東北新幹線のチケットは「みどりの窓口」や指定席券売機でも予約できますが、手軽さや安さを重視する方には、ネット予約がおすすめです。東北新幹線のネット予約は、JR東日本の「えきねっと」からできますが、もっと安い予約サービスもあります。そこで、東北新幹線の予約方法や「えきねっと」の利用方法などを解説します。さらに、お得で便利な予約サービスなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
格安の新幹線チケットをお探しではありませんか?
宿泊も考えている場合は、新幹線とホテルを別々に予約するより「JR・新幹線チケット+宿泊」セットプランの利用が断然お得です。
東京駅ー盛岡駅(はやぶさ普通車指定席)の場合
【料金例(大人1名)】 | 別々で予約する場合 | セットプランの場合※1 |
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新幹線料金(往復)
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30,020円
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33,300円~
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宿泊費(1泊)※2
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6,660円~
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※1:日本旅行の公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
※2:ホテルの公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
料金以外にもさまざまなメリットがあります。
- 別々に予約する手間を抑えられる
- 乗り遅れても当日の自由席には乗車可能(一部プランを除く)
- 前日の16時まで予約可能
- たくさんのホテルから選べる
東北新幹線を予約する方法
東北新幹線の切符を予約できるのは、みどりの窓口、指定席券売機、そして「えきねっと」です。さらに、旅行会社や旅行代理店でも予約が可能で、日本旅行の「新幹線+ホテル」のセットプランのように、「えきねっと」よりもお得になるサービスがあります。
この記事では、東北新幹線の予約方法を次の4つに分けて詳しく解説していきます。
- みどりの窓口
- 指定席券売機
- ネット予約(えきねっと)
- もっとお得!日本旅行のセットプラン(東京~盛岡が3,000円割引になる!?)
それぞれの特徴や予約方法、注意点を紹介します。
東北新幹線の予約方法(1)みどりの窓口
「みどりの窓口」は、新幹線や特急列車の乗車券、特急券などを予約・購入できる対人窓口で、JR駅構内に開設されています。予約や購入ができるのは、新幹線や特急列車の特急券、乗車券、グリーン券などです。乗車区間、乗車日時、人数、希望の座席種別などを伝えると、予約や発券をしてもらえる他、予約変更や払い戻しの対応もしてもらえます。
不明点があればすぐに聞くことができるのが最大のメリットですが、窓口は、繁忙期(お盆、年末年始、連休など)や通勤・通学のピーク時には混雑しがちです。並んでいる間に人気のある列車の座席が埋まってしまうこともあるため、できるだけ早めに予約することをおすすめします。また、みどりの窓口は店舗によって営業時間が異なります。特に早朝や夜遅くに利用する場合は、営業時間を確認しておきましょう。
東北新幹線の予約方法(2)指定席券売機
指定席券売機とは、JRの駅構内に設置されている無人の券売機です。新幹線の券売機は、在来線の券売機とは別に設けられています。
画面の案内に従って、乗車区間や乗車日時などを選んでいくだけで、必要な切符を予約できます。予約できるチケットは、乗車予定日の1ヶ月前の10時から当日分までの特急券や乗車券などです。指定席の場合は、券売機で座席を選ぶこともできます。インターネットなどで予約したチケットの受取りや払い戻しなどの手続きも行えます。
また、「話せる指定席券売機」が設置されている駅もあります。操作方法が分からないなど、困ったことがあった場合に備え付けの受話器で、オペレーターと直接話すことが可能です。
利用時の注意点として、みどりの窓口に比べると混雑しにくいものの、繁忙期(お盆、年末年始、連休など)や通勤・通学のピーク時には長蛇の列ができることもあります。特に当日分を予約する場合は、時間に余裕を持って駅に向かうことをおすすめします。
また、「話せる指定席券売機」は全ての駅に設置されているわけではありません。予約に関して駅員に聞きたいことがある時は、みどりの窓口を利用するほうが安心です。
東北新幹線の予約方法(3)ネット予約(えきねっと、旅行会社・旅行代理店)
JR公式予約サイトや旅行会社などの予約サイトから、新幹線の座席をネット予約することができます。
事前に乗車したい日時や区間、人数、座席の種類などを選択するだけで簡単に予約でき、場所や時間を問わずに利用できます。また、キャンセルや変更がネットでできる場合もあります。
ネット予約すると割引料金で購入できることも多く、使いこなせている人にとっては便利でお得です。一方で、「サービスが複数あって違いがよくわからない」「自分に合ったものを見つけられていない」という方も少なくないでしょう。
そこで、ここからは、東北新幹線のネット予約サービスの中から、JR公式の「えきねっと」の利用方法を紹介します。また、旅行会社・旅行代理店の予約サイトについても簡単に紹介します。
①「えきねっと」
「えきねっと」は、JR東日本のネット予約サービスで、東北新幹線などを予約できます。会員登録が必要ですが、登録料や年会費は無料です。また、チケットレスで乗車できる(新幹線eチケットサービス)、「えきねっと」限定の割引商品「新幹線eチケット(トクだ値)」が購入できる、JRE POINTを貯めたり使ったりできるなど、様々なメリットがあります。
「えきねっと」なら、場所や時間を問わずに予約でき、切符発券前であれば、キャンセルや変更、払い戻しの手続きもネットで可能です。
さらに、「えきねっと」では指定席券発売日よりも1週間早く、事前申込ができます。通常、東北新幹線を予約できるのは、乗車日1ヶ月前の10時からですが、「えきねっと事前受付」を利用すると、さらに1週間前(同曜日)の14時から事前申込ができます(実際に手配されるのは乗車日1ヶ月前の10時)。事前予約をしておけば、繁忙期でも発売日にみどりの窓口などに並ばなくても済むでしょう。
【利用方法】
- 会員登録:会員登録は、ウェブサイトからできます。氏名などの基本情報、連絡先などを入力し、「えきねっとユーザーID」とパスワードを設定します。
- カード情報の登録:クレジットカード決済をする場合は、カード情報を登録します。「えきねっと」は、クレジットカード決済の他、デビットカード、プリペイドカード、金融機関・コンビニ払いなどが利用できます。クレジットカード決済を選ばない場合は、カード情報の登録は不要です。
- 予約:会員向けのページにログイン後、乗車日時、区間、利用人数などを選ぶと、新幹線を予約できます。予約時には「新幹線eチケット」と紙の切符のどちらで乗車するかを選択します。なお、「新幹線eチケット」を利用する場合、ブラウザ版に加え、「えきねっとチケットレスアプリ」からも予約が可能です。
【乗車方法】
〇「新幹線eチケット(チケットレス)」で乗車する場合
予約時に「新幹線eチケット」を選んだ上で、交通系ICカードを紐づけておくと、紙の切符を発券せずに新幹線に乗車できます。紐づけは、申込完了ページまたはマイページから行います。乗車時は、紐づけしたICカードを新幹線自動改札機にタッチして通過します。
注意点として、「えきねっと」では一度に最大6名分の予約が可能ですが、eチケットを利用する場合、全員分の交通系ICカードを用意してそれぞれを紐づけておく必要があります。
また、東北新幹線の郡山駅-青森駅の区間では、乗車券と同時に特急券をお申込みいただくことで「えきねっとQチケ」によるチケットレス乗車も可能です。「えきねっとQチケ」は、「えきねっとチケットレスアプリ」から申し込めるサービスで、発行された乗車用のQRコードで改札を通過できます。今後は対応エリアが拡大される予定ですが、今のところJR東日本の関東・信越エリアを含む区間では利用できません。
〇紙の切符で乗車する場合
JR東日本、JR北海道、JR西日本北陸エリアの駅(一部駅を除く)に設置された指定席券売機や「みどりの窓口」で切符を受取ることができます。また、JR東海の駅では指定席券売機のみで受取りが可能です。受取りができるのは、購入手続きの完了後から乗車当日までです。
なお、新幹線eチケットサービスで購入した切符(「トクだ値」を含む)は、紙の切符に変更することが可能です。変更した場合も料金は同じですが、変更できる回数やJRE POINTの付与率が変わります。
【料金・割引】
「えきねっと」で予約する際に、紙の切符ではなく、「新幹線eチケット」を選ぶと、指定席が一律200円引きになります。
また、えきねっと限定割引商品「新幹線eチケット(トクだ値)」を予約すると、通常料金よりもお得に東北新幹線に乗車できます。「トクだ値1」「トクだ値14」「トクだ値スペシャル21」の3種類があり、商品や列車、区間によって割引率が異なりますが、おおむね5~30%割引です。
- トクだ値1:乗車日の1ヶ月前の10時から乗車前日の23時50分までの間、購入できます。東北新幹線(普通車指定席)の割引率は、5~20%です。
- トクだ値14:乗車日の1ヶ月前の10時から乗車日の14日前の23時50分までの間、購入できます。東北新幹線(普通車指定席)の割引率は、25~40%です。
- トクだ値スペシャル21:期間限定の商品です。乗車日の1ヶ月前の10時から乗車日の21日前の23時50分までの間、購入できます。割引率が高く50%引きになることもあります。
※割引率などは、「えきねっと」公式サイトの2025年3月26日時点で掲載されている情報(~2025年3月31日予約操作分)を参考にしています。
②旅行会社・旅行代理店の公式サイト
東北新幹線は、旅行会社や旅行代理店のサイトからもネット予約ができます。基本的に紙の切符の受取りが必要になりますが、指定した住所まで配送してくれるサービスが提供されていることもあります。切符の受取りに手間をかけたくない方は、配送サービスがあるか、確認しておくと良いでしょう。
駅探の「チケット予約」も自宅配送ができるサービスの一つです。配送料はかかりますが、駅探の時刻表画面からワンクリックで予約画面に遷移し、簡単にチケットを手配することができるため、便利に新幹線チケットを予約したい方におすすめです。
もっとお得!東北新幹線の予約方法(4)セットプラン
格安の新幹線チケットをお探しではありませんか?
宿泊も考えている場合は、新幹線とホテルを別々に予約するより「JR・新幹線チケット+宿泊」セットプランの利用が断然お得です。
東京駅ー盛岡駅(はやぶさ普通車指定席)の場合
【料金例(大人1名)】 | 別々で予約する場合 | セットプランの場合※1 |
---|---|---|
新幹線料金(往復)
|
30,020円
|
33,300円~
|
宿泊費(1泊)※2
|
6,660円~
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※1:日本旅行の公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
※2:ホテルの公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
料金以外にもさまざまなメリットがあります。
- 別々に予約する手間を抑えられる
- 乗り遅れても当日の自由席には乗車可能(一部プランを除く)
- 前日の16時まで予約可能
- たくさんのホテルから選べる
これを見ると「えきねっと」の限定商品を利用した場合よりも、セットプランのほうが最低料金が安いことが分かります。利用できるのは2名以上の場合ですが、ホテルが選べる、新幹線チケットの受取り先を指定できるなど、セットプランには様々なメリットがあります。日本旅行の公式サイトから、ホテルや新幹線を選ぶだけで予約が完了するため、便利でお得なサービスをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
東北新幹線のチケットをネット予約する際の注意点
「えきねっと」の限定商品や日本旅行のセットプランなどは、いずれもネットから予約します。ネット予約は簡単で便利なのですが、予約時には次の点に注意しましょう。
・自分に合う予約サービスを見極める
サイトによってそれぞれサービス内容が異なります。年会費の有無や特典、割引の条件などが様々で、新幹線の利用頻度などによっても、お得なサービスは変わってきます。比較して、自分に合うサイトを選びましょう。
・事前に会員登録を済ませておく
会員登録が必要なサイトがほとんどです。初めて利用する場合は、登録に時間がかかることもあるため、時間のある時に済ませておくと安心です。
・予約の変更やキャンセルの条件をよく確認する
変更やキャンセルには条件があり、手数料が発生する場合もあります。特に割引料金で予約した切符は変更ができないことが多いので、旅行の日程や時間が確定している場合にのみ、利用するとよいでしょう。また、予約時には変更可能な条件やキャンセル料について、必ず確認しましょう。
・クレジットカードを登録する際には情報管理に注意する
ネット予約では、クレジットカードが主な支払い方法となることが多いでしょう。オンライン上にカード情報を入力することになるため、パスワードを使いまわししないなど、セキュリティ対策を心がけましょう。また、カードの有効期限や個人情報が変わった場合には、手続きを忘れないようにしてください。
・乗車方法を確認しておく
乗車方法を事前に確認し、紙の切符が必要な場合は、指定席券売機やみどりの窓口で忘れずに発券しておきましょう。
また、eチケットサービスを利用する場合は、交通系ICカードなどとの紐づけが必要です。乗車前に必ず連携しておくようにしましょう。スマートフォンやスマートウォッチで通過する場合には、バッテリー不足にも気をつけましょう。
まとめ
今回は、東北新幹線の予約方法と、ネット予約の種類や利用方法を解説しました。また、お得な予約サービスとして日本旅行のセットプランを紹介しました。
日帰り旅行なら「えきねっと」の限定商品が、宿泊もするならセットプランがお得です。どちらも手続きは簡単なため、東北新幹線に乗る予定がある方は、今回の記事を参考にネット予約に挑戦してみてください。お得で快適な新幹線の旅を満喫してくださいね。
格安の新幹線チケットをお探しではありませんか?
宿泊も考えている場合は、新幹線とホテルを別々に予約するより「JR・新幹線チケット+宿泊」セットプランの利用が断然お得です。
東京駅ー盛岡駅(はやぶさ普通車指定席)の場合
【料金例(大人1名)】 | 別々で予約する場合 | セットプランの場合※1 |
---|---|---|
新幹線料金(往復)
|
30,020円
|
33,300円~
|
宿泊費(1泊)※2
|
6,660円~
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※1:日本旅行の公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
※2:ホテルの公式サイトで公開されている2025年3月26日時点の料金をもとに算出
料金以外にもさまざまなメリットがあります。
- 別々に予約する手間を抑えられる
- 乗り遅れても当日の自由席には乗車可能(一部プランを除く)
- 前日の16時まで予約可能
- たくさんのホテルから選べる