弥陀ケ原は、室堂の西に広がる標高約1600~2100m、東西9km、南北3kmの溶岩台地上に発達した高層湿原で、平成24年(2012)にラムサール条約湿地に登録されている。1周約2.1km、約1時間15分の木道の遊歩道沿いには、大小3000もの餓鬼田[がきた]と呼ばれる池塘が点在し、ワタスゲの群落やタテヤマリンドウなどの花が咲いている。遊歩道は弥陀ケ原バス停から始まり、木道の周辺には黒々とした池塘が見られる。一ノ谷分岐からは笹の茂る木道を進み、追分分岐で左折。立山有料道路の弥陀ケ原出口に出ればバス停弥陀ケ原まであと少しだ。9月下旬~10月中旬の紅葉も見事。
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