好きな相手と交際できている人はもちろん多いですが、好きだけど別れを考えたり、実際に別れてしまうカップルも存在します。
「好き=結婚」とならないのはなぜでしょうか?この記事では、好きだけど別れる人の理由や、好きだけど別れるべきか悩んでいる時に確認したいポイントについて解説します。
この記事でわかること
- どのくらいか好きだけど別れてよかったと思っているかがわかる
- 好きだけど別れる理由がわかる
- 好きでも別れた方がいい人はどんな人なのかわかる
好きだけど別れる経験をした女性!半数以上が正解だったと回答

好きだけど別れた経験を持つ女性を対象にした株式会社ネクストレベルの調査によれば、半数以上が別れて正解だったと回答しています。
好きなまま別れるという決断は苦しいものですが、あとで振り返ってみると別れて正解だったというケースが多い傾向にあることがわかります。
ただ、好きだけど別れるということそのものには、それなりに大きな理由が。別れに至っても後悔の無いよう、長期的に考えて判断する必要があります。
好きだけど別れる理由とは?結婚観の違いや仕事の忙しさなど
好きだけど別れるという決断は、自分だけでなくパートナー側にも大きな精神的負担がかかります。それでも別れてしまうのには、どういった理由があるのでしょうか?
好きだけど別れる理由については、以下の6つが考えられます。
上記の理由をきっかけに、お互いの喧嘩が増えたり相手との距離ができたりして別れを決断することがあります。
ここでは上記の6つについて詳しく解説していきます。
結婚観が違う

特にカップルのどちらかが結婚を強く意識している場合、相手との結婚観が異なることで、好きだけど別れる決断に繋がります。
【例】
・仕事を続けたいが、相手は「結婚したら仕事をやめて家庭に入って欲しい」と言っている
・自分は子供が1人がいいが、相手は「少なくとも3人は欲しい」と言っている
・30歳までに結婚したいと思っているものの、相手にその気配が一切見られない
結婚生活はお互いの価値観がフィットしていることが非常に大切です。このように結婚観が2人で異なってくると、将来的に上手くいく未来が想像できず別れに発展しやすくなります。
金銭感覚が違う
結婚すると、お金は夫婦共有のものになります。もし2人の金銭感覚が大きく異なると、結婚しても生活が苦しくなったり、窮屈に感じることが想定でき、別れに繋がります。
【例】
・自分は物欲がなく貯金が趣味だが、相手は趣味に出し惜しみなくお金を浪費する
・1円でも安い食品を買ってやりくりをしているのに、相手は高級食材を選ぶ
・結婚式をしたいが、相手は「結婚式なんてお金の無駄」と言って聞かない
金銭感覚のズレは、離婚要因にもなりうる重要な要素です。結婚前に見極められるようにしましょう。
一緒にいても将来が見えない

一緒にいても将来が見えないとダラダラと付き合うことになるため、いくら好きでも別れる決断をすることがあります。
【例】
・将来の話をすると、相手が誤魔化してくる
・相手が職場を転々としており、仕事が長続きしていない
・生活リズムが全く合わない
恋人であればドキドキするような人でも問題ないでしょうが、結婚相手の場合は心から安心できるような人がベストです。
自分の中でどうしても許せない項目があるのであれば、早めに2人で話し合っておくか、最悪の場合別れを検討する必要があるかもしれません。
仕事が忙しい
仕事がきっかけとなり、好きだけど別れるというカップルも存在します。
【例】
・相手の出張が多く、転勤の可能性がある
・お互いにキャリアアップのため、仕事に集中している
・仕事のストレスを2人の関係にぶつけてしまう
特にどちらか一方が仕事を強く優先していると、不満に繋がる傾向があります。
また、2人の時間が取れないとデートをしたり将来のことを考えたりしづらくなるので、心が離れて別れに発展する場合も。
遠距離恋愛に疲れた

残念ながら、遠距離恋愛に疲れて好きだけど別れてしまうケースも存在します。
【例】
・なかなか会えずに寂しい思いをし続けている
・なぜ付き合っているか分からなくなってしまう
中には仕事を辞め、相手の家に住み込んでそのまま結婚する人もいますが、そこまでの行動力を出せない場合は別れを検討する人も多いです。
家族に結婚を反対された
自分は相手に欠点がないと思っていても、家族に結婚を反対されて別れることがあります。
【例】
・家柄や信仰の違い
・相手がバツイチや高年齢で、両親の理解を得られない
・自分は普通だと思っていることが、家族からおかしいと言われた
交際であれば関係ありませんが、結婚となればお互いの両親も大きく関わります。家族の反対が大きいと、別れざるをえないこともあるでしょう。
2人で解決できるなら別れなくてもよい

何か問題や課題があったとしても、2人で解決できるのであれば基本的に別れる必要はありません。
【例】
・仕事が忙しすぎるのが原因→転職して職場環境を整える
・遠距離恋愛が原因→どちらかが近くに引っ越す
・家族の反対が原因→2人で両親を説得する
原因によっては話し合いで解決策が見つかるので、最後まで諦めないスタンスも重要だと認識しておきましょう。
好きでも別れた方がいい人もいる
好きだけど別れた方がいいというケースもいくつか存在します。以下に当てはまる場合は別れを検討した方がいいかもしれません。
・浮気癖がある:結婚後も不倫をする可能性がある。
子供が産まれた場合、非常につらい思いをさせるリスクも
・束縛が激しい:結婚生活が楽しくなくなる。
子供に対して束縛する危険性も
・モラハラ、DV気質:毎日強いストレスを受けつつ生活するリスク
裁判沙汰になる夫婦も多い
・既婚者:誰も幸せにならない。
最悪の場合、性別に関わらず自分が慰謝料を請求されることもある
上記に当てはまる人は、そのまま付き合っていても幸せになれる可能性は極めて低いでしょう。
「でも、こういった点が魅力的で〜」と考えるかもしれませんが、真剣に将来を考えるなら自分を騙す必要はありません。別れを検討することをおすすめします。
好きだけど別れるべきか迷ったときに考えるポイント

好きだけど別れるべきか迷ったら、一度冷静になって以下のポイントを再度考えてみましょう。
・自分は将来どうなりたいか:仕事は?プライベートは?子供は?
その時にパートナーにどのようなサポートをしてもらいたいか
・話し合いで問題解決できるか:結婚生活では、常に2人の話し合いが必要になる
・相手に大切にされているか:結婚後も大切にされないリスクが大きい
時間は取り戻せません。現状を冷静に見極めつつ、将来や自分のために後悔のない選択をしましょう。
好きだけど別れることはある!しっかりとパートナーと会話しよう
好きだけど別れるということは、決して珍しいことではありません。まずは自分の将来を今一度真剣に考え直し、その時に今のパートナーが隣にいるべきかどうかを判断しましょう。
また、もし何か問題があるのであれば、結婚前に必ずパートナーと話し合っておくことをおすすめします。