
ポタリングイベント企画ワークショップ
サイクリングコースを考えよう!
期間2025年7月26日(土)~8月2日(土)
会場ゆめぷらっと小城 1階 研修室
- 佐賀県 小城市
- 小城駅
佐賀県遺産である7つの歴史的建造物から成る佐賀市歴史民俗館の1つ。明治15年(1882)に設立された銀行で、むくりのある切妻屋根や銅板の窓が独特な白壁の蔵造り。建物内は畳敷きで、吹き抜けの茶の間が目を引く。伝統的な町屋建築の形式に銀行の業務に適した設計もされているのが興味深い。佐賀市重要文化財に指定されている。
江戸中期の寛政年間に佐賀藩の命を受け、初代森永十助が煙草[たばこ]の製造を始めたと伝えられている。明治期には、森永作平によって製造された煙草「富士の煙」が、当時東京で人気だった「天狗」より香りがよいと評判を呼び、佐賀の名物のひとつに。煙草専売化に伴い呉服店へと転じ、昭和9年(1934)まで呉服店を営んでいた。現在は、「森永呉服店」の看板が残る北蔵には和紅茶専門店、居宅には鍋島緞通手織工房、南蔵には手仕事の工芸品店の3つの個性的な店が、建物の風情を活かして営業している。
明治17年(1884)建築の旧古賀銀行の頭取を務めた古賀善平[こがぜんぺい]の邸宅。武家屋敷に似た配置をとった造りで、見事な欄間の細工や襖絵などみどころは多い。約50畳の大広間は圧巻。佐賀県遺産である7つの歴史的建造物から成る佐賀市歴史民俗館の1つで、佐賀市重要文化財でもある。