企画展「史跡二子塚古墳と周辺の遺跡 西日本最後期前方後円墳の築造背景を探る」
発掘調査で出土した貴重な遺物を展示
期間2026年1月10日(土)~3月22日(日)
会場福山市しんいち歴史民俗博物館
- 広島県 福山市
- 新市駅/上戸手駅
発掘調査で出土した貴重な遺物を展示
期間2026年1月10日(土)~3月22日(日)
会場福山市しんいち歴史民俗博物館
7つの切り口で藤田嗣治の芸術を読み解く
期間2026年1月24日(土)~3月29日(日)
会場ふくやま美術館
郷宿「阿字屋」が後世に託した資料
期間2025年10月18日(土)~2026年1月31日(土)
会場府中市上下歴史文化資料館
江戸時代に山陽道の宿駅となり、参勤交代の諸大名が宿泊する本陣が設けられて宿場町となった神辺宿。宿場内には三日市の尾道屋菅波家(西本陣)と七日市の本荘屋菅波家(東本陣)があったが、この「神辺本陣」は西本陣のこと。筑前黒田家専用の本陣だったといい、延享5年(1748)に建てられた屋敷は黒塗りの土塀に囲まれ、屋敷内には御成の間や二の間などが残り、当時の様子を物語っている。屋敷全体は広島県指定史跡、建物は広島県指定重要文化財となっている。
『山椒魚』、『黒い雨』で知られる福山市出身の作家・井伏鱒二[いぶせますじ]を中心に、英文学者で随筆家の福原麟太郎[ふくはらりんたろう]、劇作家の小山祐士[こやまゆうし]、詩人の木下夕爾[きのしたゆうじ]らの資料を展示。『黒い雨』の直筆原稿や鱒二の愛用品をはじめ、書斎も往時そのままに再現されている。所要30分。
江戸時代に山陽道の宿駅となり、参勤交代の諸大名が宿泊する本陣が設けられて宿場町として栄えた神辺。今も旧山陽道沿いには神辺本陣などの歴史ある建物が残り、町並み散策には格好だ。また、江戸後期の儒学者で漢詩人・菅茶山[かんちゃざん]の出身地でもあり、茶山の開いた廉塾と旧宅が残っている。土・日曜や祝日には、各所でボランティアガイドの説明が受けられるのがうれしい。