江戸幕府直轄の銅山として始まり、昭和48年(1973)の閉山まで約400年間続いた足尾銅山。明治時代には全国の40%という産出量を誇り、東洋一といわれた銅山の作業の様子を等身大の人形で再現し、その歴史と仕組みを紹介している。全長1234kmの坑道のうち、およそ700mを公開。入口から390mまでは、トロッコ列車に乗って見学する。所要時間40分。
国道122号に面した道の駅。黒保根地区特産のマイタケや米、新鮮野菜、無添加の漬物などを販売する農産物直売所と食事処、観光案内所・無料休憩スペースのあるふれあい館、生産物加工所から成る。農産物直売所では、春にはコゴミやワラビなどの山菜、秋にはキノコも販売。食事処では群馬県内産の小麦粉やそば粉を使ったうどんやそばが自慢で、ミニそばや天ぷらがセットになったやまびこ定食1400円は店長のおすすめ。
明治11年(1878)に建てられた擬洋風建築で、和風の小屋組と洋風の外観装飾が特徴的。明治時代には群馬県衛生所・医学校として使用され、昭和51年(1976)国の重要文化財に指定。1階の展示室には、大正時代のピアノや黒漆塗りの家具などアンティークな品々が展示されている。2階中央は貴賓室となっており、黒漆塗りに金蒔絵を施した豪華な家具を見ることができる。1階には喫茶室もある。所要20分。