結婚はデメリットしかない?男女が思う結婚しない理由と結婚のメリット・デメリット

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結婚を経験した人から、「結婚はデメリットしかない」という声をよく耳にすると思います。

まだ独身でこれから結婚するかどうか悩んでいる人にとって、結婚のメリットとデメリットはしっかりと認識しておきたいところです。

この記事では、結婚にはデメリットしかないといわれる理由を男女別に紹介しつつ、改めて結婚するメリットをまとめて解説します。

この記事でわかること

  • 結婚はデメリットしかないと言われる理由がわかる
  • 結婚するメリットがわかる
  • 独身を続けるデメリットがわかる

結婚はデメリットしかない?男女の結婚しない理由まとめ

結婚に対する価値観は人それぞれですが、総じて結婚に対する意識はどのように変化しているのでしょうか?

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査では、「結婚するつもりがない」と答えた男性は14.3%から18.6%にアップ、女性は10.7%から15.7%にアップと、男女問わず結婚にマイナスイメージを持っている人が増えてきていることがわかります。

このことから結婚にはデメリットしかないと考える男女が増えていると推察できますが、本当にデメリットばかりなのでしょうか。

ここでは、「結婚はデメリットしかない」と考える人が多い理由を以下の3つの視点からご紹介します。

男女共通の「結婚はデメリットしかない」と思う理由6選

まずは、男女共通で考えがちな、主な結婚のデメリットを6つご紹介します。

基本的には、独身ならではの自由さが損なわれることに対して、デメリットを感じている人が多いと言えます。

結婚はお金がかかる・自分に使えなくなる

結婚生活には、お金の問題が常につきまとうのが現実です。

結婚自体にも決して少ないとはいえない金額がかかります。具体的には、以下のような費用です。

・挙式費用:目安は300万円
 挙式しないという選択もできるが、夫婦間や親族を含めた話し合いが必要
・出産費用:目安は50万円
 一時金の給付などもあるが、手出しでまとまった金額の支払いは必要になる
・育児、教育費用:0歳〜中学生までで目安1,900万円
 私立などさらにコストがかかる場合も
・その他:習い事や医療費、趣味娯楽など家庭によって様々な費用が発生する

特に、子どもを産む場合はトータルで非常に多額のお金がかかります。

また、家族で使うお金を重視しなければならないため、稼いだ分のお金を自由に使うことができなくなるというデメリットも。結婚によって趣味を諦めたという人も少なからず存在します。

自由な時間が少なくなる・自分のペースで生活できなくなる

結婚をして家庭を持つと、常に誰かと生活することになります。

当然自分だけの自由時間は大幅に減り、家事や育児、仕事が辛くても辞められない状況になるなど、時間の制約が大きくなるデメリットが考えられます。

また、一人暮らしではなくなり、家の中で完全にな個人スペースを作ることができなくなります。趣味の部屋を持つことができなくなるため、自分だけのために人生を楽しむことは難しくなるでしょう。

結婚しても幸せになれると限らない

一昔前までは「結婚は幸せの象徴」という漠然とした印象がありましたが、最近では「結婚しても幸せになれるとは限らない」という声も多くなってきました。

事実、結婚した夫婦が険悪な関係になり、家庭内別居や離婚・不倫のような末路を迎えるケースもよくあること。これは結婚前には予測できません。

このように、結婚しても確実に幸せが保証されるわけではないという点をデメリットと捉える人が増えています。

子供を作らなければいけない

様々な夫婦の形がありますが、まだまだ世間一般的には「結婚をしたら子どもを作らなくてはならない」といった固定観念が強く残っています。

しかし、全ての大人が子ども好きというわけではありません。

子どもそのものが苦手であったり、育児をする自信がないなど、子どもを作ることに消極的な人は男女問わず存在します。

加えて、周囲からの結婚へのプレッシャーがやっと収まったと思ったら、今度は子どものプレッシャーを受ける……という精神的なストレスをデメリットに感じる人も多いです。

相手の家族との付き合いが面倒

結婚をすると、お互いの家族と関わりを持つ必要が出てきます。

お互いの両親が淡白な親戚付き合いを求めている場合は問題ないですが、昔からのしきたりなどを重視する家族の場合はさらに結婚の面倒臭さを感じることになるかもしれません。

結婚時の挨拶はもちろん、長期休暇で相手の両親の実家に帰省しなければならないなど、自由な時間が削られる可能性も。

それだけでなく、いわゆる「嫁姑問題」などが発生し、夫婦仲に亀裂が入ることも考えられます。

若くして結婚するメリットを感じない

人生は何十年と続いていくもの。20代など、若いうちに結婚するメリットを感じられないという人も多いでしょう。

若くして結婚するデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

若くして結婚するデメリット

  • 友達と遊んだり飲んだりできる時間が減る
  • 早く結婚したこと自体に偏見を受けることがある
  • 収入が少ないため、経済的な問題に発展しやすい
  • 精神年齢が低いため、喧嘩が起こりやすい
  • まだ結婚していない同年代の友人と、話や価値観がズレやすい
  • 遊びの恋愛ができなくなってしまう

このように、若くして結婚することには多くのデメリットが。これらのデメリットを不安に感じ、結婚したくないと考える男女が増えていると考えられます。

男性特有の「結婚はデメリットしかない」と思う理由3選

続いては「結婚はデメリットしかない」と思う理由を、男性特有のものに絞って3点ご紹介します。

男性特有の「結婚はデメリットしかない」と思う理由

「もしや自分は結婚に向いていない?でも結婚はしたい!」と感じている男性の方は以下の記事も参考にしてみてください。

他の女性と遊べない

若い男性なら、まだまだ多くの女性と遊びたいと考えている人も多いでしょう。結婚すると当然、世間体的にも法的にも他の女性と遊べなくなります。

結婚相手の価値観によっては、やましいことがなかったとしても「女性同席の飲み会には行くな」とNGを出されることもあるでしょう。

「生涯一人を愛し続けることはできない」という考えを持っている男性であれば、なおさら結婚への意識は遠ざかっていきます。

家事や子育てをする必要性が出てくる

結婚をすることで、価値観の異なる二人が一緒に暮らすようになります。これにより、今まで適当に済ませていた家事をきちんと行わなければならないというデメリットが生じます。

さらに、子どもができれば子育てに労力を割く必要も出てきます。

「イクメン」という言葉が定着し、家事や育児に積極的に参加しない男性=悪い男性という印象を持たれやすいことも、結婚をデメリットに感じる理由に繋がります。

結婚は責任が重い

特に男性の場合は、結婚すると「家族を養わなくてはならない」という責任がのしかかります。

お金を稼ぐことに対するプレッシャーが重くなるため、適当に生きていたいという男性にとってはこの上なくストレスに感じることでしょう。

一人暮らし・実家暮らしのような気楽な生活ができなくなり、気軽に転職することも困難になります。

女性特有の「結婚はデメリットしかない」と思う理由4選

続いて、女性特有の結婚に対するデメリットを4つご紹介します。

女性の場合は特に結婚によるライフプランの大幅な変化が予想されます。デメリットをしっかり理解しておかないと、結婚生活が困難になりかねないので注意してください。

家事の負担が大きくなりそう

今でこそ多様な価値観や生き方が広まっているものの、まだまだ「家事は女性がやるもの」という固定観念を持った男性は少なくありません。

そのため、結婚により一人暮らしだった時よりも家事の負担が増えることが考えられます。

SNS上には「共働きなのに女性側ばかり家事をやらされている」という声が多数。夫に対するストレスを感じることもあるでしょう。

仕事を辞めなければいけない可能性

結婚や出産により、女性のライフスタイルは確実に大きく変わります。

出産すれば仕事を休職したり退職したりする必要が出てきますので、仕事が好きな人は結婚に対して非常に慎重になることでしょう。

相手の親の介護を要求されそう

結婚生活は、夫婦だけでなくその両親のことも考える必要があります。相手の両親の介護を要求されるケースも珍しくなく、これをデメリットに感じることが考えられます。

自分の両親の介護ならまだしも、パートナーの親の介護は労力や精神的疲労が避けられません。結婚する前に介護問題は積極的に相手と話し合っておきたいところです。

名字が変わるのが面倒

日本では、未だに夫婦別姓の制度が認められていません。そのため、事実婚でない限り、女性は高確率で結婚によって名字が変わることになります。

名字が変わると、銀行や各種契約における細かい手続きをしなければならず、膨大な工数がかかることを面倒に感じることも。

また、名字を含めて自分の名前をアイデンティティだと感じている女性にとっては、名字を変えなければならない結婚に生理的な嫌悪感を感じる場合もあります。

結婚するメリットと独身を続けるデメリットは?

確かに結婚には男女ともにデメリットがありますが、一方でメリットがあることも事実です。また、独身で居続けることのデメリットもあります。

ここからは、結婚によって得られるメリットと、独身を続けることのデメリットをまとめてご紹介します。

結婚は人生の中でも非常に大きな決断になります。ぜひメリットとデメリットを客観的に理解した上で、後悔のない判断ができるようにしてください。

結婚することで生まれるメリット5選

まずは結婚することで生まれるメリットを5つご紹介します。

これらは独身では絶対に得られないメリットになりますので、結婚を考えている人は参考にしてみてください。

孤独を感じる時間が少なくなる

結婚後は良くも悪くも常に家に誰かがいる生活になります。

パートナーや子どもと一緒に生活することにより、孤独を感じる機会はほぼ無くなるというメリットがあります。

家族仲が良ければ穏やかな生活を送れるだけでなく、人生を一緒に歩みかけがえのない感情を得られるでしょう。

困った時に支え合える相手ができる

肉体的にも精神的にも、つらい時や困った時に頼れるパートナーができることは結婚の大きなメリットです。

心から気を許せて癒しをもらえる存在がいるだけで、精神状態は大きく上向きになるでしょう。

家族全体の収入が増える

共働き世帯の場合は、単純計算で家計収入が倍になるため、余裕を持った生活ができるというメリットもあります。車や家のような大きな買い物も、収入を合算してローン審査ができる点が大きな魅力です。

もちろん、夫婦の間で家計に対する話し合いを継続的に行うことは大切です。

お互い信頼しあえるパートナーだからこそ、お金というセンシティブな話題もオープンに話すことを意識しておきましょう。

税金や年金の負担が軽くなる

家族全体で見れば、結婚することによって税金や年金面での負担が少なくなるのもメリットの一つです。

具体的には、以下のような軽減メリットが挙げられます。

・配偶者控除:
 条件を満たすことで、納税者が最大38万円分の所得控除を受けられる
・扶養控除:主に子どもがいる場合に適用可能。
 年齢によって38〜63万円の控除
・国民年金保険料:どちらかが一方の扶養に入ることで、
 自分で年金保険料を支払わなくて良くなる(ただし将来もらえる年金額は減少する)

控除の問題は税制の話になるためやや複雑ですが、総じて「結婚により税金と年金負担が減る可能性がある」程度の認識で問題ありません。

親や親戚など周囲のプレッシャーから解放される

親や親戚から「いつ結婚するの?」「孫を早く見せてほしい」のようなプレッシャーを受けている場合は、結婚により解放されるというメリットもあります。

また、結婚することにより「あの人がずっと独身なのは、性格に問題があるのでは」などの偏見を一蹴することができます。

独身を続けるデメリット4選

続いて、独身で居続けることで生じる主なデメリットを4つご紹介します。

中には取り返しのつかない要素もあるため、現状「一生独身でいい」と思っている人もデメリットを確実に理解しておくようにしましょう。

親に孫を見せることができない

孫の顔を見たいと考える親は多いですが、独身で居続ければその願いは叶えられません。孫が見られないまま親がこの世を去ってしまった場合のことを想像してみるべきでしょう。

また、親は子どもの生活を心配し続けるもの。「親を安心させられない」というのも、独身のデメリットの一つです。

病気やメンタル面で辛い時に頼れる人がいない

一人暮らしだと、病気になった時や体調が悪くて外出できないという時に頼れる人がいません。メンタル面で疲労が溜まっている時にも不安を感じるでしょう。孤独死するリスクもあります。

独身は自由な反面、常に自分一人なので孤独感が付きまといます。今だけでなく将来の生活を見据えた上で、結婚するかどうかを決めていきましょう。

老後の健康面や経済面の不安

若いうちは独身でもいいですが、年をとったときに不安が大きくなっていくもの。特に健康面や経済面で、厳しい生活になる場合があります。

「結婚をして、子どもができて、老後に子どもに助けてもらえる賑やかな生活」と、「病床に伏していても誰も見舞いに来ることなく、自分の呼吸だけが聞こえてくる生活」のどちらが自分に合っているか、考えてみてください。

「結婚したい」と思った時は手遅れの可能性も

今は結婚したくないと思っているかもしれませんが、将来価値観がどのように変わるかは誰にも予想できません。もしかしたらいつか「結婚したい」と思い直すことも十分考えられます。

ただ、年齢を重ねてからの婚活は難しくなります。結婚したくてもできない状況になるリスクは、後から取り返しのつかない要素といえます。

【まとめ】結婚はデメリットだけでなくメリットもある!

結婚には確かにデメリットがありますが、それ以上に大きなメリットもあります。

反対に、独身で居続けることで常に孤独が付きまとったり、後から結婚するのが難しくなったりと、結婚しないデメリットも確実に存在します。

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