カンビレーの滝
マリユドゥの滝から徒歩5分ほど上流にあり、小さな落差が約200mにわたりいくつも続く階段状の滝。カンビレーとは「神の座」という意味で、島の15カ所の神がここに集まり島創りの話し合いをしたという伝説が残り、今でも西表島の中で第一級の聖地とされている。滝には水流で小石が川底を削ったポットホールという丸い水たまりがあり、ヤゴやテナガエビなどの水生生物が生息している。
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マリユドゥの滝から徒歩5分ほど上流にあり、小さな落差が約200mにわたりいくつも続く階段状の滝。カンビレーとは「神の座」という意味で、島の15カ所の神がここに集まり島創りの話し合いをしたという伝説が残り、今でも西表島の中で第一級の聖地とされている。滝には水流で小石が川底を削ったポットホールという丸い水たまりがあり、ヤゴやテナガエビなどの水生生物が生息している。
全長18km、支流11本を持つ沖縄最大の川。流域にはオヒルギ、メヒルギなどのマングローブが生い茂る。そんな浦内川流域を遊覧するには、浦内川遊覧ボートがおすすめ。浦内橋から出航する船は、約8kmを軍艦岩まで遊覧。そこから上陸し、山中へトレッキングができる。木々が生い茂るジャングルを歩いて30分ほどで、日本の滝100選にも選ばれているマリユドゥの滝を一望できる展望台に出る。約16mと落差こそ大きくはないが、白い糸を幾重にも流したような水の流れが美しい。展望台から15分ほど行くと、神々が座して島の創成をしたという伝説が残るカンピレーの滝に到着する。なだらかな段差で滝の姿が神々しい。
今年の豊作の感謝と来年の五穀豊穣を願う島最大の祭り「結願祭」を行う嘉保根御嶽の中に置かれている2つの石のことで、この大小2つの石を担ぎ落すことで雷をよび雨をもたらすと伝えられている。昭和47年(1972)に竹富町指定文化財に指定されている。
黒島港からも近い西ノ浜は、美しい白い砂浜が約2kmにわたって弧を描く広い海岸で、4月から9月にかけてのウミガメの産卵の地としても知られている。エメラルドグリーンの海の向こうに西表島や新城島が一望でき、八重山にいる気分も高まる。遊泳不可。
石垣島から南西53kmの、日本最南端の有人島。高那崎には日本最南端の碑が立つ。サトウキビ栽培が中心ののどかな島で、中央に集落がある。この島は緯度が低いため、本州で見ることのできない南十字星が観測でき、口径200mm屈折式望遠鏡を備えた星空観測タワーが人気をよんでいる。
石垣島の南西24km、黒島と西表島の中間に位置する、上地島と下地島の2島からなる新城島。島と島が離れているところから、パナリと呼ばれている。下地島は島全体が牧場。上地島には昔ながらの集落があり、人口は13人。島周辺は手つかずの海で、集落では沖縄の原風景が見られる。定期船はないので、島を訪れるにはツアー参加が必要。
沖縄県で2番目の面積を誇り、その9割を亜熱帯の森で覆われている西表島は、イリオモテヤマネコをはじめとする熱帯、亜熱帯の動植物が数多く生息し、「野生生物の宝庫」とも呼ばれている。エコツアーが盛んで、山から海まで存分に楽しむことができる。
ピナイサーラとは「ヒゲのような」という意味。頭上からおよそ55mの高度を落下してくるさまは圧巻。船浦海中道路からも遠くに見ることができる。迫力を楽しみたい人はツアー参加がおすすめ。
島のほぼ中央にある標高約34mの島一番の小高い丘。一帯にはヤシ科のビロウ(クバ)をはじめ熱帯、亜熱帯の植物がうっそうと繁り、木陰を吹き抜ける風が気持ちいい。頂上付近には鳩間島灯台と、琉球王朝時代に不審船を見張った遠見台が復元されている。八重山民謡の中でも有名な『鳩間節』は、この丘の頂上から西表島の方角を眺め、船が行き交う光景や島の人の様子を唄ったもの。遠見台からは目の前に大きく横たわる西表島やサンゴ礁に囲まれた真っ青な海が眺められる。竹富町指定の天然記念物。
浜シタンの群落から北側に広がる砂浜。人が少なく、浜辺でのんびりできる。西向きの浜なので、静かに夕日を眺めるのにおすすめ。潮の流れがあり、遊泳には向いていないので、水遊び程度にとどめよう。
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