
企画展「再発見!博物館の収蔵品展 開館40周年」ギャラリートーク
博物館の収蔵品について解説
期間2025年9月27日(土)
会場福山市しんいち歴史民俗博物館
- 広島県 福山市
- 新市駅/上戸手駅
中世の港町・市場町である草戸千軒町(鎌倉時代から室町時代にかけて繁栄した町)の遺跡を中心に、瀬戸内の歴史と文化をテーマにしている。国の重要文化財である「草戸千軒町遺跡出土品」や「菅茶山関係資料」(菅茶山は近世後期の漢詩人・教育者)などのほか、日本屈指の古地図資料を集めた「守屋壽コレクション」を常設展示している。特に、室町時代前期、初夏の黄昏期の町並みを実物大で再現した「草戸千軒展示室」の佇まいは必見。
『山椒魚』、『黒い雨』で知られる福山市出身の作家・井伏鱒二[いぶせますじ]を中心に、英文学者で随筆家の福原麟太郎[ふくはらりんたろう]、劇作家の小山祐士[こやまゆうし]、詩人の木下夕爾[きのしたゆうじ]らの資料を展示。『黒い雨』の直筆原稿や鱒二の愛用品をはじめ、書斎も往時そのままに再現されている。所要30分。
JR福塩線府中駅近く、国道486号沿いに立つ道の駅。産直市場では、地元の農家が育てた四季折々の野菜など、府中市産をメインに県北から瀬戸内までの農産物が集まるほか、アンテナショップでは400年の伝統を誇る府中味噌、府中家具などの木工製品、伝統織物・備後絣などを揃えている。レストランは一品ずつ並んだ料理から好みのものを選べるカフェテリアスタイル。地元の野菜を使った料理をメインに「府中味噌ラーメン」や「府中しょうが焼き定食」などが味わえる。