
第二回 ひわさの市
今回の目玉は、伊勢エビ!
期間2025年11月22日(土)
会場日和佐町漁業協同組合
- 徳島県 美波町
- 日和佐駅/北河内駅(徳島)駅
弁天山は標高たった6.1m。低山論争はあるが国土地理院発行の地図に記されている自然の山の中で、日本で一番低いもの。年間1万人以上が登山に訪れ、開山以来遭難無しの安心安全の功徳が得られると好まれている。頂上結婚式が行われるなど、知る人ぞ知る穴場のスポットだ。春には桜祭り、標高にちなんで毎年6月1日に山開き、元日の7~15時の初登りでは登頂証明書が先着100名に配布される。季節ごとに行事も行われる。
聖武天皇の勅願により行基が開山。白鷺に導かれてこの地に来た行基は、聖武天皇の妃、光明皇后の安産を祈願して1寸8分(約5cm)の金の延命地蔵尊を刻み、本尊とした。そのため、後に子安地蔵として広く信者を集めるようになった。弘法大師が訪れた際、本尊があまりに小さいので紛失を心配し、6尺(約1m80cm)の地蔵菩薩を刻んで胎内に納めたという。創建当時は現在のやや西側、清水の奥谷にあったが、16世紀後半長宗我部の兵火に遭う。阿波の蜂須賀家によって現在の地に再興された。元の寺が奥の院となる。
瀬戸内寂聴やモラエス、昭和を代表する書家・小坂奇石[こさかきせき]など、徳島ゆかりの文学者・書家の作品や資料を収蔵、展示するミュージアム。瀬戸内寂聴記念室では、京都にある「寂庵」の書斎を再現、著書を壁一面に展示しており、必見。