
静嘉堂文庫美術館
岩崎彌之助、小彌太父子によって設立された静嘉堂は、国宝7点と国指定重要文化財84点を含む6500点の東洋古美術品を収蔵している美術館。絵画をはじめ、彫刻や書跡、漆芸、茶道具、刀剣、中国陶磁など、所蔵品の内容は多岐にわたり、なかでも中国・南宋時代の国宝「曜変天目(稲葉天目)」は世界に3点しか現存していない貴重なもの。年間4回の展覧会でテーマ別に公開している。敷地内には、大正13年(1924)竣工の瀟洒な静嘉堂文庫も立ち、武蔵野の面影を残した緑豊かな庭園は散策に格好だ。
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