!」というようなことにならないためにも真剣交際中に相手の本質を見極めることが大切です。
結婚後の懸念事項を話し合って確認しておく
結婚は恋愛と違い、生活を共にするということです。そのため、結婚前にお互いの考え方や価値観に大きな違いがないか、確認しておくべきことをしっかり話し合っておきましょう。
・金銭感覚にズレがないか
・収入や貯蓄
・結婚式や入籍のタイミング
・子供の予定・希望人数
・家事や育児の分担
・お金の管理をどうするか
・結婚後の住まいについて
・親との同居や介護について
もし意見が合わないときは解決策をどうするか、折り合いがつくかどうかを先に話し合っておくといいでしょう。会話だけのすり合わせでは不安、という場合は「取扱説明書」として書き合う方法もおすすめです。
お互いの両親や友人に挨拶しておく
必ずしも必要なことではありませんが、お互いの両親や友人に会って挨拶を済ませておくと、その後がスムーズに進みます。
結婚後はお相手の家族や友人とも付き合っていく必要があります。先に会っておけばどんな人物なのか、うまくやれそうかなど判断できます。
困ったことがあればカウンセラーに相談を
結婚相談所の婚活は、相談できる相手がいることがメリットのひとつです。
真剣交際に移ると、二人だけで解決しなければいけないと考えてしまいがちですが、そんなことはありません。困ったことがあればカウンセラーに相談しましょう。
真剣交際期間中にやるべきでないこと

続いて、結婚相談所での真剣交際を上手に進めるためにやるべきでないことを4つ紹介します。
嘘をつく・重要な情報を隠す
結婚するためには何よりもお互いの信頼が大切です。一生を左右する結婚において、嘘や隠し事は絶対にNGです。
もし結婚後に発覚した場合、あまりにも悪質な嘘や隠し事は詐欺を理由とした離婚につながる場合があります。「少しぐらいわからないだろう」などと簡単に考えず、誠実に交際しましょう。
決め事を相手に任せっきりにする
真剣交際中は結婚に向けてさまざまなことを話し合う必要がありますが、その際に大事な決め事を相手にすべて任せてしまうのはNGです。
今後生活していくうえで齟齬が生まれないよう、面倒なことでも「任せるよ」などと言わず、二人で一緒に考えることが大切です。
自分ルールを押し付けるのもやめよう
お相手との会話やデートで、自分の意見やルールを押し付けてしまうのはやめましょう。
価値観や基準は人それぞれ違います。自分のルールや意見を相手に押し付けるだけではうまくいきにくくなります。
二人にとって結婚はゴールではなくスタートなので、結婚生活を円満に送るためにも真剣交際中から相手の意見を尊重するよう意識を持ちましょう。
・メールやLINEの返信はすぐにするべき
・デートや旅行のスケジュールを細かく決める
・食事の際のルール
真剣交際中の婚前交渉はNG!
真剣交際中の婚前交渉は禁止としている結婚相談所が多いのが現状です。禁止行為は相談所によって違いますが、退会や罰金などペナルティを課されるケースもあります。
・宿泊
・宿泊を伴う旅行
・同棲
手を繋いだり、ハグやキスなどのスキンシップは仮交際からOKですが、焦ると信頼を失う可能性があるので注意しましょう。
【まとめ】婚活は真剣交際期間中の行動が大事

結婚相談所の「真剣交際」は成婚前の重要なステージです。婚活を成功させるためには、真剣交際の期間中の行動が成功のカギを握ります。
早めにすべき行動と、慎重にすべきことを判断することが重要です。判断に迷ったときはカウンセラーへ相談しましょう。
真剣交際中は相手とのコミュニケーションを密にとり、結婚のための価値観や希望をすり合わせながら本当に結婚したいと思える相手かどうかを見極めて、成婚へと導いてください。