あいあい岬
石廊崎の西に位置する奥石廊崎。ドライブルート沿いに展望駐車場があり、大小の岩礁に打ち寄せる波しぶき、岩場をおおう緑と絵画のような光景を眺望できる。夕暮れ時には一帯が茜色に染まり、海面に島々のシルエットが映りロマンチックだ。
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石廊崎の西に位置する奥石廊崎。ドライブルート沿いに展望駐車場があり、大小の岩礁に打ち寄せる波しぶき、岩場をおおう緑と絵画のような光景を眺望できる。夕暮れ時には一帯が茜色に染まり、海面に島々のシルエットが映りロマンチックだ。
石廊崎の先端に立つ灯台。最初の灯台は、明治4年(1871)、英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で八角形の木造灯台だった。昭和7年(1932)に暴風で大破。翌年の昭和8年(1933)に現在のコンクリート造りに建て替えられた。高さ11.4m、光達距離38km。通常、内部見学はできないが、毎年秋に灯台内部の一般公開日がある。
石廊崎のさらに奥へ進むと現れる断崖絶壁。なかでも、愛逢岬が絶好のロケーションを誇り、伊豆南端の険しい海岸美を一望できる。夕日のポイント。
温泉熱を利用した温室では、南国の花や果実が鑑賞でき、お土産や贈答用に洋ランや季節の鉢植え、観葉植物なども販売している。パーラーでは生ジュースをはじめ、喫茶として利用できる。すっぱいものが甘く感じる不思議なミラクルフルーツ体験が人気。
白砂青松の弓ケ浜から5分ほど歩いた住宅街の一画に、白壁が美しい素朴なたたずまいの浴舎が立つ。清掃の行き届いたタイル貼りの浴槽には、下賀茂温泉から引かれた無色透明の湯が注がれている。男女別の浴場は一度に10人程度が入れるほどの小ぢんまりとした規模で、大きな窓からは陽光が差し込み、明るく清潔な雰囲気。観光の途中にぶらりと立ち寄るには絶好の温泉施設といえる。
石廊埼灯台のすぐ先、岬の崖の途中に社殿が張り付くようにある神社。かつては「石廊権現」または「石廊崎権現」ともいわれ、海上の安全を守る伊波例命[いわれのみこと]を祭っている。千石船の帆柱を土台に使用した簡素な造りの社殿は、明治34年(1901)の建築だが創建は大宝元年(701)と古く、4月3日は祭典日。
切り立った高さ約260mの断崖が続く波勝崎海岸の南端の岬。小さな入江の大窪浜の波勝崎苑には、野生の日本猿が生息する。野猿は300頭以上いて、撮影したりフェンス越しに餌を与えたりできる。バス停:波勝崎口から堂ケ島発のバス(1日1本)の利用。
透明度が抜群でダイビングに最適の海岸。なかでも国立公園、石廊崎と中木の境に位置するヒリゾ浜は、船でしか行くことの出来ない独特の地理的環境から、ありのままの自然が残されている。陸路では行くことができないので、夏期にヒリゾ渡しを行っている。
青野川の河口から北へと、見事に弓のように湾曲する砂浜が長さ1.2kmにわたって続く。砂浜の背後には砂と風よけの松林が続き、白砂青松の表現が当てはまる典型的な美しい浜辺。「日本の渚百選」にも選ばれている。波が穏やかなため、夏は絶好の海水浴場となる。
石廊崎から県道16号を西へ10分ほど走り、奥石廊崎へ。絶景ポイントとなるのがあいあい岬。荒々しい男性的な海岸美を一望できる。日暮れ時、空と海が赤く染まり、小島がシルエットとなる様子は感動的。奥石廊ユウスゲ公園では、夕方から黄色い花を咲かせ翌朝にはしぼんでしまうユウスゲが群生している。見頃は7月中旬~8月上旬。
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