結婚は何歳から考えるべき?結婚適齢期や初婚の平均年齢が何歳なのか解説!

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結婚は何歳から? 婚活
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更新日:2023年5月31日

「いつかは結婚したい」「そのうち婚活をはじめよう」と思っていても、実際に何歳くらいで結婚すればいいのか、結婚適齢期はいつ?など疑問を持つ人もいると思います。

そこで今回は、結婚適齢期が何歳なのか、結婚する年代別のメリット・デメリット、結婚年齢を考える際のポイント、結婚に必要な費用の目安などを紹介します。

結婚を考えている人や、婚活をはじめようか悩んでいる方は参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 結婚は何歳から考えるべきなのかわかる
  • 結婚年齢別のメリットとデメリットがわかる
  • 何歳で結婚するか考える時のポイントがわかる

結婚は何歳から考えるべき?結婚適齢期について

「結婚適齢期」という言葉を聞くと焦りを感じてしまうかもしれませんが、結婚適齢期は人それぞれ異なります。

そうは言っても何歳から真剣に結婚を考え始めればいいか悩んでいる人も多いはずです。そこで、まず結婚は何歳から考えるべきなのか、婚姻可能年齢、現代の平均初婚年齢などから見ていきましょう。

法律で定められた婚姻可能年齢は何歳なのか

現代の日本では男性も女性も18歳から結婚が可能になります。以前は男性18歳以上、女性16歳以上でしたが、民法改正により2022年4月1日から男女ともに18歳以上となりました。

女性の婚姻可能年齢が引き上げられたことで、男女統一となり、今は18歳以上であれば何歳でも結婚することができます。

現代人は何歳で結婚してる?初婚の平均年齢を紹介

厚生労働省による人口動態調査データの推移を見ると、25年前の平成7年には男性28.5歳・女性26.3歳だった平均初婚年齢が、令和2年には男性31歳・女性29.4歳となっており、晩婚化が進んでいることが読み取れます。

女性の平均初婚率についても、25歳~29歳がピークであることは変わらないものの、割合は70.64%から49.31%と大きく減少。さらに20歳~24歳では半分以下となり、反対に30歳~34歳、35歳~39歳の割合が増加傾向にあります。

なお、晩婚化の背景には以下のようなことが考えられます。

  • 働く女性、経済的に自立した女性の増加
  • ライフスタイルや世間の結婚に対する価値観の変化
  • 経済的な事情
  • 子育て支援制度の不足

30歳前後で結婚する人も多いため、必ずしも若いうちに結婚しなければならないわけではありません。

子どもを作るのであれば若い方が結婚に適している

若いほうが妊娠がしやすく、男女ともに年齢を重ねると子どもを作る力は衰えていきます。さらに年齢を重ねてからの出産は以下のようなリスクも増えます。

  • 流産
  • 早産や難産
  • 胎児の染色体異常
  • 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病
  • 出産後のトラブル

妊娠のしやすさという観点からは若い方が結婚には適しているうえ、高齢出産のリスクを考えると、子どもが欲しいなら若いうちから結婚を考えた方が良いでしょう。

しかし、人間社会において生きる目的は結婚や子どもを産み育てることだけではありません。何歳で結婚するか考えて準備しておくことは大事なことですが、結婚適齢期は人それぞれだということは理解しておきましょう。

何歳で結婚するのがベスト?年齢別・メリット・デメリット

結婚適齢期は人によって異なるため、何歳で結婚するべきかは自分のライフプランに沿って決めればよいといえます。

ただし、若いうちに結婚する場合も、年齢を重ねてから結婚する場合もそれぞれ様々なメリット・デメリットがあります。ここではそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

18歳~20代前半に結婚するメリット

・婚活で有利なため結婚しやすい
・不妊治療の必要がないことが多い
・体力に余裕があるうちに出産育児ができる、2人目以降の計画も立てやすい
・親が元気なことが多く育児などで助けてもらいやすい
・20代の間に職場復帰できる、子育てが早く終わり余裕ができる
・収入が安定している間に子育ても終わる
・将来に向けて夫婦での財産形成を早い時期から始められる

早い時期に結婚することで妊娠に対する不安が少なく、子育てするうえでも親に助けてもらいやすいため、家族計画が希望通りに進みやすくなります。

また、若いうちから人生設計を立てることができ、将来を見据えた準備や貯金を計画的に進められるでしょう。

18歳~20代前半に結婚するデメリット

・精神的、経済的に余裕がないことが多い
・人生における経験値が少ない
・結婚によって夢ややりたいことを諦めなければいけない場合がある
・遊び盛りの時期に遊べない
・結婚や育児の経験、年を重ねるにつれて価値観が変わり離婚に繋がるリスクがある

20代前半までは、経済的にも精神的にも安定していないことが多いです。また、周囲が遊んでいる時期に自分だけ遊べないことも。自分がやりたいことがあっても、思うようにできないというデメリットがあります。

20代後半~30代前半に結婚するメリット

・20代前半よりは経済的に余裕がある
・社会人経験を活かしたキャリア復帰がしやすい
・身体面、精神面など子どもを作ることに対する懸念が少ない
・結婚を意識する年齢なので、スムーズに結婚に至りやすい
・一通りの社会経験しており、相手を見る目を養えている
・親が元気な内に孫の顔が見せられる
・人生設計が立てやすい

平均初婚年齢である20代後半~30代前半は、婚活も比較的うまくいきやすく、妊娠・出産に対する懸念も少ないといえます。

また、20代前半に比べ経済的にも余裕が出てくる時期なので結婚に対するハードルも低く、その後の人生設計も立てやすいでしょう。

20代後半~30代前半に結婚するデメリット

・キャリア形成の過程であり、仕事が忙しい
・女性の場合、仕事と家庭の二択が問われる
・まだまだ経済的には懸念もある

20代後半~30代前半は平均初婚年齢とはいえ、仕事も重要なポジションに差し掛かる多忙な時期でもあり、時間的余裕がない場合も。特に女性は家庭とのバランスを取るのが難しくなります。また、経済的にもまだ十分余裕があるとは言い切れません。

30代後半~に結婚するメリット

・精神的、経済的にある程度の余裕がある
・キャリア形成してから結婚できる
・仕事や遊びを一通り経験し、落ち着いた結婚生活が送れる
・授かり婚などでなく将来を見据えて結婚することが多いため、離婚のリスクが少なくなる

30代後半以降は経験値が高く、精神的、経済的にある程度の余裕があるため、落ち着いた結婚生活が送れるでしょう。

30代後半~に結婚するデメリット

・婚活の場合、不利になり始める年代
・年齢によっては子どもができにくい、不妊治療が必要になる
・子どもが成人したときの自分の年齢が気になる
・親の介護など、パートナーと子ども意外にも気にするべきことが増えてくる
・独身が長い分、生活習慣などパートナーとのすり合わせが大変

30代後半以降は、結婚相談所などでの婚活は苦戦する場合も。若いころよりも妊娠しづらいうえ、子育ても体力的に厳しくなるでしょう。また、親の介護などを含め、老後の心配も念頭に入れなければいけない時期に入ります。

結婚年齢を考えるときの5つのポイント

何歳で結婚するかは自分のライフプラン次第なので、ここからは具体的にライフプランを考える時に必ず頭に入れておきたい5つのポイントを紹介します。

子どもを作るかどうか

もし子どもが欲しいのであれば、リスク回避のためにもなるべく若いうちに結婚したほうが良いでしょう。反対に子どもはいらないと考えているのなら、晩婚でもまったく問題ありません。

ただし、子どもを持つ・持たないに関しては結婚相手との考えに相違が生まれる可能性があります。そのため、同じ価値観を持つ相手を見つけなければいけません。

仕事やキャリア形成をどうするか

現代では男女の格差なく、バリバリ働いている女性も多くいます。女性は特に結婚すると環境が大きく変わりやすいので、結婚が仕事に影響を及ぼすことも。

そのため、仕事において明確にやりたいことがあるならしっかりと考える必要があります。

女性の場合、子どもを持つのであれば必然的に一度は仕事から離れなければいけません。スムーズに復帰できる職場なら問題ありませんが、そうでない場合はキャリアに傷がつく可能性も考えられます。

経済的に結婚が可能かどうか

結婚や出産・育児は想像以上にお金がかかります。経済的に結婚が可能だという目算がなければ、その後の生活が大変なものになる可能性があります。

共働きだから大丈夫と思っていても、待機児童などの問題を考えると、出産後思うように職場復帰できるとは限りません。自分の稼ぎはどうか、親を頼れる環境にあるかどうかも考えておくことが大切です。

結婚に必要な費用・貯金の目安とは

ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、結婚に関連する行事、イベントなどで必要な費用は以下のようになります。

項目
平均予算
結納式や顔合わせ 32.3万円
婚約指輪
35.8万円
結婚指輪 26.1万円
挙式、披露宴、ウェディングパーティー 303.8万円
新婚旅行 33.9万円

これらのイベントは、必ずやらなくもよいものもあります。省いたり、簡略化したりする手もあるので、夫婦で相談してベストは結婚を迎えるとよいでしょう。

結婚に関連する費用や結婚に必要な準備については、次の記事で詳しく解説しております。ぜひ参考にしてください。

結婚から出産、育児については会社からお祝い金がもらえることがあり、また住んでいる場所によっては自治体から補助をもらえる可能性もあります。

結婚や出産、育児の補助制度具体例

・会社や組合からの「結婚お祝い金」
・自治体からの「結婚助成金」
・結婚に伴って退職した場合「失業給付金」
・勤務先の健康保険による「出産手当金」
・雇用保険加入の場合の「育児休業給付金」
・健康保険の「出産育児一時金」
・「児童手当」

これらは申請しないともらえないため、もらい忘れないよう注意しましょう。

次の記事ではそれぞれ結婚にかかる

結婚相手は何歳差まで許容できるか

年齢を重ねると婚活で不利になりやすいため、婚活を始めるタイミングによっては年上とのお付き合いを考えなければいけなくなることも。

その時になって「年の差婚は無理」となっては、結婚自体のハードルが上がってしまいます。そうならないように、予め自分は何歳まで許容できるのかも考えたうえで、何歳で結婚するか決めましょう。

一般的に理想とされる年の差や、年の差婚のメリットデメリットについては次の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

住宅ローンの年数から逆算する方法もおすすめ

一般的に、人生において特別かつ一番大きな買い物は家ではないでしょうか。マイホームを持つのが夢なら、住宅ローンの支払い年数から逆算して、何歳で結婚するか考えるのもアリです。

「〇歳で家を建てる」を基準に、そこから何年で返済できるのか、その年齢で家を建てるためには何歳で結婚すればいいのかを考えれば、おのずと答えが出てきます。

【まとめ】「何歳までに結婚」は決まってないが準備はしておこう

「結婚適齢期」は人によって違うため、「〇歳までに結婚すべき」という答えはありません。しかし、違うからこそ自分に合った適齢期を考えなければいけません。

子どもを持つかどうか、仕事はどうするかなどライフプランをしっかり練って、自分が何歳で結婚するべきなのかを考えて準備しておくことが大切です。

今回紹介した、各年代ごとに結婚するメリット・デメリットも参考にして、自分にとってベストな結婚年齢を探してください。

今から婚活を視野に入れたい方は、料金が安く手軽な婚活アプリがおすすめです。次の記事では婚活アプリの魅力や、おすすめの婚活アプリを紹介しているので参考にしてください。