婚活をしていると、気になる相手が何人かいたり、複数の人からアプローチを受けたりすることがあります。
そんなとき、「同時進行していいの?」「浮気にならない?」など、同時進行することに迷いや不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
今回は、同時進行のメリットやデメリット、同時進行を上手に進めていくポイントや注意点を解説します。同時進行中の相手への断りかたも詳しく紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 婚活における同時進行のメリット・デメリットがわかる
- 婚活の同時進行をうまく進めるコツがわかる
- 同時進行を断る際の断り方の例文がわかる
※各情報は、公式情報や編集部独自の調査を元に抜粋しております。
婚活で同時進行は一般的だが、デメリットもある

婚活は通常の恋愛とは違うので、複数のお相手と同時進行することは一般的なことです。
結婚相談所や婚活アプリで婚活をしていると、活動期間が伸びるほど費用がかかってしまいます。
そのため、できるだけ早く成婚に至るために、複数人と同時進行している人は多いです。
こういったメリットもある反面、デメリットもあるのでしっかり把握しておきましょう。
婚活を同時進行するメリット
- ・成婚までが短期(になる可能性が上がる)
- ・短期な分、費用を押さえられる(結婚相談所は他の婚活よりも費用がかかる)
- ・一人がダメでもすぐ切り替えられる
- ・複数人の異性を比較できる
- ・心に余裕が持てる
1人の相手と合わないから次に行くとなるとそれだけ時間もかかります。
婚活は活動期間が延びるほど費用も掛かるものです。同時進行なら並行して比べられるため、より自分に合う相手を短期間で効率的に見極めることができます。
婚活を同時進行するデメリット
- ・複数人とやり取り、交流するので時間がとられる
- ・精神的に疲れる
- ・デート費用はかさむ
- ・仕事との両立が難しい場合も
- ・罪悪感を感じることも
- ・相手に知られるリスクがある
複数人の異性と並行してやり取りするため、時間を取られ、費用もかさむことがデメリットです。同時進行が長引けば、心身ともに疲れてしまうことも考えられます。
また、いいと思っている相手に同時進行していることがバレてしまうと、相手の印象が悪くなり、そのままフェードアウトされてしまうかもしれません。
同時進行が辛い人必見!うまく進めるポイントと注意点

婚活で同時進行をしていると、「複数人とメッセージのやり取りをするのが面倒」「相手に同時進行であることがバレた」など、辛いと感じることも。
以下のポイントを押さえておくと、負担なく上手に同時進行でやり取りできます。
同時進行していることは相手に伝える必要はない!
婚活においては、同時進行していても相手に伝える必要はありません。基本的に婚活では同時進行で複数人とやり取りしている人がほとんどです。
結婚相談所であれば複数人と仮交際をしている、婚活アプリでは複数人とマッチングしてやり取りをしているなど、めずらしいことではありません。
仮交際やマッチング後のやり取りはお互いのことをよく知り、結婚相手としてどうかを見極める段階です。同時進行をしていても「浮気」しているわけではないため、申し訳なさを感じる必要もありません。
同時進行しているとバレたときの対処法
仮に同時進行していることがバレてしまった場合でも、焦らなくて大丈夫です。その場合は「お互いのことをよく知ってから関係を進めたいから、別にやり取りをしている人もいる」と伝えましょう。
これは、「同時進行している人はいるの?」と聞かれた場合も同様です。相手も婚活をしているため、気持ちをわかってもらえるでしょう。
下手に誤魔化したり、嘘をついたりすると、「遊ばれてるのかな?」「不誠実だな」と思われる可能性があるため注意が必要です。誠実な印象を与えるためにも、しっかり理由を伝えることが重要です。
同時進行する人数は婚活方法で異なる
同時進行する人数は婚活方法で異なります。マッチングアプリでは、3〜5人と同時進行している人も。これはアプリ上でやり取りしているだけの場合もあるためです。
一方、結婚相談所は仮交際の状態になるため、2〜3人に抑えておかないとデートの日程を組むのが大変になってしまいます。
同時進行する人数が多くなるほど、メッセージのやり取りや、デートの約束などがこんがらがる危険性も。そうなると精神的な負担も大きくなるため、無理のない人数に留めておくのがベストです。
同時進行する期間は3ヶ月を目安に

同時進行して相手探しをする期間は3ヶ月を目安にしましょう。期間を決めておかないと、誰が良いか迷ったときに大変です。
「次にもっと良い人が出てくるかも!」と、無駄にずるずると婚活することになってしまいかねません。
また、あまり長い期間同時進行していると、費用もかさむうえ、婚活に疲れてしまいます。だいたい3・4回程度デートをすればどんな人かがわかるので、「期間内に見つよう!」と目標を持って行動することが大切です。
同時進行中はみんなと平等に接する
同時進行中は、より相性の良い相手を見極めるためにも、それぞれの相手と平等に接することが大切です。
例えば3人とやり取りをしているにもかかわらず、1人にだけ偏って接していては、同時進行している意味がありません。
全員と平等に接することで、それぞれの人柄や考え方、自分に合っているかなどが比べやすくなります。
同時進行中は適度な距離感を保つ
同時進行中は適度な距離感を保つことも必要です。距離を詰めすぎると、気持ちが盛り上がってしまい相手のことを客観視できなくなります。
そのときはよくても、あとになって合わないと感じるかもしれません。
同時進行していると、お断りすることも出てきます。距離を詰めすぎたために、断りにくくなったり、相手が勘違いして断ったときにトラブルとなったりする可能性もあるため、適度な距離感を保つよう意識しましょう。
体の関係はお付き合いをしてから
結婚相談所は成婚まで体の関係を禁止している場合が多いですが、婚活アプリは特に制約がありません。
そのため、深い関係になっても良いと思うかもしれませんが、流されて体の関係を持つのはNGです。
お付き合いをしていないのに、体の関係を持つと「付き合ってなくてもそういうことができる人」というイメージとなり、結婚相手ではなく遊び相手として見られてしまいます。
婚活方法問わず、体の関係はお付き合いをしてからにしましょう。キスも真剣交際をして、お互いの信頼関係が深まってからするのがベストです。
同時進行して「合わない」「本命が決まった」ときはすぐ断る

同時進行中に、相手が合わないと感じたら、断る必要があります。相手と合わない場合や本命の1人が決まった場合は、他の人へすぐに断りを入れましょう。
その際、結婚相談所の場合は、アドバイザーや紹介者にも断る旨は伝えておきましょう。断るべき相手にいつまでもダラダラ連絡をとっていると、本命に逃げられる可能性があります。
また、あなたとの連絡やデートのために時間やお金を使っている他の人に対しても失礼です。婚活アプリはフェードアウトしやすいですが、大人としてマナー違反なのでやめましょう。
同時進行をしている相手への断り方【例文】
相手とはメッセージのやり取りだけなのか、何回デートしたのかでも断り方は変わってきます。しかし、しかし、共通して言えるのは丁寧な言葉遣いで、相手への感謝や幸せを祈るフレーズを入れることです。
【合わないと感じたときに断る例文】
〇〇さんはすぐ結婚したいと言っておりましたが、私はまずお互いのことをじっくり知り合ってから結婚をしたいと思っています。
一緒に過ごす時間は楽しかったのですが、私だと〇〇さんの希望には沿えません。
今回はご縁がなかったということをお伝えしたく、連絡しました。
〇〇さんに素敵な出会いがあることを祈っております。
【本命が決まった時に断る例文】
実は、別の方とお付き合いすることになり、今回でメッセージのやり取りができなくなるため連絡いたしました。
〇〇さんとは同じ趣味を共有でき、楽しい時間を過ごせたこと、感謝しております。本当にありがとうございました。
最後になりますが、〇〇さんの幸せを心より祈っております。
婚活では求める条件を明確にしておくと相手選びに迷わない!
婚活では、結婚相手に求める条件を明確にしておくことも重要です。
条件を決めていないと、「Aさんは男らしいところが良いけど、Bさんは優しい」のように、優柔不断な状態になってしまうことも。
年収400万円以上で言葉遣いが丁寧・真面目な人など、ある程度条件を明確にしておけば、どれくらい条件に当てはまっているかを基準にできるので、相手選びに迷わずにすみます。
ただし、あまりハイレベルな条件を設定しておくとなかなか見つからないため、注意しましょう。
それでも選べない場合は、その人の良いところと悪いところをそれぞれ書き出して比べてみるのもおすすめです。
婚活で同時進行するなら結婚相談所がおすすめ!
婚活には、結婚相談所や婚活アプリ・婚活パーティーなどさまざまな方法があります。その中でも同時進行したい人は結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所では、仮交際中の段階なら複数の異性とやり取りをしてもOKなので、行っている人がほとんどです。
そのため、同時進行に対する罪悪感も少なく、迷ったときにはアドバイザーにも相談できるため精神的な負担も軽くなります。
また、婚活で求める条件を把握したアドバイザーやAIが、ぴったりの人を紹介してくれ、もしトラブルになっても対処してくれるので安心です。
結婚相談所の場合、費用は他の方法よりもかかりますが、何より効率良く婚活できるでしょう。
婚活での同時進行は普通!精神的に余裕があるなら活用しよう

婚活中、複数の相手と同時進行することは、決しておかしいことではありません。むしろ、自分に合った相手を効率よく見つけるための、婚活のテクニックといえます。
しかし、同時進行にはメリットとデメリットの両方があり、マナーやルールもあります。相手への気遣いを忘れず、適度な距離を保ちながら進めることが大切です。
また、複数の相手とやり取りをするのは精神的にも疲れるので、あまり負担にならないよう、慎重に進めましょう。
今回解説した、注意点やポイントを意識して、自分にぴったりの相手を見つけてください。