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現存する日本最古の噴水といわれる -
兼六園といえば徽軫灯籠 -
桜(花見橋) -
霞ヶ池 -
梅林 -

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ことじ灯籠
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに「日本三名園」の一つに数えられる国特別名勝の庭園。春の梅・桜、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々の美しさで知られる。延宝4年(1676)、加賀前田家5代当主・前田綱紀の時代に最初の庭が造られて以来、代々の当主によって約180年の歳月を要して完成。総面積は約11万平方m。名の由来は、中国で名園の条件とされた宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝すべてを兼備するところから。園内には、兼六園の景観のシンボルでもある徽軫灯籠が北岸に立つ霞ヶ池や・霞ヶ池の水が翠滝となって流れ落ちる瓢池の2つの池をはじめ、築山の栄螺山や山崎山、雁行橋や花見橋が架かりカキツバタや桜が美しい曲水の辰巳用水など、変化に富んだ風情ある景観が広がる。現存する日本最古といわれる噴水、根が見事な黒松の根上松などの見どころも数多く、茶室の夕顔亭や歴代藩主の別荘であった抹茶が楽しめる時雨亭もあり、加賀百万石の伝統と美意識に浸ることができる。※山崎山の「崎」の字は正式には山+竒。