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東京駅の構内図・出口・ホーム・のりばを徹底解説!新幹線&乗り換えもこれで完璧

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東京駅の構内図・出口・ホーム・のりばを徹底解説!新幹線&乗り換えもこれで完璧

日本の玄関口、東京駅。新幹線や在来線が多数乗り入れる巨大ターミナル駅のため、初めて利用する人にとっては、迷路のように感じるかもしれません。この記事では、そんな複雑な東京駅を迷わずスムーズに移動できるよう、構内図、出口、ホーム、新幹線や在来線ののりばなどのお役立ち情報を徹底解説します。

東京駅の全体像を把握しよう!まずは構内図で全体マップを確認

東京駅の全体像を把握しよう!まずは構内図で全体マップを確認

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東京駅は、日本最大級のターミナル駅として「丸の内口」「八重洲口」「日本橋口」の3方向に大きく分かれています。皇居に面した丸の内口は、赤レンガ駅舎が特徴的で、オフィス街やホテルへのアクセスにも便利なエリアです。一方の八重洲口は、大丸東京店や東京駅一番街、グランスタ八重洲など商業施設が集まり、新幹線のメイン改札や高速バスターミナルも備えています。そして北側の日本橋口は、新幹線専用改札として利用されています。

さらに、広大な地下街も東京駅ならではの特徴です。丸の内側と八重洲側を結ぶ「グランスタ東京」や「ヤエチカ(八重洲地下街)」は、買い物や食事だけでなく、移動の通路としても多くの人に利用されています。そのため、地上階と地下階の位置関係を把握しておくと、迷わずに目的地へ進むことができます。
東京駅を利用する上で特に知っておきたいポイントは次のとおりです。

ポイント
  • 新幹線と在来線の乗り換え:新幹線は八重洲口側、在来線は丸の内口側にあります。また、横須賀・総武線、京葉線、地下鉄丸ノ内線は、地下にあります。それぞれの位置関係を把握することで、移動時間を短縮できます。
  • 商業施設:丸の内は赤レンガ駅舎やKITTE、八重洲は大丸東京、グランスタ東京、東京駅一番街などが代表的です。
  • 迷いやすいポイント:東京駅は日本随一のターミナル駅です。出口が複数あり、ルートを間違えると引き返すだけでかなりの時間を要することもあります。構内図で現在地や目的地、出口をよく確認してから移動しましょう。

こうした全体像を最初に押さえておくと、これから紹介する新幹線ホームや出口の情報も頭に入りやすいでしょう。

目的地の新幹線ホームはどこ?新幹線ののりばガイド

東京駅は、東海道・山陽新幹線、東北・北海道・山形・秋田新幹線・上越・北陸新幹線の新幹線ホームがあります。それぞれのホームがどの位置にあるかを事前に確認しておきましょう。

●東海道・山陽新幹線(のぞみ、ひかり、こだま)

ホーム

14〜19番線

新幹線ホームに近い改札
  • 1階:八重洲中央口、八重洲中央北口、八重洲北口、八重洲南口、八重洲地下中央口、日本橋口
  • 地下1階:八重洲地下中央口とグランスタ地下北口
特徴

1階の八重洲中央北口と八重洲北口、八重洲中央南口、八重洲南口には、東海道・山陽新幹線のりばに直結した改札があります。他の改札とは違い、新幹線ののりかえ口に行って、改札をもう一度通過する必要がないため、急いでいる方にはおすすめです。また、日本橋口には東海道、山陽新幹線の専用改札があります。在来線利用客は使用しない改札で、他の改札と比べると空いています。

●東北・山形・北海道新幹線(はやぶさ、はやて、やまびこ、なすの、つばさ、こまち)、上越・北陸新幹線(とき、たにがわ、はくたか、あさま)

ホーム

20〜23番線

新幹線ホームに近い改札
  • 1階:八重洲中央口、八重洲中央北口、八重洲北口、八重洲南口、八重洲地下中央口南口、日本橋口
  • 地下1階:八重洲地下中央口とグランスタ地下北口
特徴

東北・山形・北海道新幹線と、上越・北陸新幹線は同じホームに発着します。乗り間違いに注意しましょう。
また、日本橋口には東北・山形・北海道・上越・北陸新幹線の専用改札があります。東海道・山陽新幹線の専用改札と近い場所にありますが、別の改札のため、注意しましょう。こちらも在来線利用客は使用しないため、空いています。

平日は出張や通勤などの利用が多く、早朝・夕方は特に混雑します。また、連休などは旅行客も増えるため、さらに混雑が予想されます。特に中央通路は、在来線の利用客やお土産などを購入する人で混雑していることが多いため、急いでいる時などは、八重洲口側の改札を利用するとスムーズです。

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東京駅の出口と周辺施設について

東京駅には、皇居側に面した丸の内側と、オフィス街や商業施設が多い八重洲側、さらに八重洲口の北側に位置する日本橋側に出口があります。それぞれの場所に複数の出口があるため、目的地に近い最適な出口を把握しておくと、効率的に移動することができます。
それぞれの特徴と周辺施設をご紹介します。

●丸の内口

  • 丸の内側の出口:丸の内中央口、丸の内北口、丸の内南口、丸の内地下中央口、丸の内地下北口、丸の内地下南口、京葉地下丸の内口があります。
  • バスのりば:丸の内北口と南口にバスターミナルがあり、都営バスや東急バスに乗ることができます。また、丸の内北口2番のりばからは、一部の高速バスが運行しています。「はとバス」ののりばも丸の内南口方面にあります。
  • タクシーのりば:丸の内北口タクシーのりばと丸の内南口タクシーのりばがあります。
  • 周辺情報:丸の内口は歴史的な赤レンガ造りの外観が特徴的です。丸の内北口と南口には八角形のドーム天井があり、創建時のレリーフが取り付けられていたり、干支の彫刻が配置されたりと、こだわった内装も魅力的です。ドーム天井は待ち合わせ場所としても人気です。また、丸の内地下南口には、蒸気機関車の動輪が展示されている「動輪の広場」があり、こちらも待ち合わせ場所としてよく利用されています。
    丸の内口は、東京ステーションホテルや東京ステーションギャラリーに直結しています。周辺には、皇居外苑やホテル、丸の内ビルディング、丸の内オアゾ、KITTE丸の内、丸の内仲通りなどがあります。オフィス街にも近く、ビジネスパーソンや観光客で、丸の内側はいつもにぎわっています。夜はライトアップされた駅舎が美しく、写真撮影スポットとしても人気です。

●八重洲口

  • 八重洲口側の出口:八重洲中央口、八重洲北口、八重洲中央南口、八重洲南口、八重洲地下中央口、京葉地下八重洲口があります。
  • バスのりば:東京駅の地下には「バスターミナル東京八重洲」があり、全国各地と東京駅を結ぶ高速バス・夜行バスが数多く停車します。また、JR高速バスや都営バスののりばもあります。
  • タクシーのりば:八重洲北口を出たところに、大きなタクシーのりばが1ヶ所あります。
  • 周辺情報:八重洲口側は、高層ビルが建ち並ぶエリアです。現在、大規模な開発が計画されていて、2023年には「東京ミッドタウン八重洲」がオープンしました。日本一高いオフィスビル「Torch Tower」も建設中で、注目が集まるエリアです。
    八重洲口は、次のような商業施設も充実しています。
  • 大丸東京:駅直結の百貨店で、お土産やビジネス向けの高級手土産が豊富です。
  • 東京駅一番街:八重洲地下中央口を出たところにあり、黒塀横丁や東京キャラクターストリート、東京おかしランド、東京ラーメンストリートがあり、飲食店やお土産が充実しています。
  • グランスタ:駅の地下にはスイーツから駅弁までを取りそろえた「グランスタ東京」が、八重洲口の改札外には、レストランやカフェを中心とした「グランスタ八重洲」があります。
  • 「ヤエチカ(八重洲地下街)」:ファッションや雑貨を取り扱う店舗が充実しています。

その他、八重洲地下中央口には、待ち合わせ場所としても利用される「銀の鈴広場」があります。

●日本橋口

  • 日本橋口側の出口:日本橋口があります。
  • バスのりば:日本橋口から徒歩2分の場所にある鉄鋼ビルには、空港へのバスが停車するエアポートリムジンバスや、富士急行バスの停留所があります。鉄鋼ビルは八重洲北口からも近いのですが、新幹線と高速バスを乗り継ぐ場合は、日本橋口を利用することもできます。また、日本橋口前には、高速バスが到着する降車場があります。
  • タクシーのりば:日本橋口にタクシーのりばはありませんが、近くに八重洲北口前のタクシーのりばがあります。
  • 周辺情報:日本橋口を出たところには、オフィスや飲食店などが入る「サピアタワー」があります。また、「ホテルメトロポリタン 丸の内」は日本橋口直結のホテルです。

新幹線と在来線の乗り換えガイド

東京駅で新幹線と在来線を乗り換える人も多いでしょう。あらかじめルートを確認しておくと安心です。ここでは、新幹線と在来線の乗り換えルートと、所要時間の目安を紹介します。

●中央線(快速)、京浜東北線、山手線、上野東京ライン、東海道本線など

在来線→新幹線

JR在来線のホームは1階にあります。すべての路線が横並びであり、新幹線への乗り換えルートもほぼ同じです。

  1. 東京駅の2階にあるホームに停車します。エスカレーターや階段などを利用して、新幹線ののりかえ口がある1階に降ります。
  2. 中央通路または南通路または北通路に出ます。新幹線ののりかえ口がある八重洲口方面に向かって歩きましょう。
  3. 新幹線ののりかえ口が見えてきます。東海道・山陽新幹線に乗車する場合は、中央のりかえ口か南のりかえ口へ、東北・山形・北海道・上越・北陸新幹線に乗車する場合は、北のりかえ口か南のりかえ口へ向かいます。
  4. 各新幹線ののりかえ口付近には指定席券売機やみどりの窓口があります。チケットの購入や手続きが必要な場合は、利用しましょう。
  5. 新幹線の改札に入場します。
  6. 入場したら、乗車する車両に近いエスカレーターを利用してホームへ進みます。
新幹線→在来線

在来線から新幹線の乗り換えルートの逆になります。新幹線の改札を出たら、丸の内側に向かって進むと、各在来線のホームが見えてきます。中央線(快速)が新幹線の改札から一番離れていて、丸の内側にあります。

慣れていれば10~15分程度あれば乗り換えることができますが、通路が混雑していると移動に時間がかかるため、20分はかかると思っていたほうがよいかもしれません。特に中央通路にはお土産屋や駅弁を販売している店舗があり、かなり混雑していることもあります。

●横須賀・総武線(快速)

横須賀・総武線→新幹線

横須賀・総武線(快速)のホームは地下5階にあります。乗り換えルートは以下です。

  1. 電車を降りたらエスカレーターに乗り地下4階まで上がります。
  2. エスカレーターを乗り換えて1階まで上がります。
  3. 丸の内側に出るため、中央通路を通って新幹線ののりかえ口を目指します。
  4. 新幹線ののりかえ口が見えてきます。
  5. 各新幹線ののりかえ口付近には指定席券売機やみどりの窓口があります。チケットの購入や手続きが必要な場合は、利用しましょう。
  6. 新幹線の改札に入場します。
  7. 入場したら、乗車する車両に近いエスカレーターを利用してホームへ進みます。
新幹線→横須賀・総武線(快速)

横須賀・総武線→新幹線乗り換えのルートを逆にたどります。

乗り換えにかかる時間は15分程度です。ただし、エスカレーターやエレベーターを使う場面が増えるため、大きな荷物やベビーカーがある方はさらに時間がかかる可能性があります。

●京葉線

京葉線→新幹線

在来線の中でも、京葉線は新幹線のホームからもっとも離れた場所にあります。また、ホームは地下4階にあるため、エスカレーターなどを使って移動します。

  1. 電車を降りたら3つのエスカレーターを乗換えて1階まで上がります。
  2. 動く歩道のある通路を通り、その先にある「京葉ストリート(Keiyo Street)」を進みます。
  3. 京葉ストリートを抜けると、案内板が出てきます。案内板に従い、東海道・山陽新幹線は直進し、東北・山形・北海道・上越・北陸新幹線は斜め左に進みます。
  4. 新幹線ののりかえ口が見えてきます。
  5. 各新幹線ののりかえ口付近には指定席券売機やみどりの窓口があります。チケットの購入や手続きが必要な場合は、利用しましょう。
  6. 新幹線の改札に入場します。
  7. 入場したら、乗車する車両に近いエスカレーターを利用してホームへ進みます。
新幹線→京葉線

京葉線→新幹線乗り換えのルートを逆にたどります。

乗り換えにかかる時間は20分程度です。エスカレーターやエレベーターを使う場面が多いだけでなく、京葉ストリートなどもあり、かなり歩くことになるため、時間に余裕をもっておくことが重要です。

●丸ノ内線

丸ノ内線→新幹線

在来線の中でも、京葉線は新幹線のホームからもっとも離れた場所にあります。また、ホームは地下4階にあるため、エスカレーターなどを使って移動します。

  1. 電車を降りたらエスカレーターを乗換えて改札階まで上がります。
  2. 丸の内地下中央改札から入場し、斜め左方向にある階段・エスカレーターを使って1階まで上がります。
  3. 中央通路を通り、八重洲口方面に進みます。
  4. 新幹線ののりかえ口が見えてきます。
  5. 各新幹線ののりかえ口付近には指定席券売機やみどりの窓口があります。チケットの購入や手続きが必要な場合は、利用しましょう。
  6. 新幹線の改札に入場します。
  7. 入場したら、乗車する車両に近いエスカレーターを利用してホームへ進みます。
新幹線→丸ノ内線

丸ノ内線→新幹線乗り換えのルートを逆にたどります。

案内板が多いため、分かりやすいでしょう。乗り換えにかかる時間は10分程度ですが、混雑時にはさらに時間がかかる可能性があります。

まとめ

東京駅は、新幹線・在来線・地下鉄が集まる日本最大級のターミナル駅です。初めてだと乗り換えが複雑で難しく感じるかもしれませんが、この記事を参考にしながら、東京駅でのルートをチェックしてみてください。
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