杉の馬場
武士たちが馬術の腕を競ったところで、その昔は杉の大樹が繁っていたことからこうよばれるようになった。現在は桜並木になっていて、秋月黒田家の遺品や武器などを展示する秋月博物館から秋月城跡へと続き、秋月の代表的な散策コースになっている。
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武士たちが馬術の腕を競ったところで、その昔は杉の大樹が繁っていたことからこうよばれるようになった。現在は桜並木になっていて、秋月黒田家の遺品や武器などを展示する秋月博物館から秋月城跡へと続き、秋月の代表的な散策コースになっている。
秋月の中心部に位置する町家。2棟続きの建物を1棟に統合し、その後再び分割されたという平行2棟型の珍しい町家。寛政11年(1799)に建てられ、後年当初の建材を使って改築された東棟はどっしりしたたたずまい。普段は実際に生活が営まれているので外観のみの見学。県指定文化財。
大分自動車道の朝倉ICと杷木[はき]ICの間に位置するサービスエリア。ここは太陽光発電など、省エネ技術を導入した「パヴァリエ エコエリア山田」。全国初のメガソーラーを導入し、電力の自給自足が可能なSAだ。旬の地産地消をテーマにした、メニューや野菜・果物も豊富に揃う。SAの新名物「山田ちゃんぽん」をはじめ、地元のブランド豚“あさくら豚米”を使用した「豚米じゅうじゅう鉄板焼」など名物料理が数多い。売店では地元の農家から仕入れる新鮮野菜も並ぶ。
店内には色とりどりに染められたバッグや絹のスカーフなど、手作りの草木染め製品がずらり。天然の染料と素材にこだわって製作されたものばかりで、やさしい風合いが魅力。売れ筋は桜染めで、淡いピンク色を出すために試行錯誤を繰り返したという。近くにある秋月工房では草木染め体験ができる。ハンカチ2000円~。
今から約300年ほど前、江戸の参勤交代に赴いて大病を患った黒田家の家臣が、江戸(東京)芝白金町にある松秀寺の日限地蔵尊を詣って一命をとりとめたところから、御分身をいただいて祀ったのが始まり。境内から秋月を一望できる。
秋月城跡にある、黒一色に塗られたかつての大手門。古処山城の搦手門[からめてもん]だったのを、黒田長興が入府した寛永元年(1624)に移されたという伝承も残っている。県指定文化財。
大同元年(806)に天台宗の寺として伝教[でんきょう]大師によって開山され、変遷を経て、現在真言宗大覚寺派の寺。本尊の薬師如来坐像(重要文化財)は伝教大師の作といわれる。毎年4月8日にはお釈迦さまの生誕を祝う「花まつり」が行われ、屋根を花で飾った花御堂の中に釈尊像が安置される。
秋月城跡にあり、正しくは内馬場裏御門。かつて側室が住む屋敷の通用門として使われた。県指定文化財。
柿やブドウといったフルーツの生産が盛んな福岡県朝倉市に位置しているサービスエリア。長田大塚古墳に隣接しており、緑の自然に囲まれたくつろげるSA。大分名物や地元食材を使用したメニューや農産物・工芸品などの地域産品が魅力。「朝倉ほとめき食堂」では、豊後牛を使用したハンバーグや大分郷土料理の「だご汁(だんご汁)」をぜひ味わって。焼き立てパン、スイーツのベーカリー「あさくら麦家」のカレーパンや山田SA名物のアップルパイも人気。
福岡藩御用窯高取焼の名品を展示する美術館。茶器のコレクションを中心に、最古の窯から年代別に紹介する。茶室もあり、自由に見学できる。所要40分。
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