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国指定重要文化財の最大級木造民家
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国指定重要文化財・大茶の間
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上広間・格式高い格天井、襖に家紋
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大納言の間・大納言格式の折上格天井、蜃気楼の欄間
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鎌倉様式の庭園・国指定名勝
壇ノ浦の合戦後、能登に流され、生き延びた平時忠の子・時国はこの地に住みつき豪農となった。以来、時国家は現当主まで25代と続く家柄だ。現存する家屋は天保2年(1831)から28年かけて築かれた茅葺きの入母屋造。唐破風の玄関や、金の格天井がある御前の間、揚羽蝶の定紋が入った襖など随所に武家を彷彿とさせる格式の高さを感じさせる。江戸末期の作庭という庭園も見ておきたい。